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他のモードを使いながら同時にファイリングする

自動一時保存

コピーやイメージ送信を実行した原稿を画像として本機の一時保存フォルダーに保存します。
自動一時保存した画像は、あとで呼び出すことができるため、あらためて原稿を用意しなくてもコピーやイメージ送信ができます。
ここではコピーモードを例に説明します。

  • 自動一時保存はノーマルモードで使用できます。
  • 自動一時保存すると、保存したデータには次のようなユーザー名、ファイル名を自動的に付けます。
  • ユーザー名:ユーザーメイフメイ
    ファイル名:各機能_年・月・日_時・分・秒
    (例:Copy_20211010_112030)
    保存先:一時保存フォルダー
    ユーザー認証時は、認証を受けたユーザー名を自動的に選択します。
    自動一時保存を行ったデータは、ファイル名と保存先のみ必要に応じて変更します。
  • スキャナー送信や再送信時の送信ファイルの名前に関しては、システム設定で変更することができます。
一時保存フォルダーに存在する保護ファイル以外のすべてのファイルを一括削除するには
「設定(管理者)」の[システム設定]→[ドキュメントファイリング設定]→[基本設定]→[一時保存ファイルの全削除]で一括削除します。必要に応じて電源を"入"にするたびに一括削除する設定にします。

原稿をセットする

原稿を原稿自動送り装置の原稿セット台、または原稿台(ガラス面)のどちらかにセットします。
原稿の種類や状態からセット方法を選択

ノーマルモードに切り替え、アクションパネルの[自動一時保存]をタップしてにする

機密情報の保存に関するメッセージが表示されたときは[OK]キーをタップします。

コピーやイメージ送信を開始する

機能の実行とともに原稿の画像データを、一時保存フォルダーに保存します。
[スタート]キー(コピーモード時は[カラースタート]キーまたは[白黒スタート]キー)をタップすると、意図せずファイルを保存してしまうことを防ぐため6秒間(初期値)「データは一時保存フォルダーに保存されます。」とメッセージを表示します。
メッセージの表示時間は「設定(管理者)」の[システム設定]→[共通設定]→[操作設定]→[基本設定]→[メッセージ表示時間の設定]で変更します。
自動一時保存を中止するときは
[自動一時保存]をタップしてにしてください。

ファイリング

各モードでプリントや送信をするときは、[ファイリング]をタップすると、プリントや送信をすると同時に原稿をファイルとして標準フォルダーまたはあらかじめ登録したユーザーフォルダーに保存します。保存したファイルは、あとで呼び出すことができるため、原稿を用意しなくても再プリントや再送信できます。
ここではコピーモードを例に説明します。

  • ファイリングはノーマルモードで使用できます。
  • 保存詳細設定を行わずにファイリングすると、保存したデータに次のようなユーザー名、ファイル名を自動的に付けます。
  • ユーザー名:ユーザーメイフメイ ファイル名:各機能_年・月・日_時・分・秒 (例:Copy_20211010_112030)
    保存先:標準フォルダー
  • スキャナー送信や再送信時の送信ファイルの名前に関しては、システム設定で変更することができます。

原稿をセットする

原稿を原稿自動送り装置の原稿セット台、または原稿台(ガラス面)のどちらかにセットします。
原稿の種類や状態からセット方法を選択
使用する機能によってはプレビューを実行する前に設定が必要な場合もあります。

ノーマルモードに切り替え、アクションパネルの[ファイリング]をタップして保存詳細設定をする

ユーザー名、ファイル名、保存先や属性などを設定するときは、「保存詳細設定」を参照してください。
ストレージへ保存する場合
属性を変更する
ユーザー名を指定する
ファイル名を付ける
保存先を指定する
コンピューター閲覧用のPDFを作成する
外部メモリーデバイスへ保存する場合
ファイル名を付ける
保存先を指定する
コンピューター閲覧用のPDFを作成する
上記の各設定を行ったあと、このページに戻り、次の手順へ進みます。
保存するデータに、ユーザー名などの指定をしない場合は次の手順へ進みます。

をタップする

コピーモードの基本画面に戻ります。

コピー機能の設定を行ったあと、[カラースタート]キーまたは、[白黒スタート]キーをタップする

  • コピーを開始するとともに、原稿をファイルとして保存します。
  • このとき、コピーで設定した各種設定も保存します。
  • 原稿のセット方法については「原稿の種類や状態からセット方法を選択」を参照してください。

保存詳細設定

ファイリング時の詳細な設定方法について説明します。
属性、ユーザー名、ファイル名、保存先フォルダーを設定することで、保存データの管理や、データを検索するときに役立ちます。また属性で[親展]を選択し、パスワードを設定すると、第三者が無断でデータを見られなくなります。

