SHARP 画像センサ

画像処理用語集

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画素

CCDにはマトリックス状に敷きつめた電荷素子(縦方向:480素子、横方向:512素子)があり、この1素子が1画素になります。


カラーフィルター

カラーフィルターとは、取込画像に赤、青、輝度、任意色のフィルターをかけ、そのフィルター色を明るくグレー表示する方法です。
その後、従来のグレー画像での計測プログラムを行うことができます。

カラーフィルター画像

ガンマ+補正

中間濃度が少し暗いときに使用します。

ガンマ+補正画像

ガンマ-補正

中間濃度が少し明るいときに使用します。

ガンマ-補正画像

輝度

色の明るさの度合いを指します。


境界処理

ウィンドウ境界の設定(有効/無効)


空間フィルター

空間フィルターとは、取り込んだ画像データのノイズや歪みを取り除き、または抽出/強調することで画像の有す情報を人間にとって見やすくしたり、画像をある標準的な形に変換して、判定や認識を容易に行えるようにする処理のことです。
IV-C35Mでは平滑化(平均/中央)、エッジ強調、エッジ抽出、水平エッジ、垂直エッジの6種から選択します。

空間フィルター画像

グレーサーチ(補正グレーサーチ)

グレーサーチとは、登録画像とカメラからの入力画像間で一致度を算出し、入力画像上で基準画像と一致する点を検出する方式です。

グレーサーチ(補正グレーサーチ)画像

グレー処理(グレー画像処理)

CCDカメラで撮像した画像データを、濃淡そのままに扱う画像処理です。

・ 2値画像処理(1画素=1ビット)に比べ、8ビット(1画素、256階調)のグレー情報を全て生かした結果が得られます。

[長所]濃淡の変化情報が含まれる分、理論的には精度/信頼性に優れています。

[短所]膨大な情報量を処理するため、処理時間の短縮が課題となります。


高周波点灯

蛍光灯を商用周波数の電源で点灯させると、50Hzまたは60Hzのサイクルで点滅を繰り返します。一方、CCDは60Hzの周期で走査しており、これが蛍光灯の点灯周期と干渉するため、画像の明るさが不安定になります。
蛍光灯の点滅周波数を高くする(高周波点灯)ことで、干渉がなくなり安定した画像が得られます。


コンピュータリンク

予め決められた通信手順がプログラマブルコントローラ(PC)側にあり、これと外部コンピュータ等とデータをリンクする方法です。IV-C35Mではシャープ、オムロン、三菱のPCのコンピュータリンクをサポートしており、PC側の通信プログラムは不要です。

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