太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電のメリット

メリット1. 発電した電気を自家消費、
ご家庭で使用する電気代がグッと減ります。

太陽の光を電気に変え、ご家庭で優先的に使うことができるソーラー発電。お昼間太陽がサンサンと照っている間は、このシステムでテレビや冷蔵庫、エアコンなどの電化製品を動かすことができます。使っている電気の量よりも、発電している電気の量が多ければ、その間は電力会社から電気を買わずにすみます。特別なことは何もせず、気軽に電気をつくることができ、エコな暮らしがはじめられるのです。太陽光発電ならではの電気代削減メリットです。

メリット2. 余った電力は、
電力会社に売ることができます。

電気を自給自足といっても太陽が出ていない夜などは、従来どおり電力会社から電気を買うので、電力会社ともつながっています。昼間に発電し、余った電気は電力会社に売ることができます。これが太陽光発電の売電メリットです。売る電気と買う電気のやり取りは自動的に行われ、特別な操作は要りません。月単位で買った分の電気代は電力会社に支払い、売った分の電力料金はお客様の銀行口座に振り込まれるカタチが一般的です。
朝は買電,昼間は売電できるメリット,夜間はおやすみ

太陽光発電の固定価格買取制度
(余った電力を国が買い取る制度)

太陽光発電システムの構成

余った電力は、全国一律 17円/kwh(税込)で買取

・10kW未満 ・2022年度買取価格(2023年3月末まで) ・買取期間:10年間

資源エネルギー庁のみんなで育てる再生可能エネルギー

くわしくは資源エネルギー庁「固定価格買取制度」サイトをご覧ください。

メリット3. 停電時にも電気が使えるから、
安心です。

地震や台風などの災害により、もしも長期間停電になった場合でも、太陽光発電システムが稼働している昼間のみ(蓄電池システムを設置している場合を除く)、パワーコンディショナを「自立運転モード」に切り替えることで、あらかじめ決めたコンセント等から最大5.5kVAまで使用できます。これを上手に活用すれば、電気が復旧するまででも、さまざまな電化製品が使用可能。テレビやラジオなどを使用して災害時の最新情報を確認したり、携帯電話を充電しておくことができたり。停電時にも、さまざまな場面で活躍する太陽光発電です。さらに、蓄電池と連携すれば、夜も電気が使用できるメリットがあります。
停電時のメリット、自立運転モードで、停電時も安心。
  • 自立運転用コンセントは、付属しておりません。販売店にご相談の上、設置してください。
  • 停電時はモーターで作動する機器(掃除機、冷蔵庫、エアコン、洗濯機など)や運転開始時に大きな電流が流れる機器、アースを必要とする機器(温水便座など)、特定の電流波形(半波整流)を有する機器(一部のドライヤーなど)は使用できない場合があります。
  • 自立運転時の発電量は天候により変動します。途中で電源が切れると、生命や財産に損害を受ける恐れがある機器(すべての医療機器、灯油やガスを用いた暖房機器)はご使用できません。また、食品損傷の恐れがある調理器具、データを損失する恐れのあるデスクトップパソコン等の情報機器のご使用にはご注意ください。
  • 自立運転用コンセントは、付属しておりません。販売店にご相談の上、設置してください。パワーコンディショナにより条件が異なりますので、詳細は仕様書をご確認ください。

メリット4. 環境への貢献効果も、
期待できます。

自然のエネルギーである太陽光を使う太陽光発電は、石油や石炭、天然ガスなどの消費を減らし、二酸化炭素の発生を抑えることができ、環境への貢献効果が得られます

■一戸建住宅に5.08kWシステムを設置した場合(年間推定発電量 約6,139kWh※1

CO2排出量に換算すると

年間 約2,379kg-CO2削減※2

石油使用量に換算すると

年間 約1,362L削減※3

  • ※1太陽電池容量5.08kWシステム〈太陽電池モジュール NQ-254BM×20枚(大阪市、南面、東面、西面設置、傾斜度30°)〉での推定発電量です。
  • ※2太陽光発電システムのCO2削減効果は、結晶系シリコン太陽電池:387.5g-CO2/kWhで試算。【年間推定発電量(kWh)×0.3875kg-CO2/kWh】
  • ※3石油消費量を1kWhあたり0.222Lで試算。【年間推定発電量(kWh)×0.222L/kWh】

太陽光発電のデメリット

太陽の光という自然のエネルギーで発電する太陽光発電には、メリットだけでなくデメリットもあります。長く使い続けるシステムですから、短所も理解した上でご検討ください。

デメリット1. 発電量は、
天候に左右されます。

太陽の光で発電しますから、日没後は発電できません。また、雨や曇りなど天候が悪い日は発電量が大きく低下します。さらに、気温が高過ぎても、発電効率が低下するなど、発電量は天候によって安定しません。日照時間や気温はどうすることもできませんが、『できるだけ多く発電でき、効率よく電気を活用できるシステムを選ぶ』ことをおすすめします。

シャープの太陽電池モジュール「BLACKSOLAR ZERO」は、サイズ・形の異なる太陽電池モジュールを組み合わせて、屋根の大きさに合わせて最大限に設置可能。しかも、シャープのパワーコンディショナは変換効率が高いので、発電した電気を有効に活用できるメリットがあります。

デメリット2. 導入時に費用がかかります。

設置するシステムによりますが、およそ数10万円〜100万円以上の初期費用が必要になります。お住まいの地域によっては、自治体の補助金が利用できるケースもありますので、確認をお忘れなく。また、近年は「ゼロ円ソーラー」と呼ばれる初期費用ゼロで設置できるプランもご利用できます。

シャープの定額制PPAサービス「COCORO POWER」を利用すれば、新築住宅の場合 初期費用がゼロに抑えられますので、ひとつの方法としてご検討ください。

デメリット3. 維持・メンテナンスが必要です。

太陽電池モジュールをはじめ、システム機器の多くを風雨にさらされる屋外に設置するため、破損のリスクは避けられません。特に、台風やゲリラ豪雨、竜巻などの自然災害の多い日本ですから、知らない間に破損している場合も…。日常的に屋根の上を見ることはほぼないので、気づかないこともありえます。

シャープは、国内外の規格よりも厳しい独自の品質試験を実施し、すべてをクリアした耐久性の高い製品だけを出荷しています。さらに、見守りサービス「COCORO ENERGY モニタリング」は、機器の稼働状況を見守り、システム異常があればすみやかに通知。24時間365日いつでも修理申し込みが可能です。