SHARP

まとめてスキャン・送信する機能

2枚の原稿を1枚にまとめて送信(ページ集約)

1枚の用紙に原稿2枚分を均等に割り付けて送信します。枚数が多い原稿を半分にまとめて送信したいときに便利です。
定形サイズ(A4、B5、A5)の場合は、原稿自動送り装置と原稿台(ガラス台)の両方から原稿を読み込みます。

  • この機能は、スキャナーモードやデータ入力モードでは使用できません。
  • 定形サイズ(A4、B5、A5)以外の原稿では、この機能を使用できません。
  • 原稿サイズより小さいサイズで送信できません。
  • 原稿の読み込みサイズを数値で指定している場合は、この機能は使用できません。
  • ページ分割、カードスキャンと組み合わせての設定はできません。

原稿をセットする

原稿を原稿自動送り装置の原稿セット台、または原稿台(ガラス面)にセットします。
ファクスモードの場合、この手順終了後、手順3へ進んでください。
原稿自動送り装置
原稿台(ガラス面)

モード表示部をタップして、インターネットFaxモードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信
ファクスモードの場合は、相手先番号を入力してください。
数字キー(10キー)で相手先番号を入力
アドレス帳からの相手先番号呼び出し
検索番号での相手先番号呼び出し
グローバルアドレス帳からの相手先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[他の機能]キーをタップして、[ページ集約]キーをタップする

アイコンにチェックが付きます。
設定が終わったら[戻る]キーをタップします。
ページ集約の設定を解除するには
[ページ集約]キーをタップしてチェックを外します。

[原稿]キーをタップする

セットした原稿の画像と同じ向きの[画像の向き]キーをタップする

この設定が正しくないと、適切な画像を送信しないことがあります。
設定が終わったらをタップします。

[スタート]キーをタップして、原稿の読み取りを開始する

  • 原稿セット台に原稿をセットしたときは、セットしている原稿をすべて読み込みます。
  • 「ピー」音が鳴ると原稿の読み込みが完了し、送信操作は終了です。
  • 原稿台(ガラス面)に原稿をセットしたときは、原稿を1枚ずつ読み込みます。
  • セットした原稿の読み込みが終了したら、次の原稿と入れ替えて[スタート]キーをタップします。
    繰り返し操作してすべての原稿の読み込みが終了したら[読み込み終了]キーをタップします。
    「ピー」音が鳴ると原稿の読み込みが完了し、送信操作は終了です。
[プレビュー]キーをタップすると、送信仕上がりイメージをプレビュー確認してから送信できます。詳しくは 「送信の仕上がりイメージを確認」(ファクスモードの場合は、「基本的な送信のしかた」)を参照してください。
読み込み終了の確認画面に表示している[設定変更]キーをタップすると、濃度や画質、読み込みサイズ/送信サイズを変更できます。(ただし、偶数枚目の原稿を読み込むときは、濃度のみ変更します。)

大きさの違う原稿をまとめてスキャン(混載原稿)

A3サイズの原稿の中にB4サイズの原稿が含まれているような場合でも、まとめて原稿自動送り装置にセットしてスキャンします。
この機能では、原稿を読み取るときに自動的に原稿の大きさを判別してスキャンします。

混載原稿では次の原稿サイズの組み合わせをします。

  • A3とB4、A3とB5、B4とA4、A4とB5
  • A4RとB5、B4とA4R、B4とA5、B5とA5
  • A3とB4とA4R、A3とB4とA5、A3とA4RとB5、A3とB5とA5、B4とA4RとA4、B4とA4とA5、A4とA4RとB5、A4とB5とA5
  • B4とA4RとB5R、B4とB5RとA5、A4RとB5RとB5、B5とB5RとA5
  • 11"x17"と8-1/2"x14"、11"x17"と8-1/2"x13"、11"x17"と5-1/2"x8-1/2"