属性を変更する

ドキュメントファイリング機能で保存したファイルは、自動または手動操作によるデータ消去、および手動操作による保存先の移動を防ぐため、必要に応じてファイルを保護する設定をします。
ファイルには、「共有」、「保護」、「親展」の3種類の属性があり、「共有」の属性で保存している場合は、データを保護しない状態に、「保護」および「親展」の属性で保存している場合は、データを保護する状態になっています。
ファイル保存時、一時保存フォルダーに保存したファイルの属性は、すべて「共有」になります。標準フォルダーやユーザーフォルダーに保存するときは、「共有」、「保護」、「親展」のいずれかの属性で保存します。

共有

「共有」の属性で保存したファイルは、ファイル再操作の「属性変更」で、「保護」または「親展」の属性に変更します。

保護

「保護」には、パスワードの設定はありませんが、「削除」と「移動」、「編集」ができません。

親展

「親展」は、ファイルにパスワードを設定して保護します。(ファイルを呼び出すときは設定したパスワードの入力を要求します。)ファイルのフォーマットを暗号化PDFで保存した場合、そのファイルの属性は自動的に「親展」になります。

  • 属性変更の制約
    • 「共有」設定のファイルは、必要に応じて「保護」または「親展」に属性変更します。ただし一時保存フォルダーに保存している「共有」のファイルは、「保護」にのみ属性変更できます。
    • 「保護」設定のファイルは、必要に応じて「共有」または「親展」に属性変更します。ただし一時保存フォルダーに保存している「保護」のファイルは、「共有」にのみ属性変更できます。
    • 一時保存フォルダーに保存したファイルの属性は「親展」に属性変更できません。保存先を標準フォルダーまたはユーザーフォルダーに移動して「親展」に属性変更します。
    • 1つのファイルに2つの属性は設定できません。

保存詳細設定画面で[属性]を選択する

[親展]を選択した場合は、パスワード(4~32文字)を入力する

入力するごとに「」を表示します。

ユーザー名を指定する

[ユーザー名]のテキストボックスをタップする

ユーザー認証時は、認証を受けたユーザー名を自動的に選択します。その場合、この操作は不要です。
ユーザー名はあらかじめ「設定(管理者)」の[ユーザー管理]→[ユーザーリスト]で登録する必要があります。

選択したいユーザー名のキーをタップする

[登録番号で呼び出す]キーをタップして登録No.を入力しても、ユーザー名が選択します。
登録No.は「設定(管理者)」の[ユーザー管理]→[ユーザー設定]→[ユーザーリスト]であらかじめ設定しておきます。

をタップする

手順1の画面に戻り、選択したユーザー名を表示します。

ファイル名を付ける

データのファイル名を入力します。

[ファイル名]のテキストボックスをタップしてファイル名を入力する

ファイル名は全角15文字、半角30文字以内で入力します。
ファイル名について
  • すでに存在するファイル名を入力した場合、ファイル名の末尾に、"~"(チルダ)+連番をつけて、別ファイルとして保存します。また、ファイル名の大文字と小文字は区別しません。
  • 例:「test.txt」というファイルが存在した場合、「TEST.TXT」というファイルを保存すると、「TEST.TXT~1」という名前で保存します。
  • ファイル名が文字数制限を越えた場合、ファイル名末尾の文字を削って連番を付けます。

保存先を指定する

データの保存先を指定します。

[保存先]のテキストボックスをタップする

マイフォルダーを設定しているユーザー名を選択した場合は、そのユーザーのマイフォルダーを自動的に選択します。

保存先に指定するフォルダーのキーをタップしてをタップする

保存先のフォルダーにパスワードを設定していると、パスワードの入力画面を表示します。パスワード(5~8桁の暗証番号)を数字キー(10キー)で入力してをタップします。

コンピューター閲覧用のPDFを作成する

[PC閲覧用のPDFを作成する]チェックボックスをタップしてにすると保存時にコンピューター閲覧用のPDFを作成します。

PC閲覧用PDFフォーマットのデフォルト設定

各ジョブ実行時に作成できるPC閲覧用PDFやダウンロード用ファイルの標準ファイルフォーマットを設定します。 「設定(管理者)」の[システム設定]→[ドキュメントファイリング設定]→[基本設定]→[PC閲覧用PDFフォーマッ トのデフォルト設定]で設定します。

白黒、カラー/グレースケール

白黒時の圧縮形式と、カラー/グレースケール時の圧縮率を設定します。 白黒の場合は、圧縮なし, MH(G3), MMR(G4)から選択します。 カラー/グレースケールの場合は、ファイルの圧縮率を低圧縮、中圧縮、高圧縮から選択します。

Version 03a / bp70c65_usr_03a_ja

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