こんにちは!eスポーツライターの小川です。
先日、「マジック:ザ・ギャザリングアリーナ」(以下、「MTGアリーナ」)のスマホ版が登場しました!

「MTGアリーナ」の元となっている「マジック:ザ・ギャザリング」(以下、「MTG」)は私の好きなゲームの1つであり、5年前に世界大会「プロツアー」に出場できた時の喜びと興奮は昨日のことのように覚えています。

今回は、「MTG」を知らない方や初心者向けに「そもそもどんなゲーム?」という話から、実際にAQUOS sense5Gでプレイして特徴を解説していきます!

目次

  1. 世界最初のTCG、マジック:ザ・ギャザリングとは
  2. スマホ版MTGアリーナとは
  3. 実際にプレイ!MTGのココが面白い!
  4. さいごに

世界最初のTCG、マジック:ザ・ギャザリングとは

「MTG」は1993年にアメリカで発売された世界初のトレーディングカードゲーム(以下、TCG)です。
TCGとは、紙のカードを収集し、友達と対戦&交換して遊ぶおもちゃのことです。TCGが登場するよりも前のカードゲームは、トランプやUNOなど、みんなで1つのカード束を共有して遊ぶのが主流でした。しかし、TCGの登場によって「自分だけのカード束(デッキ)を作って対戦する」という、プレイヤー達が各々の個性や戦略を披露できる遊び方ができるようになったのです。

アメリカでの発売から間もなく「MTG」は遊びだけなく、競技としても扱われるようになり、1996年頃からは賞金制の大会が開催されるようになりました。「MTG」はプロゲーマーやeスポーツという言葉が登場する遥か前から、ゲームで生活費や交通費を稼ぎ、世界中を飛び回り生活をする「プロプレイヤー」が存在していたゲームなのです。

スマホ版MTGアリーナとは

「MTGアリーナ」は、PCでプレイできる「MTG」として2019年にサービスがスタートしました。現在では、「MTGアリーナ」上でも賞金制の大会が開催されるようになり、競技プレイヤー達は日々、腕を競い合っています。

手軽に「MTG」を始められることは、カジュアルに遊びたい人たちにとっても喜ばしいことです。今まで紙のカードで「MTG」をプレイしてこなかった人たちや、昔は遊んでいたけど引退してしまった人たちが、「MTG」をプレイするキッカケになっています。

そんな「MTGアリーナ」のスマホ版アプリがついに登場しました。PC版「MTGアリーナ」のアカウント情報をそのまま使用でき、PC版でプレイするプレイヤーとの対戦も可能なため、より手軽にプレイできるようになりました。

実際にプレイ!MTGのココが面白い!

では早速、AQUOS sense5Gでスマホ版「MTGアリーナ」を遊んでみましょう。プレイの操作感を確認しながら、他のデジタルカードゲームにはない特徴についても紹介します。

戦わないカード?「土地カード」が重要

カードゲームは、まずデッキを作るところからスタートします。「MTG」最大の特徴は「土地カード」です。土地カードはデッキに入れるものの、そのカード自体は攻撃や防御の能力を持っていません。土地カードは、実際に戦ってくれるカード達を使うために必要なカードなのです。

土地カードをたくさん置けば置くほど、より強いカードを使用することができます。たくさん並べた土地カードを利用して、自分の強力な戦うカードを使用したときは爽快感があります。
一方、手札に強いカードがあったとしても土地カードの枚数が足りず、強いカードを使えないこともあります。土地カードだけでも勝てないし、それ以外のカードだけでも勝てないのです。

つまりデッキを作る段階で、土地カードとそれ以外のカードのバランスをしっかりと考えなければなりません。
また、あえて土地カードの枚数を少なめにして、弱めの戦うカードをたくさん採用することも立派な戦略なので、自由度が高いです。こだわりはじめたら止まらず、私は夜遅くまでデッキ構築だけで遊んでしまったこともあります。

では実際に対戦!!

自分の番で1回だけ置くことができる土地カードを地道に並べて、手札からどんどん戦うカードを出していきました。自分の指示通りに攻撃や防御をしてくれるカードや、使い切りで味方をサポートしてくれるカードまで種類は様々です。

相手に合わせて戦略変更する「サイドボード」

2本先取の戦いで1戦目が終了すると、カードを入れ替える時間がやってきました。これがMTGの特徴的なルール「サイドボード」です。
サイドボードとは、対戦に使用するデッキとは別に用意することが許された7枚~15枚のカードです。対戦相手のデッキの戦略に合わせて、自分のデッキを再調整することができます。サイドボードによるデッキ変更には時間制限があるので、その場での対応力が試されます。

この戦略変更が非常に奥深く、熟練者と素人は力量差が出るポイントの1つです。デッキも強く、カードの使い方も間違っていないのに、サイドボードがうまくできず対戦に負けてしまうこともありました。最近のデジタルカードゲームでは見かけない要素の1つなので、このルールが競技性の高いカードゲームだといわれる所以なのでしょう。

さいごに

今回はスマホ版「MTGアリーナ」をAQUOS sense5Gでプレイしてみました。
他のカードゲームにはない特徴的なルールに、ついつい長時間プレイしてしまいました。ですが、スマホ本体がコンパクトなため、終わった後もあまり疲れておらず、電池の減りも少なかったです!カードの使用時の動作やアニメーションも滑らかだったので、快適にプレイできました!

今回使ったスマホ AQUOS sense5G

AQUOS sense5G

人気の「AQUOS sense」シリーズが、ついに5G対応!
5Gになってもコスパの良さはそのままに、優れた処理能力を誇る高性能CPU「Snapdragon 690 5G」を搭載しました。
また、大容量4,570mAhバッテリーと省エネIGZOディスプレイで、5Gでも1週間の電池持ちを実現しています。

さらに、AQUOS sense5Gでは機種変更時のデータコピーがとっても簡単になったんです!
同梱の専用アダプターを使って新旧端末を繋ぐだけ。iPhoneからでも、Androidからでも、写真・動画はもちろん、アプリやWi-Fi設定もまとめてコピーできちゃいます!
ぜひAQUOSへの機種変更をご検討ください。

※ 平均的なスマートフォン利用(インテージ社2018年1月~2018年12月調査データをもとに算出)があった場合の電池の持ち時間です(メーカー調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によってはそれを下回る場合があります。

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