  • BP-40C26/BP-40C36/BP-50C45/BP-50C55/BP-50C65/BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36/BP-70C26の場合、3種類の異なる幅は使用できません。
  • BP-40C26/BP-40C36/BP-50C45/BP-50C55/BP-50C65/BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36の場合、上記のような異なる幅の混載原稿読み込み時は、両面原稿読み込みはできません。
  • 「設定(管理者)」の[システム設定]→[共通設定]→[デバイス設定]→[基本設定]または[禁止設定]→[原稿送り装置の使用禁止]が有効に設定されているときは、混載原稿読み込みはできません。
  • 混載原稿を設定したあとに原稿の読み込みサイズを指定できません。
  • 原稿の読み込みサイズ指定をしたあとに混載原稿を指定できません。
  • 混載原稿設定時は、回転送信しません。
  • 「設定(管理者)」の[システム設定]→[共通設定]→[デバイス設定」→[基本設定]→[原稿検知装置の設定]で「AB-3」に設定されているときは、この機能は使用できません。

原稿を原稿自動送り装置の原稿セット台にセットする

原稿セット台の左奥を基準にそろえてセットします。
ファクスモードの場合、この手順終了後、手順3へ進んでください。
原稿自動送り装置

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信
ファクスモードの場合は、相手先番号を入力してください。
数字キー(10キー)で相手先番号を入力
アドレス帳からの相手先番号呼び出し
検索番号での相手先番号呼び出し
グローバルアドレス帳からの相手先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[混載原稿]キーをタップするか、[他の機能]キーをタップして、[混載原稿]キーをタップする

アイコンにチェックが付きます。
設定が終わったら[戻る]キーをタップします。
混載原稿は、「原稿」の設定を「自動」で使います。
混載原稿の設定を解除するには
[混載原稿]キーをタップしてチェックを外します。

[スタート]キーをタップして、原稿の読み込みを開始する

「ピー」音が鳴ると原稿の読み込みが完了し、送信操作は終了です。
[プレビュー]キーをタップすると、送信仕上がりイメージをプレビュー確認してから送信できます。詳しくは 「送信の仕上がりイメージを確認
(ファクスモードの場合は、「送信の仕上がりイメージを確認」)を参照してください。
ただし、この機能はプレビュー画面での設定変更はできません。

カードの裏表を1枚にまとめてスキャン(カードスキャン)

各種カードの表と裏を別々に送信することなく、1枚にまとめて送信します。

  • 読み込みサイズが送信サイズより大きい場合は、送信できません。
  • 原稿の倍率指定や回転送信はできません。

カードの表面を下にして原稿台(ガラス面)にセットする ファクスモードの場合、この手順終了後、手順3へ進んでください。

原稿台(ガラス面)

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信
ファクスモードの場合は、相手先番号を入力してください。
数字キー(10キー)で相手先番号を入力
アドレス帳からの相手先番号呼び出し
検索番号での相手先番号呼び出し
グローバルアドレス帳からの相手先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[他の機能]キーをタップして、[カードスキャン]キーをタップする

[On]キーをタップして、必要に応じて原稿のサイズを設定する

設定が終わったら、[戻る]キーの順にタップします。
  • 原稿のX(横)、Y(縦)方向それぞれのサイズを示す数値表示部をタップして、数字キー(10キー)で範囲を入力します。
  • 数字キー(10キー)で希望の倍率値を設定後、微調整が必要なときは[-][+]をタップすると手早く設定できます。
  • [送信サイズに合わせる]キーをタップすると、セットした原稿を入力した原稿サイズに合わせて適切な倍率で拡大、縮小します。
  • カードスキャンを設定したあと、基本画面の[原稿]キーをタップして原稿の読み込みサイズや送信サイズを変更します。この場合、読み込みサイズのキーをタップすると、この手順の画面を表示します。送信サイズの設定については、「カードスキャンを設定したあと、基本画面の[原稿]キーをタップして原稿の読み込みサイズや送信サイズを変更します。この場合、読み込みサイズのキーをタップすると、この手順の画面を表示します。送信サイズの設定については、「原稿の送信サイズを指定」(ファクスモードの場合は、「原稿の送信サイズを指定」)を参照してください。
カードスキャンの設定を解除するには
[Off]キーをタップします。

