SHARP 産業用太陽光発電システム

積雪地域用

太陽電池モジュール<NU-297SH> *当モデルは生産を終了しております。

雪が滑り落ちやすく積雪地域の地上設置に適したモジュール

NU-285SH横置き地上設置専用

外形図

モジュール変換効率 17.5%

公称最大出力 297W

積雪量 200cm(横置き地上設置専用)

セル種類 単結晶 最大システム電圧 1,000V
公称最大出力※2 297W 静荷重 2,400Pa
モジュール変換効率※1 17.5% 垂直積雪量 200cm
公称最大出力動作電圧 32.64V 固定箇所/固定方法 4箇所/ボルト
(横置き地上専用)
公称最大出力動作電流 9.10A 外形寸法 1,681×1,010×46mm
公称開放電圧 38.94V 質量 22.0kg
公称短絡電流 9.82A    
  • ※1太陽電池モジュールの変換効率(%)は【 [モジュール公称最大出力(W)×100 ] ÷ [モジュール面積(m²)×1,000W/m²] 】の計算式を用いて算出しています。変換効率とは、太陽光エネルギーから電気エネルギーに変換したときの割合を表します。
  • ※2公称最大出力の数値は、JIS C8990に基づくAM1.5、放射照度1,000W/m²、モジュール温度25℃で測定した代表的な値です。
  • 太陽電池モジュールに太陽光が当たると、太陽の位置や角度によって、反射光が近隣住宅の窓に差し込む可能性があります。眩しさについては個人差があり、季節毎で見え方も異なりますので予測が難しいですが、近隣住宅への配慮が必要です。
  • 台風や強風により、石などの固形物がモジュールガラス表面に当たると、ガラスが破損することがありますので、動産総合保険(自然災害に対する保険)に加入されることをお勧めします。
  • 太陽電池モジュールは製造過程において、色むらなど外観上のバラつきが生じる場合がありますが、性能・信頼性に影響はありません。

積もった雪が滑り落ちやすい設計

フレームとガラス面の段差をなくした設計で、積もった雪が滑り落ちやすく、積雪期の発電量アップが期待できます。

積もった雪が滑り落ちやすく設計されたモジュール

  • ※32014年発売のND-250FB(アルミ枠の段差があるモデル)。
  • ※42015年発売のND-250SE(新機種 NU-297SHと同様のアルミ枠の段差がないモデル)。
  • 設置場所、気候、積雪量、雪質などの条件により滑雪効果は異なります。

当社の積雪荷重の規定方法について

IEC規格の試験基準では、モジュールを水平に設置して耐荷重試験を実施していますが、モジュールを斜めに設置した際にアルミ枠にかかる荷重がモジュールに大きなダメージを与えます。このため当社では実使用環境を考慮して、独自試験(滑雪試験)を実施しています。

  • 当社はその結果から、設置可能な垂直積雪量をカタログに記載しています。

積雪荷重の規定方法

PID※5耐性を強化

PID現象とは、高温高湿及び高いシステム電圧の影響で、太陽電池モジュールの電気出力低下が起こる現象です。耐PID評価試験では、この状態を擬似的につくりだし太陽電池の出力を評価します。 シャープはPID対策を実施しており、順次評価基準を見直しています。フラウンホーファー(欧州最大の研究機関)が、当社モジュールND-R250A5を評価試験した結果、この現象が起こらないことが2012年6月に報告されました(出力低下していない4社の中の1社がシャープ。右記グラフ参照)。当社は現在、この試験基準より厳しい社内基準を設けて、全機種を評価試験しており、品質を保持しています。

  • ※5PID:Potential Induced Degradationの略。

世界的に認められている国際機関の高度な水準を取り入れた新品質評価基準

当社の太陽電池モジュールは55年以上の歴史と設置実績をベースに、国際規格より厳しい独自の品質評価基準を設けて設計・試験・製造しています。この独自基準に、世界的に認められている国際機関VDE※6が定めたVDE Quality Tested※7の規格(融資価値の評価)を加えることで、より品質・信頼性が高く、融資価値が評価できる新品質評価基準を確立しました。当社の結晶系太陽電池モジュールは、この新規格の評価基準で設計・製造され、高品質で長期間安心して使用できる確かな商品をお届しています。

IEC規格【最低限の品質を評価】/厳格化/当社独自基準【IEC規格に独自基準を追加】1.結露凍結試験:繰り返し数延長 2.高温高湿試験:設置時間延長/VDE Quality Tested規格【IEC規格に独自基準を追加】3.繰り返し風圧試験 4.端子(ケーブル)強度試験 5.Quarterly testing■試験サンプル数の追加■3ケ月毎の定期検査*機能耐用年数の基準なし/当社新規格【左記の当社独自基準、VDEQT規格の試験を実施】実際のモジュール設置環境を想定した項目に対する加速劣化試験の実施

  • ※6VDE:1893年に設立されたドイツ最大の電気・電子技術協会。電気分野のドイツ国家規格の策定、安全認証・試験を実施。
  • ※7VDE独自規格:VDE Quality Tested。VDEが、フラウンホーファー ISE(欧州最大の研究機関)およびドイツの太陽電池産業界と共同で開発した太陽電池モジュールに対する長期信頼性試験プログラム。

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