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円弧形状になっている。
トンボの羽根の断面形を応用したファン。両面に凹部があり、エアコン室内機のクロスフローファンの時よりもさらにトンボの羽根形状に近いものになっている。
渦の形成により、あたかも航空機の翼の周りのように流線が形成。摩擦抵抗を減らしている。
左記のトンボの羽根形状を応用することで、ファンを回転すると羽根の周りに渦が形成され、その渦が車輪のような役割を果たし、スムーズに風が送れるようになった。
シャープの空気清浄機は大風量を実現するため、ロングノズルと後ろななめ20°吹出しという、航空工学をベースにした吹出し形状を採用。これによりスピーディな循環気流を可能にしているが、ファンはその大元の風を作りだす重要な役割を果たしている。トンボの羽根断面をファン形状に応用することによって、大風量でも運転音を抑えて風を送り出すことに成功した。
少々強い風の中でも、トンボは気にすることなく飛んでいます。実はコレ、とても凄いことなのです。 体重の軽いトンボにとって空気はとても粘性が高く、例えるならば私たち人間が水の中を歩いているようなもの。秘密はその羽根の形にありました。 トンボの羽根は強度が強く、かつ柔軟で、断面がデコボコしています。飛ぶ時はこのデコボコした部分に小さな空気の渦が発生。 この渦が、車輪のような役割を果たして空気を後方へスムーズに流すので、少々強い風の中でも安定して飛ぶことができるのです。