[スタート]キーをタップして、表面を読み込む

カードの裏面を下にして原稿台(ガラス面)にセットし、[スタート]キーをタップして裏面を読み込む

裏面を読み込むとき、タッチパネルに表示されている[設定変更]キーをタップすると、濃度を変更できます。

[読み込み終了]キーをタップする

続けてカードの表面を読み込むときは、[設定変更]キーをタップすると、濃度や解像度、読み込みサイズ/送信サイズを変更できます。

カードや領収書などの小さい原稿を複数枚同時にスキャンし、個別にファイルにする(マルチクロップ)

本機の原稿台(ガラス面)にセットした複数のカードや領収書などを、自動的に切り出して個別にファイル化する機能です。

この機能は、E-mail、FTP/Desktop、共有フォルダー、外部メモリーデバイス保存で使用できます。
システム設定の[ファクス/イメージ送信設定]→[スキャナー設定]→[基本設定]→[E-mail送信データが上限値を超えた場合、分割して送信する]が有効になっていて、[送信データ上限値設定(E-Mail)]が設定されているときは、メールを分割せずに送信します。
もし、送信メールが設定された上限値を超えた場合は、送信エラーとなります。

読み取りたい原稿を原稿台(ガラス面)に複数枚セットする

原稿台(ガラス面)
原稿をセットする際の注意事項
  • 原稿は一度に最大50枚まで読み取ることができます。
  • それぞれの原稿は5mm以上の間隔をあけてください。
  • 対応可能な原稿サイズはたてが40~297mm、よこが40~432mmまでです。
  • 原稿の形が正方形あるいは長方形でない場合は、正しく切り出されないことがあります。

原稿自動送り装置を閉めずに、開いたままにする

原稿自動送り装置を閉めて原稿を読み込むと、原稿の輪郭が検知できないため読み込みに失敗します。必ず原稿自動送り装置を開いたままにしてください。また、電灯などの光源が写り込んでいる場合は、切り出しに失敗することがあります。原稿自動送り装置の角度を調整して、光源が写り込まないようにしてください。

ご注意

原稿を読み取る際の光は見つめないでください。

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[他の機能]キーをタップして、[マルチクロップ]キーをタップする

アイコンにチェックが付きます。設定が終わったら[戻る]キーをタップします。
原稿枚数カウントを有効にすると、読み込み時に読み込んだ原稿の枚数が表示されます。
マルチクロップの設定を解除するには
[マルチクロップ]キーをタップしてチェックを外します。

[スタート]キーをタップして、原稿の読み込みを開始する

セットした原稿の読み込みが終了したら、次の原稿と入れ替えて[スタート]キーをタップします。
繰り返し操作してすべての原稿の読み込みが終了したら、[読み込み終了]キーをタップします。
「ピー」音が鳴ると送信操作は終了です。
  • マルチクロップが有効時の制限
  • マルチクロップが有効になっているときは、次の項目で制限が発生します。制限される項目は自動的に変更される場合があります。
    • 画質/解像度:600x600 dpiが使用できません。
    • 読込サイズ/送信サイズ:自動のみ使用できます。
    • 両面原稿:片面原稿のみ有効となります。
    • 画像の向き:使用できません。(切り出された原稿のそれぞれで、一番傾きが少ない方向に補正されます。)
    • フォーマット:[高圧縮PDF]、[高圧縮PDF(高精細)]は使用できません。
    • 圧縮形式/圧縮率:少数色が使用できません。
    • ページ毎にファイル化:チェックが有効で、数字が1で設定できません。
    • 次の機能は同時に使用できません。
  • 大量原稿モード、薄紙読み込み、混載原稿、枠消去、ページ分割、ブック分割、カードスキャン、白紙飛ばし、ファイリング、自動一時保存、プレビュー、名刺スキャン、写真クロップ
  • マルチクロップの設定を解除したときに、次の項目はマルチクロップ設定時に変更した設定のままになります。
  • 画質/解像度、読込サイズ、送信サイズ、両面原稿、ファイル形式、OCR(文字認識)、圧縮形式/圧縮率、 ページ毎にファイル化
  • 原稿によっては、正しく切り出されないことがあります。

