ネイチャーテクノロジー > リビングファン
従来の扇風機で採用していたファンは5枚羽根。この枚数を多くするとなめらかな風になるが、消費電力も多くなる。
アサギマダラ蝶の、羽根の "くびれ" と羽ばたく時の "うねり" を応用した独特の形状となっている。7枚羽根を採用。
アゲハ蝶の羽根の形状で最も特徴的な尾状の突起。この突起を新しいファンにも応用した。
従来の扇風機は風の速さにバラツキがあり、ムラになって人にあたる。特定の箇所に強い風があたりつづけると、血液の流れが悪くなって手先や足先が冷えすぎてしまう。
自然の風はムラがなく、強い風があたったとしても不快な感じはしない。ネイチャーテクノロジーの風もムラが少なく、ちょうどいい速さの風を連続的に送ってくれる。これにより、長時間風に当たっていても疲れが少なく手足の冷え過ぎも抑えられている。
アサギマダラ蝶を有名にしたのは、その渡りのすごさです。春から夏にかけては本州等の涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、気温の低下と共に南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄、さらに海を越えて2100キロも離れた台湾まで飛ぶことが確認されています。 小さく軽い体で長距離を飛べるのは、ものすごく効率よく飛んでいるから。速度は時速35キロで原付バイクを追い越す程。羽ばたきで移動するというよりは、くびれとうねりのある羽根で自らが作り出した風の渦に乗っかっるようにして、飛んでいるそうです。
アサギマダラ蝶を見たことがなくても、アゲハ蝶を見たことがないという人は、いないのではないでしょうか?その生存能力は極めて高く、 南極大陸を除く全ての大陸に分布しています。特徴的な尾状突起の形状は凧の尻尾と同じ原理で、羽根に風があたってできる渦を上手に逃がす役割をしているそうです。 凧が尻尾なしではうまく揚がらないのと同じように、アゲハ蝶もあの尾状突起でバランスを取りながら、フワフワと柔らかに舞うように飛んでいるのです。