衣類に合った洗濯コースは?

衣類・洗濯物のタグに記載の取扱表示(記号・洗いかた)、組成表示(素材名など)によって適したコースが変わります。
お洗濯の前に衣類や洗濯物のタグ(取扱表示や組成表示)を確認いただき、下記を参考に適したコースをお選びください。

取扱表示のタグが付いてないもの、タグの内容によっては洗濯機で洗濯できない場合があります。

くわしくは、取扱説明書をご覧ください。

衣類の「取扱表示」については、こちら

1. 洗濯物の取扱表示に適したコースは?

下記以外にも洗うものの種類、生地の種類などで取扱表示が変わります。

取扱表示の例(1)

以下のような取扱表示が付いている場合、「標準コース」「時短コース」「ガンコ汚れコース」などで洗濯・乾燥ができます。

毛布やマット類の場合は「毛布コース」で洗濯・乾燥できます。

品質表示

【表示記号の内容】

表示記号 記号の種類 記号の内容
洗い方 液温は40℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
ドライクリーニング処理 パークロロエチレンおよび記号(F)に規定の石油系溶剤で通常のドライクリーニング処理ができる。
アイロン仕上げ 底面温度150℃を限度として、アイロン仕上げ処理ができる。
漂白処理 塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。
自然乾燥 つり干し乾燥がよい。
タンブル乾燥 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
高温乾燥:排気温度の上限は最高80℃

取扱表示の例(2)

以下のような取扱表示が付いている場合、洗濯機の「ホームクリーニングコース」や「おしゃれ着コース」などで洗濯できますが、乾燥はできません。

洗濯の際は、おしゃれ着用の中性洗剤をご使用ください。(中性洗剤以外で洗濯すると縮みや変質の原因)

「標準コース」などで洗濯すると摩擦による生地の傷みや破損などの恐れがありますのでご注意ください。

品質表示

【表示記号の内容】

表示記号 記号の種類 記号の内容
洗い方 液温は40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
ドライクリーニング処理 パークロロエチレンおよび記号(F)に規定の石油系溶剤で通常のドライクリーニング処理ができる。
アイロン仕上げ 底面温度110℃を限度として、アイロン仕上げ処理ができる。
漂白処理 漂白処理はできない。
自然乾燥 日陰での平干し乾燥がよい。
タンブル乾燥 洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。

2. 洗濯物の種類別や汚れの程度に適したコースは?

衣類や生地の種類、汚れの程度などでお洗濯に適したコースが変わります。

【洗濯・乾燥の前に】

防水性・撥水加工の衣類(ウインドブレーカー、ダウンジャケットなど)や生活用品(玄関マット、防水シートなど)、ウレタンやビーズの入ったクッション・枕などは洗濯できません。(洗濯物破損・異常振動など故障の原因)
くわしくは下記の「洗濯機で洗濯や乾燥できないもの」をご覧ください。

洗濯機で洗濯や乾燥できないものについては、こちら

洗濯による損傷予防のため、傷みやすい衣類やデリケートな下着などは単独で洗濯ネットに入れてください。

「標準コース」などで洗濯できるもの

洗濯物のタグに記載の取扱表示に洗濯機による洗濯可能な記号が付いた衣類やタオル類など。

色付きの衣類や洗濯後に糸くず・汚れの付着が目立つものは、洗濯ネットに入れてください。

「毛布」コースで洗濯できるもの

洗濯機の機種により洗濯・乾燥できるものが異なります。くわしくは「取扱説明書」をご覧ください。

<参考>

毛布コースで洗濯・乾燥できるものは?

毛布や大物などを洗いたいときは?

「毛布コース」で洗濯・乾燥の際は、「毛布コース」指定の洗濯キャップ、毛布ネットを必ずご使用ください。

「手洗い」表示が付いたものは生地の傷つき・損傷の恐れがありますので、手洗いをおすすめします。

「ホームクリーニングコース」や「おしゃれ着コース」で洗濯できるもの

「手洗い」、「洗濯機で弱い洗濯処理ができる」、「洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる」表示のあるデリケートな衣類など。※ 摩擦による生地の傷みや損傷を防ぐため、単品での洗濯をおすすめします。

<参考>

デリケートな衣類を洗いたいときは?

「ガンコ汚れコース※1」、「極め洗いコース※1」、「温風プラス洗い※1※2」で洗濯できるもの

「標準」コースで洗濯可能な衣類、タオルなどのドロ汚れ、ガンコな皮脂汚れなど。

洗濯機の機種により搭載コースが異なります。

「時短コース※1」、「10分洗濯コース※1」で洗濯できるもの

「標準」コースで洗濯可能な衣類、タオルなどで1回の洗濯量※2が少なく、軽い汚れの場合など。
※1洗濯機の機種により搭載コースが異なります。くわしくは「 取扱説明書 」をご覧ください。
※21回の洗濯量がコースの指定容量よりも多いと、汚れ落ちやすすぎ性能が悪くなりますので、ご注意ください。
洗濯量がコースの指定容量よりも多い場合は「標準コース」をご利用ください。