名刺をスキャンして文字列を読み込み、ファイルを生成して送信する(名刺スキャン)

(BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36/BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65またはBP-40C26/ BP-40C36/BP-50C45/BP-50C55/BP-50C65でOCR機能拡張キット装着時のみ)
名刺をスキャンして、OCR機能により読み取った文字列から名前や電話番号を抽出し、vCard等のファイルを生成して送信します。

  • システム設定で[OCRの禁止]が設定されている場合、BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36やBP-40C26/BP-40C36/ BP-50C45/BP-50C55/BP-50C65にOCR機能拡張キットが装着されていても、この機能は使用できません。それ以外の機種の場合は、名刺スキャンは使用できますが、画像のみをスキャンを行い、名刺情報の取り込みはできません。
  • この機能は、E-mail、FTP/Desktop、共有フォルダー、外部メモリーデバイス保存で使用できます。
  • システム設定の[ファクス/イメージ送信設定]→[スキャナー設定]→[基本設定]→[E-mail送信データが上限値を超えた場合、分割して送信する]が有効になっていて、[送信データ上限値設定(E-Mail)]が設定されているときは、メールを分割せずに送信します。
    もし、送信メールが設定された上限値を超えた場合は、送信エラーとなります。

スキャンした名刺から抽出および出力可能な情報は、以下の表を参照してください。

項目 説明

氏名

氏名が出力されます。

カナ

言語を日本語に設定している場合、氏名からカナに変換します。

ピン音

言語を中国語簡体字に設定している場合、氏名からピン音に変換します。

郵便番号

郵便番号が出力されます。

住所

住所が出力されます。

会社・団体名

会社・団体名が出力されます。

所属

所属が出力されます。

役職

役職が出力されます。

電話番号

電話番号が出力されます。

最大5個まで可能です。

Fax番号

Fax番号が出力されます。

最大5個まで可能です。

URL

URLが出力されます。

最大5個まで可能です。

E-mail アドレス

E-mail アドレスが出力されます。

その他

上記の項目に該当しない場合は「その他」として出力されます。

読み取りたい名刺を原稿自動送り装置の原稿セット台、または原稿台(ガラス面)に複数枚セットする

BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65では、原稿送り装置にセットして名刺をスキャンできます。
原稿自動送り装置
原稿台(ガラス面)
名刺をセットする際の注意事項
  • 名刺は一度に最大20枚まで読み取ることができます。
  • それぞれの名刺は5mm以上の間隔をあけてください。
  • 対応可能な名刺サイズは45×85mm~110×110mmまでです。
  • 名刺の形が正方形あるいは長方形でない場合は、正しく切り出されないことがあります。
  • 名刺は図のように、 それぞれの名刺の上側を原稿台(ガラス面)の奥側にセットしてください。セット方向をまちがえると正しく読み取る事ができません。
原稿自動送り装置で名刺をセットする際の注意事項
  • 名刺は一度に最大150枚(または最大積載高さ38mmまで)まで読み取ることができます。
  • 対応可能な名刺サイズは51×89 mm~55×91 mmまでです。
  • 名刺の形が正方形あるいは長方形でない場合は、紙づまりします。
  • 名刺をスキャンする場合は、必ず画像の向きを設定してください。

(原稿台[ガラス面]使用時)原稿自動送り装置を閉めずに、開いたままにする

原稿自動送り装置を閉めて名刺を読み込むと、名刺の輪郭が検知できないため読み込みに失敗します。
必ず原稿自動送り装置を開いたままとしてください。
また、電灯などの光源が写り込んでいる場合は、切り出しに失敗することがあります。原稿自動送り装置の角度を調整して、光源が写り込まないようにしてください。

