レストランシェフが語るヘルシオ グリエ ヘルシオ グリエは、パンの個性を生かし、より美味しく昇華させてくれます。 パンカラト様(大阪府)

Q1.
シェフがトースターに
求める機能は何ですか?

ブーランジェリーにとって理想のパンの仕上がりは、何といっても焼きたてです。ふっくら焼きたてのパンの香りやその食感は、焼きたてでしか味わえない幸せですよね。みなさんがお店で買ったパンをご家庭で召し上がる際、「焼きたてを再現しよう」「冷めたパンを美味しくいただこう」とトースターで温める方も多いのではないでしょうか。ですが、実はパンは再加熱に向いていない食べ物なのです。フランスではバケットは冷たいまま食べることがほとんどなんですよ。というのも、パンの美味しさは水分量のバランスに大きく関係しているからです。完成したパンにはすでに水分は含まれています。もちろんみなさんが毎日召し上がるような食パンもそう。トースターで焼くと水分が抜けて固くなったり、焦げたりしてしまうこともあります。もう1回焼きたてのクオリティに近づけるのは難しく、加熱せずそのまま食べた方が美味しいのではないか…と思うことも。ですからパンの水分を逃がさずに、再加熱することでいかにふわっとさせ、焼きたての状態を蘇らせることができるのか、という点がトースターに求められていると思います。

イメージ画像:シェフがトースターに求める機能は何ですか?

Q2.
ヘルシオ グリエの
使い心地はいかがでしたか?

最近では蒸気を利用して焼き上げるトースターが多く展開されていますが、ベチャッとした感じに仕上がる点が気になっていました。ところがこのヘルシオ グリエは、加熱した水蒸気をさらに加熱した「過熱水蒸気」を利用しているんですね。蒸気自体が高い火力となる仕組みがとても画期的だと感じました。まさに「水で焼く」イメージです! 実際に、食パンを焼いてみると外側はサクッと、内側はふわっとした食感の美味しいトーストが焼きあがりました。

イメージ画像:ヘルシオ グリエの使い心地はいかがでしたか?

さらに、トーストが冷めても安定して美味しい点にも驚きました。食パンをトーストしてすぐに食べられたらいいですが、もしそのタイミングがずれると冷めて美味しくなくなりますよね。ヘルシオ グリエは水分量が保持されるため、冷めても中はふんわりでパサパサになっていませんでした。先ほどトースターには焼きたての状態を蘇らせる役割が求められると言いましたが、このヘルシオ グリエは蘇らせるだけではなく、さらなるパワーを与える役割も備えているのではと実感しました。

イメージ画像:ヘルシオ グリエの使い心地はいかがでしたか?

Q3.
各パンの仕上がりについて
教えてください。

一番驚いたのは冷凍パンの仕上がりです。人間は分離していた水分と油分が「乳化」し、混然一体となって調和した時に美味しいと感じます。マヨネーズがそのいい例ですね。パンは生地に入れるバターや水、粉が一体化した出来上がりの状態がベストですが、冷凍することによりパンの水分と油分は凍る温度が違うため分離してしまいます。それを再加熱すると、水分が先に蒸発して乳化が上手くいかないのです。今回、食パン、ロールパン、クロワッサンを常温から焼く場合と、冷凍したものを焼く場合を各々試してみましたが、どちらも味わいに差はなかったんです。

イメージ画像:各パンの仕上がりについて教えてください。

また惣菜パンでも試してみました。カレーパンはトースターで焼くと油分が出てベチャベチャになることが多いのですが、衣はサクサク、中はしっとりの状態。まるで揚げたてのような状態にびっくり。

イメージ画像:各パンの仕上がりについて教えてください。

フォカッチャは上のチーズはカリカリ、中に練り込んだマッシュルームのクリームもとろりと溶けてふっくら仕上がっています。それぞれの持ち味を存分に生かした味わいに仕上がっていると感じました。

イメージ画像:各パンの仕上がりについて教えてください。

Q4.
操作性は
いかがでしたか?

つまみの真ん中の「過熱切替」ボタンを押し、過熱水蒸気のパワーを4段階から選んでから、つまみを回して時間の設定をするだけ。時間の設定は、例えばロールパンなら何分…という目安が本体の上部に記載されているので参考にできます。またセットした瞬間に焼き上げが始まるため、スイッチオンするスタートボタンを押す必要がないスムーズな操作性も気に入りました。複雑ではないので誰でも簡単に操作することができますね。
水を入れるタンクも小さく、サッと入れ替えられるのもポイント。

イメージ画像:操作性はいかがでしたか?

大きさは従来のトースターとほぼ変わらずコンパクト。ちょっとしたスペースにも置きやすく、店頭に置いても雰囲気をこわさないおしゃれな見た目も気に入っています。

イメージ画像:操作性はいかがでしたか?

Q5.
ヘルシオ グリエの
良さは何でしょうか?

私の料理のコンセプトは「野菜の美食」。バターや小麦粉、クリーム類をほぼ使わずに、野菜のおいしさを引き出し、体にやさしい野菜のフレンチを展開しています。調味料の力に頼らないということは、素材の旨味を逃がさず、その個性を引き出し、美味なる一皿へと昇華させることが大事です。それはパンの再加熱にもあてはまると言えるでしょう。ヘルシオ グリエは、パンを温めるだけではなく、パンの個性を生かし、さらにより美味しい状態へ昇華させることができます。ヘルシオ グリエのコンセプトや過熱水蒸気を生かした機能が、私自身の考えと通じるものを実感しました。お店でも、我が家でも取り入れたい1台ですね。

イメージ画像:ヘルシオ グリエの良さは何でしょうか?
イメージ画像:株式会社ケイクール 代表取締役社長 リュミエールグループ オーナーシェフ 唐渡 泰氏

株式会社ケイクール
代表取締役社長
リュミエールグループ
オーナーシェフ
唐渡 泰氏

株式会社ケイクール 代表取締役社長
リュミエールグループ オーナーシェフ 唐渡 泰氏

数々の名店・ホテルで修業後、2006年大阪・心斎橋に「リュミエール」を開業。開業1年目に「ザカットサーベイ」でトップランキングを取得。シェフとして第一線で「野菜の美食」をテーマに自身の料理を追求しながら、レストラン経営、飲食事業のプロデュース、フランス老舗紅茶「ダマンフレール」の輸入を行う。リュミエールグループ代表として、現在8店舗(レストラン4店舗、ティーサロン2店舗、カフェ1店舗、ブーランジェリー1店舗)を展開。食育や地域の食文化進行、各料理コンクールの審査員、国内外での美食会・コラボレーションイベントに参画する。リュミエールでは「ミシュランガイド」11年連続星を獲得。 著書『野菜の美食』。

トーストも、生食パンも、
水のチカラで
窯出しのおいしさ

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