洗濯機で洗濯したものが破れてしまったときは?

洗濯した衣類や布製品が破れてしまった場合、以下のような原因が考えられます。

洗濯機の不具合によるものは除きます。

1.洗濯できないものを洗濯してしまった

洗濯機が指定する洗濯できないもの、洗濯方法などが記載した取扱い表示のない衣類や布製品、水洗いできないものは脱水中に異常振動による破損や事故の恐れがあったり、洗濯機の回転力や洗濯物同士の摩擦で破れやすい場合があり、洗濯できません。

洗濯機が指定する洗濯できないもの、取り扱いタグのないもの、水洗いできないものは洗濯しないでください。

<ご参考> 洗濯物の確認

タテ型洗濯乾燥機・全自動洗濯機は、こちら

ドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量10kg以上)は、こちら

ドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量7kg以下)は、こちら

2.洗濯物を入れすぎてしまった

洗濯物を入れすぎると洗濯物同士の摩擦が大きくなり、絡まりやすくなる、引っかかりやすくなるなど、洗濯ダメージが大きくなります。
また、入れすぎると脱水途中で洗濯物が槽から飛び出すこともあり、飛び出した洗濯物が投入口やフタとの接触によるダメージで破れることがあります。

3.衣類のボタンやファスナーを閉じなかった、衣類の装飾・突起部分を裏返さずに洗濯してしまった

衣類のボタンやファスナーは洗濯中の摩擦や絡まりなど、他の洗濯物にダメージを与える原因になります。
他の洗濯物にダメージを与えなることがないよう、衣類のボタンやファスナーは閉じた後、裏返して入れてください。

4.薄手のものや傷みやすい衣類・布製品を洗濯ネットに入れずに洗濯してしまった

薄手のものや傷みやすい衣類・布製品は他の洗濯物との摩擦や絡みつきによるダメージを受けやすいです。
他の洗濯物からダメージを受けやすい衣類・布製品は洗濯ネットに入れて、まとめ洗いを避けてください。

5.毛布コースの洗濯で別売の洗濯キャップや 大型毛布用丸型ネットを使わなかった

毛布コースで洗濯をする場合、洗濯物によって指定の別売品(洗濯キャップや大型毛布用丸形ネット)が必要です。
指定の洗濯キャップや大型毛布用丸形ネットを使わずに洗濯すると、脱水中に洗濯物が槽から飛び出し、強い回転による摩擦で洗濯物を傷めたり、洗濯機の投入口周辺やフタの傷つき・故障の原因になります。

別売の洗濯キャップや大型毛布用丸形ネットの使い方については、「取扱説明書」の毛布コースをご覧ください。

指定の洗濯キャップや大型毛布用丸形ネットを使わず運転して洗濯物や洗濯機が傷んだ場合は、保証の対象外となります。

<ご参考>

毛布や大物などを洗いたいときは?/毛布などの入れ方は?

6.衣類や布製品に適さない洗濯コースで洗ってしまった

衣類・布製品の取扱い表示に記載の記号や注意文で「手洗い」、「弱い水流で洗う」など洗いかたが指定されたものを回転力の強い洗濯コース(標準コース、おうち流コース、その他)で洗濯すると強い水流や洗濯物同士の摩擦などでダメージを受けて破れることがあります。

「手洗い」、「弱い水流で洗う」など洗いかたが指定されたものは通常の洗濯物と一緒にせず、指定のおしゃれ着洗いコース(おしゃれ着コース、ホームクリーニングコース、ドライコースなど)で洗濯してください

また、衣類・布製品の素材で「ポリウレタン」※を使用したものは洗濯時に注意が必要です。

衣類・布製品の取扱い表示に記載の素材名をご確認ください。(例:ポリウレタン10%、など)
ポリウレタンを使用した伸縮性のある衣類や布製品はデリケートで傷みやすいため、取扱い表示と異なる洗濯方法で衣類が破れたり、洗濯機の損傷などが発生しています。

<ご参考>

ポリウレタン混合衣類の取扱い

7.生地が傷んで薄くなったもの、ほつれ・ほころびがあるものをそのまま洗濯してしまった

着脱と洗濯を繰り返して生地が傷んだもの(生地が薄くなった、ほつれ・ほころびがあるもの)は他の洗濯物と絡まったり引っかかることで破れやすくなります。
生地が傷んで薄くなったり、ほつれ・ほころびがある洗濯物は洗濯の前に補修していただき、洗濯ネットに入れてください。