スマホやPC画面を簡単にキャプチャーできる「Bandicam(バンディカム)」とは?特長や使い方を解説
スマホやPC画面をキャプチャー(録画)したいとき、「やり方が分からない」「どのようなツールが使えるの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
方法は様々ありますが、ひとつはキャプチャーソフトを使用する方法です。今回は複数あるキャプチャー専用ソフトの中でも、よく利用されている「Bandicam(バンディカム)」について紹介します。
- Bandicamの特長
- Bandicamでできること
- Bandicamの「無料版」と「有料版」の違い
- Bandicamのメリット
- Bandicamを使用するときの注意点
について解説しますので、参考にしてみてください。
目次
Bandicam(バンディカム)の特長
Bandicam(バンディカム)は、PCの画面を高画質で録画できるキャプチャーソフトです。
画面の録画だけでなく、マイク音声の録音にも対応しているため、自身の声を動画内に入れることもできます。
また、スマホやゲーム機などの外部デバイスの映像をPCに取り込んだり、録画したりすることも可能です。
Bandicam(バンディカム)でできること
Bandicam(バンディカム)でできることは、以下の4つです。
- スマホ画面の取り込み・録画
- PC画面の録画
- PCゲームの録画
- 外部デバイスの映像の取り込み・録画
詳しく解説していきます。
スマホ画面の取り込み・録画
Bandicamの「デバイス録画モード」を使えば、スマホの画面を、高画質で取り込み・録画することができます。
ただし、スマホの画面を取り込むには、以下の機器やツールが必要になります。
- HDMI接続のキャプチャーボード
- MHLケーブル
- HDMIケーブル
- ミラーリングアプリ
スマホ自体の録画機能を利用することもできますが、動画を編集する場合、PC画面を直に録画すれば、動画データをPCに移す作業が減り、編集作業をスムーズに行うことが可能です。スマホのデータ容量を気にしなくて良いのもメリットと言えるでしょう。
キャプチャーボードについて詳しくはこちらをご覧ください。
また、配信などで長時間スマホを使用するなら、電池が長持ちするスマホやながら充電をしてもバッテリーの劣化を抑えるスマホがおすすめです。
PC画面の録画
Bandicamの「画面録画モード」を使えば、PC画面を高画質で録画することができます。
PC画面を録画する際は、画面全体だけでなく、「画面の一部分のみ」を録画することも可能です。
また、Bandicamの「リアルタイム描画機能」を使えば、録画中の画面に図形や線などを書き込むこともできます。
PCゲームの録画
Bandicamでは、PCのオンラインゲームを「最大4K・480fps」で録画することができます。PCにマイクを接続すれば、ゲームの音声と一緒に、自身の声を録音することも可能です。また、Bandicamで録画した動画は、エンコードなしで「YouTube」に投稿することもできます。
外部デバイスの映像の取り込み・録画
Bandicamの「デバイス録画モード」では、スマホ以外にも、タブレットやゲーム機、WEBカメラといった外部デバイスの映像を画面に取り込み、録画することができます。
ただし、外部デバイスの映像を取り込む際も、以下のツールが必要です。
- 内蔵型/外付け型のキャプチャーボード
- MHLケーブル(タブレットのみ)
- HDMIケーブル
Bandicam(バンディカム)の「無料版」と「有料版」の違い
Bandicam(バンディカム)の無料版では、PCやスマホなどの画面を「最大10分間」しか録画できません。また、動画内にBandicamのロゴが入ってしまいます。
一方、有料版ではロゴなしの録画を、時間の制限なく行うことが可能です。
ただし、Bandicamの有料版は1つのライセンスにつき、1つのPCにしか導入できません。したがって、有料版を複数のPCで使いたい場合は、使用するPC台数分のライセンス購入が必要です。
Bandicam(バンディカム)のメリット
Bandicam(バンディカム)のメリットは、以下の5つです。
- スマホの画面を録画・撮影できる
- スマホとマイクの音声を別撮りできる
- シンプルで使いやすい
- 高画質・低負荷で録画できる
- 商用利用ができる
下記では、Bandicamの5つのメリットについて、詳しく解説していきます。
スマホの画面を録画・撮影できる
Bandicamでは、PCの画面だけでなく、スマホの画面を録画・撮影することができます。
PCとマイクを接続すれば、動画内に自身の声を入れることも可能です。
そのため、スマホの画面を録画したい人や、スマホゲームの実況動画を作りたい方におすすめです。
高画質・低負荷で録画できる
Bandicamは「4K・480fps」に対応しています。
また、キャプチャーソフトによっては、録画中のPCに負荷をかけてしまう場合があります。
PCに負荷がかかると遅延が発生してしまうため、ゲームを快適にプレイできなくなってしまいます。
Bandicamは録画中のPCにかかる負荷が少ないのも特長です。
せっかく高画質でスマホ画面を録画するなら、10億色の鮮やかなディスプレイのスマホを利用すると良いでしょう。
シンプルで使いやすい
Bandicamでは、難しい設定や操作をせずに、PCやスマホなどの画面を録画することができます。
たった3ステップだけで録画をすることが可能です。
- ①録画方法・範囲を選択する
- ②RECボタンをクリックし、録画を開始する
- ③RECボタンを再クリックし、録画を終了する
商用利用ができる
キャプチャーソフトによっては、「商用利用」が許可されていない場合があります。商用利用とは、製品やサービスを用いて、利益を得る行為のことです。
Bandicamの有料版は商用利用が許可されていますので、Bandicamで撮影した動画を通して、YouTubeなどで広告収入を得ることが可能です。
ただし、無料版は商用利用が許可されていないため注意が必要です。
Bandicam(バンディカム)を使用するときの注意点
Bandicamを使用するときは以下の点に注意しましょう。
- ①Macでは使用できない
- ②録画モードによっては遅延が発生することがある
まとめ
Bandicam(バンディカム)を使えば、スマホやPCなどの映像を高画質で録画することができます。
また、PCにマイクを接続すれば、録画中に自身の声を入れることもできるため、ゲーム実況動画を作りたい方にもおすすめです。
Bandicamを使って、スマホゲームやPCゲームの録画や実況・配信をぜひ試してみてください。
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