ご注意

名刺を読み取る際の光は見つめないでください。

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[他の機能]キーをタップして、[名刺スキャン]キーをタップする

システム設定で[OCRの禁止]が設定されているときは、[名刺スキャン]をタップするとアイコンにチェックが付きます。設定が終わったら[戻る]キーをタップします。

[On]キーをタップして、必要に応じて設定を変更する

設定が終わったら、[戻る]キーの順にタップします。
  • システム設定で[OCRの禁止]が設定されているときは、この手順は使用できません。次の手順へ進んでください。
  • 原稿枚数カウントを有効にすると、読み込み時に読み込んだ原稿の枚数が表示されます。
  • 名刺で使用されている言語によって言語設定を変更します。言語設定については、「スキャナーモード、データ入力モード時のフォーマット変更」を参照してください。
  • 氏名をファイル名にする場合は、[読み取った氏名をファイル名にする]を有効にします。
  • [画像も送る]を有効にすると、[フォーマット]で選択されたファイル形式と一緒に、スキャンした画像ファイルも送信します。
名刺スキャンの設定を解除するには
[Off]キーをタップします。

[スタート]キーをタップして、原稿の読み込みを開始する

セットした原稿の読み込みが終了したら、次の原稿と入れ替えて[スタート]キーをタップします。
繰り返し操作してすべての原稿の読み込みが終了したら、[読み込み終了]キーをタップします。
「ピー」音が鳴ると送信操作は終了です。
フォーマットで設定したVCardまたはCSVのファイルと、スキャンした名刺の画像が送信されます。
  • 名刺スキャンが有効時の制限
  • 名刺スキャンが有効になっているときは、次の項目で制限が発生します。制限される項目は自動的に変更される場合があります。
    • 画質/解像度: [画像]選択時は600dpi以外が使用可能です。[名刺情報]または[画像と名刺情報]を選択時には、300dpiと400dpiのみ使用可能です。
    • 読込サイズ/送信サイズ:自動のみ使用できます。
    • 両面原稿:BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65使用時に原稿自動送り装置から読み込む場合、[名刺情報]以外を選択しているときは、両面原稿も読込できます。それ以外は、片面原稿のみ有効となります。
    • 画像の向き:使用できません。(切り出された原稿のそれぞれで、一番傾きが少ない方向に補正されます。)
    • フォーマット:[高圧縮PDF]、[高圧縮PDF(高精細)]は使用できません。
    • 圧縮形式/圧縮率:少数色が使用できません。
    • ページ毎にファイル化:[画像]を選択しているときは、制限はありませんが、それ以外を選択しているときは、チェックが有効で数字は1で設定できません。
    • 次の機能は同時に使用できません。
    • 大量原稿モード、薄紙読み込み、混載原稿、枠消去、ページ分割、ブック分割、カードスキャン、白紙飛ばし、ファイリング、自動一時保存、プレビュー、マルチクロップ、写真クロップ
  • 名刺スキャンの設定を解除したときに、次の項目は名刺スキャン設定時に変更した設定のままになります。
  • 画質/解像度、読込サイズ、送信サイズ、両面原稿、ファイル形式、OCR(文字認識)、圧縮形式/圧縮率、
    ページ毎にファイル化
    名刺によっては、正しく切り出されないことがあります。

ファイル名について

ファイルには、ユーザーが任意にファイル名を付加することができます。
また、[読み取った氏名をファイル名にする]を設定すると、読み取った名刺の氏名をファイル名に付加することができます。
ファイル名を設定しないときは、本機が自動生成したファイル名を付加されます。
ファイル名の命名ルール
それぞれの設定で、次のようにファイル名が付けられます。

設定 ファイル ファイル名 説明

ユーザー入力

vCard

User_0001.vcf

User_0002.vcf

ユーザーが入力した名称が「User」の場合、冒頭に入力した名称が挿入されます。

CSV

User.csv

スキャン画像

User_0001.jpg

User_0002.jpg

ファイル名自動抽出

vCard

AAAAAA_0001.vcf

AAAAAA_0002.vcf

BBBBBB_0001.vcf

無題_0001.vcf

無題_0002.vcf

例:

