「ウィザード」とは計測設定操作を誰でもわかりやすく、間違いなく行えるようにするための、設定支援ソフト機能です。各ステップごとにコンピュータがアンケート式に質問を問いかけ、オペレータはそれらを答えることで設定を進めていく方法です。
初めて設定される人や、設定に不慣れな人には便利は機能です。その反面、操作に慣れている人にとっては、何度も同じ質問に答えなければなりませんので、逆に時間がかかってしまうこともあります。
カメラの撮影素子であるCCDで取り込んだ画像には、画像処理の計測対象となる画像が複数個存在したり、対象以外の画像が含まれる場合があります。このような場合、画像処理の対 象画像を切り出す(指定する)働きをするのがウィンドウです。ウィンドウとして設定したエリア内が計測対象となり、そのエリアの外部は計測から除外できます。
ウィンドウの境界に位置する2値画像について、ラベリングの有効/無効を設定できます。