約3,300万画素、約10億色の色再現力でHDR映像にも対応。
プロユースからハイ・アマチュアユースに応える8K高精細ディスプレイ
8Kコンテンツ制作用途に応える高画質・高品位表示
高輝度・高コントラスト比の8K液晶パネル搭載
約3,300万画素の圧倒的な解像度で8K映像をどこまでもリアルに表現。さらにピーク輝度1,000cd/m2、全白800cd/m2※1の高輝度性能と、100万:1※1※2の高コントラスト比を実現、より忠実な明暗表現が可能です。
映像編集作業に最適な32V型
卓上などの限られたスペースに設置して、短い視聴距離で作業が可能な32V型。映像全体の確認は50~60cmの視距離で、細部の確認は25~30cmまで覗き込んで詳細を確認できます。
HDR映像に対応※3。さらにRec.2020の広色域表示が可能
幅広いジャンルのHDRコンテンツの制作過程で活用可能です。4K/8K放送やライブ中継で採用されているHLG方式※4とパッケージメディアやネット配信動画向けのPQ方式※5のHDR映像に対応しています。
日陰の暗い部分が黒つぶれ
日陰の黒つぶれを防ぐと日向が白飛び
明暗とどちらの階調も犠牲にする事なく、リアルな描写が可能
4K/8K放送の色基準で、自然界に存在するほぼ全ての色を再現するRec.2020の85%のカバー率※6を実現した広い色域に対応。色の表現範囲が大幅に広がり、繊細で豊かな色彩描写が可能に。
色ムラを大幅に抑える「SHARP Advanced UCCT」※7技術
独自機能により、均一性の高い高品位表示を実現。各種RGB入力信号に対する表示特性を細かいエリアで測定し、局所領域のRGB信号毎に色ムラと輝度ムラを補正します。
各RGBの補正処理例(一部)
ハードウェアキャリブレーションで高品位表示を維持
専用ソフトウェア「SHARP Display Calibration Utility※8」によるハードウェアキャリブレーションに対応。市販の測色センサーを使うことで、経年によるディスプレイの輝度や色温度などの変化を補正します。
8K60Hz映像入力端子
市販のパソコンやカメラなどの8K機器をHDMIケーブル※9で接続し、8Kの高精細映像を表示できます。
撮影や編集作業をアシストする多彩な機能※10
用途に応じたカラーモードをサポート
カラーモードを選択するだけで、制作コンテンツに最適な表示設定になります。
カラーモード | 主な用途 |
---|---|
BT.2100(HLG)※11 | スーパーハイビジョン放送のHDR映像 |
BT.2100(PQ)※11 | 動画配信サービス、Ultra HD Blu-ray™のHDR映像 |
BT.2020 | スーパーハイビジョン放送のSDR映像 |
BT.709 | ハイビジョン放送 |
DCI-P3 | デジタルシネマ |
Adobe® RGB | 出版、印刷 |
sRGB | パソコン、デジタルカメラ |
輝度クリッピング
HDR映像を表示する際に、指定輝度を超えるエリアを指定した色で警告表示したり、指定輝度以上のエリアをクリップした状態で表示することが可能。映像内の輝度が高くて白飛びした状態になるエリアを確認できます。
指定輝度を超えるエリアを警告表示
色域外警告
Rec.2020またはDCI-P3の色域を持つ映像を表示する際に、Rec.709の色域を超える領域をグレーで表示したり、Rec.709の色域に収まる色に変換してクリップ表示。対応色域の狭いディスプレイで色再現できないエリアを確認したり、対応色域の狭いディスプレイでの見え方を確認できます。
Rec.709の色域外の色をグレーで表示
Rec.709の色域外の色をRec.709の色域内の色にクリップ表示
ピーキング
輪郭がはっきりした部分に色を付けて映像を表示することで、映像内の意図した部分にピントが合っているかが確認しやすくなります。
輪郭がはっきりした部分に色を付けて映像表示
フォルスカラー
輝度レベル毎に異なる色で映像を表示。HDR映像の場合は輝度レベルが適切かどうかを、SDR映像の場合は適正な露出かどうかを確認する際に使用します。
輝度レベル毎に異なる色で映像表示
マーカー
映像に四角い枠や十字のマーカーを表示して、異なるアスペクト比で切り出した場合の映像の有効エリアや、映像のセンターを確認できるようにします。
モノクロ/ブルーオンリー
モノクロや青信号のみの映像を表示し、入力信号のノイズを確認しやすくします。