「AAAAAA」、「BBBBBB」に名刺から読み取った名前が挿入されます。

「AAAAAA」のように同姓同名の名刺がある場合は、末尾の番号を連番にします。

読み取れなかった場合は、ファイル名を「無題」とし、複数ある場合は、末尾の番号を連番にします。

CSV

AAAAAA_0001.csv

スキャン画像

AAAAAA_0001.jpg

AAAAAA_0002.jpg

BBBBBB_0001.jpg

無題_0001.jpg

無題_0002.jpg

自動生成

vCard

MXxxxx_yyyyyy_zzzzzz_0001.vc

MXxxxx_yyyyyy_zzzzzz_0002.vcf

「xxxx」はモデル名、「yyyyyy」はスキャンした年月日、「zzzzzz」はスキャンした時分秒が入ります。

CSV

MXxxxx_yyyyyy_zzzzzz_0001.csv

スキャン画像

MXxxxx_yyyyyy_zzzzzz_0001.jp

MXxxxx_yyyyyy_zzzzzz_0002.jpg

ユーザーが任意にファイル名を設定し、また[読み取った氏名をファイル名にする]が有効になっているときは、ユーザーのファイル名を優先します。

写真を複数枚同時にスキャンし、個別にファイルにする (写真クロップ)

本機の原稿台(ガラス面)にセットした写真を、自動的に切り出して個別にファイル化する機能です。

この機能は、E-mail、FTP/Desktop、共有フォルダー、外部メモリーデバイス保存で使用できます。
システム設定の[ファクス/イメージ送信設定]→[スキャナー設定]→[基本設定]→[E-mail送信データが上限値を超えた場合、分割して送信する]は適用されません。
もし、送信メールが設定された上限値を超えた場合は、送信エラーとなります。

読み取りたい原稿を原稿台(ガラス面)に複数枚セットする

原稿台(ガラス面)
原稿をセットする際の注意事項
  • 原稿は一度に最大50枚まで読み取ることができます。
  • それぞれの原稿は5mm以上の間隔をあけてください。
  • 対応可能な原稿サイズはたてが40~297mm、よこが40~432mmまでです。
  • 原稿の形が正方形あるいは長方形でない場合は、正しく切り出されないことがあります。
  • 原稿の天地は自動判別できないので、原稿の天地に注意してください。

原稿自動送り装置を閉じる

スキャン方法は、マルチクロップと異なります。原稿自動送り装置は閉じてください。

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[他の機能]キーをタップして、[写真クロップ]キーをタップする

アイコンにチェックが付きます。設定が終わったら[戻る]キーをタップします。
原稿枚数カウントを有効にすると、読み込み時に読み込んだ原稿の枚数が表示されます。
写真クロップの設定を解除するには
[写真クロップ]キーをタップしてチェックを外します。

[スタート]キーをタップして、原稿の読み込みを開始する

セットした原稿の読み込みが終了したら、次の原稿と入れ替えて[スタート]キーをタップします。
繰り返し操作してすべての原稿の読み込みが終了したら、[読み込み終了]キーをタップします。
「ピー」音が鳴ると送信操作は終了です。
  • 写真クロップが有効時の制限
  • 写真クロップが有効になっているときは、次の項目で制限が発生します。制限される項目は自動的に変更される場合があります。
    • 読込サイズ/送信サイズ:自動のみ使用できます。
    • 両面原稿:片面原稿のみ有効となります。
    • 画像の向き:使用できません。(切り出された原稿のそれぞれで、一番傾きが少ない方向に補正されます。)
    • フォーマット:[高圧縮PDF]、[高圧縮PDF(高精細)]は使用できません。
    • 圧縮形式/圧縮率:少数色が使用できません。
    • ページ毎にファイル化:チェックが有効で、数字が1で設定できません。
    • 次の機能は同時に使用できません。
    • 大量原稿モード、薄紙読み込み、混載原稿、枠消去、ページ分割、ブック分割、カードスキャン、白紙飛ばし、ファイリング、自動一時保存、プレビュー、マルチクロップ、名刺スキャン
  • 写真クロップの設定を解除したときに、次の項目は写真クロップ設定時に変更した設定のままになります。
  • 画質/解像度、読込サイズ、送信サイズ、両面原稿、ファイル形式、OCR(文字認識)、圧縮形式/圧縮率、
    ページ毎にファイル化
  • 写真によっては、正しく切り出されないことがあります。

