よくあるご質問

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質問

名刺をスキャンしたデータを、共有フォルダーに保存したい。(FAQ No.00971)

回答

複合機の原稿台(ガラス面)に名刺を配置し、他の機能の「名刺スキャン」を利用してファイルを作成することができます。
下記の手順はMX-4170FNを例に記載しています。

◎ メモ

  • 機種によりOCR拡張キットのオプションを装備する必要があります。
    詳しくは製品情報をご覧ください。

1. パソコンに共有フォルダーを作成する

パソコンに共有フォルダーを作成するには下記の参考情報を参照してください。

2. 複合機に共有フォルダーにアクセスするためのアカウントを登録する

複合機に共有フォルダーにアクセスするためのアカウントを登録するには、下記の参考情報を参照してください。

3.複合機の「名刺スキャン」で共有フォルダーの宛先にスキャン送信する

① 次の注意事項に気を付けて、原稿台(ガラス面)に名刺を並べてください。

◎ 注意事項

  • ●スキャンしたい面を下向きにする
  • ●それぞれの名刺の間隔は、5mm以上あけておく
  • ●破線の四角の中に名刺を並べる
  • ●原稿台カバーは開けたままにする
  • ●一度に並べられる原稿は、20枚まで
  • ●対応可能な名刺サイズは45×85mm~110×110mm
  • ●名刺の形が四角形でない場合は、正しくスキャン出来ないことがある
  • ●名刺の天部(上側)を原稿台(ガラス面)の奥側にして並べる

② ホーム画面で[共有フォルダー]を押してください。

③「共有フォルダー」画面が表示されますので、[アドレス帳]を押してください。

④ アドレスの一覧から「user1」を選択してください。

⑤ 選択した宛先(例:\\192.168.11.6\sample)が正しいことを確認し、[OK]を押してください。

⑥「共有フォルダー」のトップ画面に戻りますので、[他の機能]を押してください。

⑦「他の機能」画面が表示されますので、[名刺スキャン]を押してください。

⑧「名刺スキャン」画面が表示されますので、各項目を設定してください。



-各項目の設定-

各項目 設定値(*初期値) メモ
(1)名刺スキャン *Off
On
右領域を操作された場合は、自動的に「On」になります。
(2)言語 現在表示されている言語 対象言語:日本語、英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、ポルトガル語、ポーランド語、ロシア語、中国語(中国語簡体字)、台湾語(中国語繁体字)
(3)フォーマット *vCard (*.vcf)
CSV (*.csv)
vCardファイルは名刺1枚につき1ファイルずつ出力されます。

*1CSVファイルは、読み取った名刺すべての情報を1ファイルにまとめます。
(4)画像も送る *Off
On
「On」にするとスキャンした画像も送信されます。
(5)読み取った氏名をファイル名にする *Off
On
*2「On」にすると抽出した氏名をファイル名にします。

*1:「読み取った氏名をファイル名にする」が[ON]の場合は最初に読み取った名刺の氏名をCSVファイル名に適用します。

*2:抽出した氏名が「(例)シャープ太郎」の場合は以下のようになります。
・vcfファイル:「シャープ太郎.vcf」
・画像ファイル(例:pdf):「シャープ太郎.pdf」
・csvファイル:「シャープ太郎.csv」



(「画像も送る」をチェックした場合)

(1)「本機能有効時は、一部のファイル形式が利用できません。利用できないファイル形式が設定されている場合は[PDF]になります。また、[高圧縮]も無効になります。」と表示されますので、[OK]を押してください。

(2)「名刺スキャン」画面に戻りますので、画像ファイルの形式(フォーマット)を変更する場合は、アクションパネルの[フォーマット]を押してください。変更しない場合は、手順⑨から操作を進めてください。

(3)「フォーマット」画面が表示されますので、任意のファイル形式(例:PDF)を選択して[OK]を押してください。

これで、「名刺スキャン」で出力する画像ファイルの形式を変更することができました。
引き続き、手順⑩から操作を進めてください。

⑨ 設定が完了しましたら、[OK]を押してください。

⑩「他の機能」画面が表示されますので、[OK]を押してください。

⑪「共有フォルダー」のトップ画面が表示されますので、(1)原稿台のカバーが開いていることを確認し、(2)[スタート]を押してください。

⑫「次の原稿をセットして[スタート]を押してください。原稿を読み込みます。」が表示されますので、次の原稿がある場合は原稿を入れ替えて[スタート]を押してください。次の原稿が無い場合は[読み込み終了]を押してください。

送信が開始されます。

⑬ 送信が完了しますと指定した宛先にファイルが保存されますので、確認してください。

■「読み取った氏名をファイル名にする」を「On」にした場合(例:シャープ太郎)

■「読み取った氏名をファイル名にする」を「Off」にした場合(例:自動生成)

自動生成(例:「MXxxx_20160525_012731_0001.vcf」)の場合は「MXxxx」はモデル名、「20160525」はスキャンした年月日、「012731」はスキャンした時分秒が入ります。

⑭ これで「名刺」をファイルとして作成することができました。

関連キーワード

名刺 / スキャナー / スキャン / スキャンデータ / 文書 / スキャン送信 / スキャン保存

更新日:2021年08月06日