- 兵庫県神戸市在住。1999年に自宅にSUNVISTAを設置。
ご夫婦ともに環境問題への関心が高く、日頃の節電はもちろん、生ゴミの堆肥化にも取り組んでいる。自宅のソーラーシステムを「沖本発電所」と名づけ、10年にわたり発電状況やCO2削減量を記録している。
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もともと環境問題には関心があったんです。合成洗剤を使わないとか生ゴミは堆肥にして家庭菜園に使うとか、そういった取り組みをしていて。
太陽光発電も、一個人として環境負荷を減らせられる方法として気になっていました。
そんな時起きたのが阪神大震災。私の家は無事でしたが、両親や弟の家はかなり被害を受けて「電気が止まったら大変だ」と思い至りました。それからは緊急時の対応策としても考えるようになりましたね。
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後付だから工事が手間取ったとか、そういうデメリットはありませんでした。
ただ、質問者の方が気にされているように、屋根のメンテナンスは注意したほうがいいですね。
ソーラーを載せると、その部分は屋根の塗り替えができなくなります。屋根が老朽化すると雨漏りの心配が出てきますから、ソーラーを載せる前にきちんと塗り替えをしておいたほうが安心です。後付する場合は、屋根のメンテナンス計画も併せて考えたほうがいいでしょう。
最近は屋根一体型のモジュールが出ているようなので、新築で屋根の塗り替えを気にしたくない方は検討してみてもいいかもしれませんね。
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ソーラーの発電量について、設置からずっと発電記録をつけているんですが、毎年の発電量は、設置しているモジュールのパンフレットに掲載されていた年間予測発電量とあまり変わらない数値です。新興住宅地で周りに障害物が少ないせいかもしれませんけどね。
ちなみに発電量が一番多いのは5月です。真夏は暑くて発電効率が少し落ちるみたいです。冬は日が低くて、屋根まで十分日光が届かないので、やはり発電量は少ない。でも年間トータルでこれだけ発電できるというのは、うれしい誤算でした。
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そうですね。一時期、発電効率が前年よりも明らかに落ちていることに気がついたんです。おかしいなと思っていた矢先、メーカーから部品不具合による無償取替の連絡が来ました。こういう、もしもの不具合の場合も、記録があれば気づきやすいと思います。
今はwebで自動的に記録してくれるサービスがあるそうですね。私は残念ながら加入条件に当てはまらないので、自分で記録していますが…今、私がソーラーを再導入するなら、絶対利用していると思います(笑)
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