水のチカラ(ウォーターヒート技術)

料理イメージ

おいしさを生み出すテクノロジー

過熱水蒸気とは、100℃を超える温度に加熱された水蒸気のこと。高い熱量により、食品に効率よく熱を与えて、焼く能力が高い熱源です。ヘルシオは、最初から最後まで水のチカラで調理することで、焼き目をつけながらも食材の中心までしっかり火を通し、食材に触れて水に変わることで適度なうるおいを与え、おいしい仕上がりを実現します。

過熱水蒸気の原理

水蒸気をさらに加熱し、100℃を超える温度に加熱されたものが「過熱水蒸気」。この「過熱水蒸気」を利用して、最初から最後まで水のチカラで調理します。

過熱水蒸気が水に触れると水に変化。大量の熱量(潜熱)が発生し内部まで熱を伝える。

●イメージです


なぜ、水だけで焼くとおいしいの

熱風やヒーターを使った調理では、調理中に食材の水分が奪われていきます。でもヘルシオなら、300℃までの高温の過熱水蒸気を、高気密構造で庫内に充満させて調理します。これにより、庫内に酸素が少ない低酸素調理ができるので、栄養素を守ることができます。また、十分な過熱水蒸気で調理するので、素材本来の旨みや甘みを上手に引き出します。

料理イメージ
Technology
水で焼くを実現する仕組み

AX-XA30は独自の高気密構造と3ドライブハイパワーエンジンを搭載。高気密構造で過熱水蒸気を庫内に満たし、たっぷりの過熱水蒸気だけで調理します。

AX-XA30の水で焼く仕組みのイメージ
  • 1高密度ドアシールド構造

    高気密構造で過熱水蒸気を庫内に満たす。

  • 2パワースチームジェネレーター

    ハイパワーヒーターで大量の水蒸気を発生させる。

  • 3トリプルウォーターヒートシステム

    3つのヒーターを制御し、お料理に合わせて過熱水蒸気を効率よく噴射。

  • 4ムラを抑えて送り込む「左右反転循環ファン」

    ファンの動きを細かく制御し、ムラを抑えて庫内に過熱水蒸気を送り込む。

  • 5加熱エリアをコントロール「可変スイングダンパー」

    過熱水蒸気やスチームの流れを仕切り、上段集中でのスピード加熱や上段・下段で異なる焼き方・温度帯を実現します。


ヘルシオの健康とおいしさの効果

おいしさを守る

たっぷりの過熱水蒸気で調理するので、水分を与えながら加熱でき、食材の持つ旨みや甘みを引き出します。

比較数値はAX-XA30と同等の加熱性能を持つ機種にて測定した数値です。数値は機種・庫内容量・食材の量・素材の差・調理方法によって異なります。

旨み成分(アスパラガス)

約1.5倍多い

甘み成分(にんじん)

約1.7倍多い

余分な脂や塩分を落として、必要な栄養素を守る

水で焼くヘルシオなら、いつもの食材で、おいしく健康的な食卓に。余分な脂や塩分を落として、必要な栄養素やおいしさを守ります。

比較数値はAX-XA30と同等の加熱性能を持つ機種にて測定した数値です。数値は機種・庫内容量・食材の量・素材の差・調理方法によって異なります。

脱油

チキン南蛮は約85kcalダウン

減塩

塩ざけは約7.6%塩分が多く落ちる

抗酸化作用のある栄養素を守る

ビタミンC(かぼちゃ)約1.3倍多い

蒸気量と温度を巧みにコントロールして、もっとおいしく

あぶり豊潤焼き

表面をあぶって焼き固めた後、密閉性の高い庫内を蒸気で満たして、低温でじっくり加熱して旨みを残してしっとり柔らかに仕上げます。

あぶり豊潤焼きイメージ

ローストビーフ

あぶり焼き

高火力の過熱水蒸気を庫内天面から直接噴射で集中させて焼きます。

あぶり焼きイメージ

かつおのたたき(アレンジ)

低温調理

たっぷりの水蒸気を庫内に充満させ、食材に適した温度(65〜90℃)で加熱。野菜本来のおいしさを引き出します。

低温調理イメージ

ほうれん草としめじの塩麹あえ


column
ヘルシオの「ウォーターヒート技術」は
プロの現場で使われるオーブンと同じ仕組み

過熱水蒸気とは、100℃を超える温度に加熱された水蒸気のこと。熱を効率よく伝え、焼く能力が高いことから、業務用厨房機器など、幅広い分野で使われています。シャープは、この業務用で使われる加熱技術を、小さな家庭用オーブンへの搭載に初めて成功。水のチカラ(過熱水蒸気)を熱源とし、最初から最後まで水で焼くことができる「ウォーターオーブン ヘルシオ」が誕生しました。

業務用オーブンイメージ画像