知ることで、被害は防げる!
そうだったのか!特殊詐欺
日々新しい手口が増える特殊詐欺。対策もいたちごっこです。
最近の状況と対策を知ることが、被害を防ぐことにつながります。
詐欺被害はまだまだ深刻って本当?
特殊詐欺の被害は、減少傾向にあるものの、1日当たりの被害額が約7,590万円※と依然として高水準で深刻な情勢です。 近年、資産等の個人情報を事前に電話で聞き出し犯行に及ぶなど手口は巧妙化しており、通称”アポ電”で知られる予兆電話は 年間98,757件※確認されています。
“私は大丈夫!”の落とし穴?
■被害にあうと思っていた?
詐欺被害にあった人の実に9割以上の方が「自分は大丈夫」「考えたこともなかった」と答えています。 息子や孫の声を聞き間違えるはずがない。知らない人なのに、話を鵜呑みにしてお金を渡すなんて…と思っているかもしれませんが、相手はプロの犯罪者。 自分は大丈夫という思い込みはやめて、日頃から対策しておくことが肝心です。
■なぜ大丈夫と思っていた?
高齢者&女性が要注意!
特殊詐欺の年齢別・性別のデータを見ると、被害にあった人の90%が60代以上。また、性別では約7割が女性となっています。 この世代は、一人暮らしや二人暮らしが多く、比較的家にいる時間が多いことから、特に狙われやすいと言えます。 離れて暮らすご両親や、おじいちゃんおばあちゃんがいる場合は、たまに電話をして近況を聞いたり、家族で合い言葉を決めておくとよいかもしれません。
どんな手口を使うの? その1
家族のフリして「助けて!」
息子や孫を装い、スマートフォンをなくした・買い替えたという電話があったら、それは詐欺です。ここで新しい番号を控えてしまうと、犯人の思うつぼ。数日後、この番号で犯人は電話をかけてきて、言葉巧みに現金を要求してきます。
こんな時は、話を鵜呑みにせず必ず前の番号に電話してみましょう。
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どんな手口を使うの? その2
事件?事故?焦るあなたを狙い撃ち!
近年被害が拡大しているキャッシュカード詐欺盗と呼ばれる詐欺の手口は、警察や銀行を装い「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です。」などと動揺させる言葉をかけ、心理的に冷静な判断ができないようにしてきます。
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どんな手口を使うの? その3
“公的機関の職員”を名乗って、ATMへ誘導
いわゆる還付金詐欺は、税務署、社会保険庁、市・区役所等の職員を名乗ります。ここで信用してしまっては危険。「税金の還付があります」といった内容からはじまり、最後は「お近くのATMに行って、すぐに手続をしてください」と、ATMに誘導します。税金などの還付金がある場合、通常電話がかかってくることはないので信じ込まず、必ず家族や警察に相談しましょう。
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今すぐできる、詐欺対策は?
このページでは、主な詐欺の手口について紹介していますが、詐欺の手口は巧妙化の傾向にあり、犯人はあの手この手を使って電話をかけてきます。どんな名目であれ、現金を要求する電話がかかってきたら一度は「詐欺ではないか?」と疑ってみましょう。また、今すぐできる対策を紹介していますので、できることから始めましょう。
チェックシートを活用しよう!
次のチェックシートを電話機の近くに貼って少しでも変だと感じたら、警察や家族に相談しましょう!
こんな電話は詐欺かも
しれません!
息子・孫からの電話
- 会社の携帯電話でかけている/携帯の番号が変わった
- 会社の小切手や通帳などが入ったカバンを忘れた
- 今日中にお金が必要
- 自分はお金を受け取りにいけないので代理のもの(部下)を行かせる
役所などの公的機関、銀行からの電話
- 医療費や保険料、税金の払い戻しがあるのでATMへ行って
警察、銀行からの電話
- 現金やキャッシュカードを取りに行く
- 口座番号や暗証番号を教えて
あんしんがいっぱい。使いやすさも充実。
シャープの防犯電話機
シャープは特殊詐欺被害ゼロを目指します。