大量の原稿を一度にまとめてスキャン(大量原稿モード)

ページ数の多い原稿を原稿自動送り装置を使って数回に分けて読み込み、一度に送信します。原稿自動送り装置と原稿台(ガラス面)の両方から送信することもできます。
スキャンしたい原稿が一度にセットできる枚数を超えている場合に使用します。
分割した原稿を読み込むときは、先頭ページの束から読み込みます。
最初にセットしたときの設定は最後の束を読み込むまでそのまま利用できます。

  • すべての原稿の設定を変更する場合は、原稿を読み込む前に設定します。
  • 原稿は最大で9999(インターネットFax除く)枚まで読み込みます。
  • ただし、他の通信などでメモリーを使用している場合は読み込みできる枚数が少なくなります。
  • 途中でメモリーがいっぱいになるとメッセージを表示し、送信操作を中止します。
  • 原稿の束ごとに、読み込み設定を変更することができます。
  • ファクスモードの場合、この機能はクイックオンライン送信モード、手動送信、直接送信やオンフックダイヤルでは使用できません。
  • 「設定(管理者)」の[システム設定]→[共通設定]→[デバイス設定]→[基本設定]または[禁止設定]→ [原稿送り装置の使用禁止]が有効に設定されているときは、大量原稿モードは使用できません。

原稿を原稿自動送り装置にセットする

セット台の奥まで確実に原稿を挿入します。セットできる原稿は指示線までです。
ファクスモードの場合、この手順終了後、手順3へ進んでください。
原稿自動送り装置

モード表示部をタップして、各モードの基本画面に切り替える

各モードの切り替え

送信先を指定する

アドレス帳からの送信先呼び出し
指定した送信先を一覧表示
検索番号での送信先呼び出し
手動で宛先を入力
共有フォルダー宛先の指定方法
グローバルアドレス帳からの送信先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信
ファクスモードの場合は、相手先番号を入力してください。
数字キー(10キー)で相手先番号を入力
アドレス帳からの相手先番号呼び出し
検索番号での相手先番号呼び出し
グローバルアドレス帳からの相手先呼び出し
モバイルアドレス帳からの送信先呼び出し
送信履歴からの再送信

[大量原稿モード]キーをタップする

アイコンにチェックが付きます。
E-mail送信スキャンの場合は、[他の機能]キーをタップして、[大量原稿モード]キーをタップしてください。
大量原稿の設定を解除するには
[大量原稿モード]キーをタップしてチェックを外します。

必要に応じて、設定を変更する

[スタート]キーをタップして、最初の原稿を読み込む

次の原稿をセットして、[スタート]キーをタップする

すべての原稿を読み込むまで、この操作を繰り返します。
  • 必要に応じて[スタート]キーをタップする前に、[設定変更]キーをタップして、次の原稿の読み込みや送信の設定を変更してください。変更した設定は次のジョブに適応されます。
  • [プレビュー確認]キーをタップすると追加読み込みできません。
原稿の読み込みを中止するには
[リセット]キーをタップします。読み込みデータを含むすべての設定を消去します。

[読み込み終了]キーをタップする

ファクスモードの場合、確認画面を表示してから約1分間操作を行わないと、自動的に読み込みを終了して送信予約します。
自動的に送信するまでの時間を変更するには
「設定(管理者)」の[システム設定]→[ファクス/イメージ送信設定]→[共通設定]→[基本設定]→[読み込み 途中のジョブ自動開始時間]で設定します。

Version 03a / bp70c65_usr_03a_ja

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