設置場所や環境に合わせ、幅広いニーズに対応。積雪地域対応モデルや、デザイン性に優れた建材一体型モジュールなど、豊富なラインアップの中から、最適なモデルをご提供いたします。
大規模施設から小さなスペースまで、高いコストパフォーマンスで幅広い用途に対応できるシャープの結晶モジュール。例えば、地上に設置するメガソーラー発電から、設置スペースの小さな駐輪場の屋根まで、スケールに合わせて対応できます。
PID現象とは、高温高湿及び高いシステム電圧の影響で、太陽電池モジュールの電気出力低下が起こる現象です。耐PID評価試験では、この状態を擬似的につくりだし太陽電池の出力を評価します。シャープはPID対策を実施しており、順次評価基準を見直しています。フラウンホーファー(欧州最大の研究機関)が、当社モジュールND-R250A5を評価試験した結果、この現象が起こらないことが2012年6月に報告されました(出力低下していない4社の中の1社がシャープ。右記グラフ参照)。当社は現在、この試験基準より厳しい社内基準を設けて、全機種を評価試験しており、品質を確保しています。
当社の太陽電池モジュールは55年以上の歴史と設置実績をベースに、国際規格より厳しい独自の品質評価基準を設けて設計・試験・製造しています。この独自基準に、世界的に認められている国際機関VDE※2が定めたVDE Quality Tested※3の規格(融資価値の評価)を加えることで、より品質・信頼性が高く、融資価値が評価できる新品質評価基準を確立しました。当社の結晶系太陽電池モジュールは、この新規格の評価基準で設計・製造され、高品質で長期間安心して使用できる確かな商品をお届しています。
北海道や東北などの豪雪地帯に設置する太陽電池モジュールには、雪の重みによる破損を防ぐため、強い耐荷重性能が求められます。積雪対応モジュールは、厳しい独自の試験基準で品質試験と製品設計を実施。耐積雪荷重性能を向上させることで、豪雪地帯での設置にも対応します。
フレームとガラス面の段差をなくした設計で、積もった雪が滑り落ちやすく、積雪期の発電量アップが期待できます。
IEC規格の試験基準では、モジュールを水平に設置して耐荷重試験を実施していますが、モジュールを斜めに設置した際にアルミ枠にかかる荷重がモジュールに大きなダメージを与えます。このため当社では実使用環境を考慮して、独自試験(滑雪試験)を実施しています。
太陽電池モジュールをビルの屋上などの高所に設置するケースでは、強いビル風にも耐えられる強度が求められます。高所設置モジュールは、設置面積が限られるとともに、高い風圧荷重が求められるビルの屋上設置を想定し、耐風圧荷重を高めたモジュールです。