積雪地域用
雪が滑り落ちやすく積雪地域の地上設置に適したモジュール
横置き地上設置専用
セル種類 | 単結晶 | 最大システム電圧 | 1,000V |
---|---|---|---|
公称最大出力※2 | 297W | 静荷重 | 2,400Pa |
モジュール変換効率※1 | 17.5% | 垂直積雪量 | 200cm |
公称最大出力動作電圧 | 32.64V | 固定箇所/固定方法 | 4箇所/ボルト (横置き地上専用) |
公称最大出力動作電流 | 9.10A | 外形寸法 | 1,681×1,010×46mm |
公称開放電圧 | 38.94V | 質量 | 22.0kg |
公称短絡電流 | 9.82A |
フレームとガラス面の段差をなくした設計で、積もった雪が滑り落ちやすく、積雪期の発電量アップが期待できます。
IEC規格の試験基準では、モジュールを水平に設置して耐荷重試験を実施していますが、モジュールを斜めに設置した際にアルミ枠にかかる荷重がモジュールに大きなダメージを与えます。このため当社では実使用環境を考慮して、独自試験(滑雪試験)を実施しています。
PID現象とは、高温高湿及び高いシステム電圧の影響で、太陽電池モジュールの電気出力低下が起こる現象です。耐PID評価試験では、この状態を擬似的につくりだし太陽電池の出力を評価します。 シャープはPID対策を実施しており、順次評価基準を見直しています。フラウンホーファー(欧州最大の研究機関)が、当社モジュールND-R250A5を評価試験した結果、この現象が起こらないことが2012年6月に報告されました(出力低下していない4社の中の1社がシャープ。右記グラフ参照)。当社は現在、この試験基準より厳しい社内基準を設けて、全機種を評価試験しており、品質を保持しています。
当社の太陽電池モジュールは55年以上の歴史と設置実績をベースに、国際規格より厳しい独自の品質評価基準を設けて設計・試験・製造しています。この独自基準に、世界的に認められている国際機関VDE※6が定めたVDE Quality Tested※7の規格(融資価値の評価)を加えることで、より品質・信頼性が高く、融資価値が評価できる新品質評価基準を確立しました。当社の結晶系太陽電池モジュールは、この新規格の評価基準で設計・製造され、高品質で長期間安心して使用できる確かな商品をお届しています。