冷蔵庫にもっとデザインを
暮らしを楽しむ冷蔵庫、
つくりました。
冷蔵庫が変わると、暮らしはもっと自分らしくなる
既製の概念にとらわれず、自由な発想で自分らしい暮らしを楽しむ人が増えています。
冷蔵庫は今までと同じでいいの?シャープの出した答えの1つがこの冷蔵庫です。
素材にも、サイズにも、ディテールにだって、こだわりがたくさん!
開発に携わったデザイナーが、そのこだわりについて詳しく解説します。
国内デザインスタジオ
冷蔵庫の選択肢が少なすぎる…。
その気づきが発想の原点。
「それにしても似たデザインが多すぎないか。」
それがこの冷蔵庫をデザインする時に冷蔵庫売り場を見て改めて気づいたことでした。
自分の“好き”や“こだわり”を貫いて本当に自分らしい暮らしを楽しむ人が増えている。
オープンキッチンが増え、冷蔵庫が隠す存在から見られる存在に変わってきている。
そのこだわりが強く出るキッチン空間で、ユーザーが選ぶ冷蔵庫の選択肢を増やしたい。
増やすことがメーカーの使命なのではないか。
— そんな思いからこの冷蔵庫のデザインに着手しました。
マットなメタルの質感と
木目との融合。
他社も含め今発売されている冷蔵庫を調べてもらうとわかるのですが、ドア素材は圧倒的にガラスが多いんです。もちろん当社の冷蔵庫にも採用しています。キズがつきにくいとか、汚れが拭き取りやすいとか、高級感があるなどのメリットがたくさんあり、ガラスにはガラスの良さがあります。
ただ、新たに登場させる冷蔵庫は、もっとラフに温もりのあるインテリアを求めるユーザー像が漠然と頭にあったので、そんなインテリアにも似合いそうな、マットなメタルの質感を選びました。メタルのみだとハードになりすぎるので、木目調のハンドルを組み合わせることで“味”や“個性”が出るのではないかと思ってます。
ディテールにももちろんこだわりました。ドアの前面にはごくゆるいカーブを採用することで光のあたり方が柔らかくなり、ハードなメタルでもインテリア空間に調和しやすくなっています。また、野菜室、冷凍室、アイスルームの取手部分左右の木目調部分は、斜めに角度をつけているんですが、3段の引き出しドアのこの斜めのハンドル部分がキレのある、リズム感を生み出すような印象に見えるように、何度もモデルを作成し、細かく角度を検討しました。デザインのアクセントになっていると思います。
薄さは使いやすさ。
業界トップクラス※63㎝の奥行薄型で、
キッチン空間にゆとりを。
冷蔵庫は家電ですが、この冷蔵庫はインテリアとしても機能することを強く意識しています。 ユーザーが実際に使っているキッチン空間を想像した時に、冷蔵庫が出しゃばっているのは単純に美しくないですよね。自分が使うことを考えた時に「すっきりと収まっていて欲しいな」と思ったんです。
横幅は設置の汎用性を考えて65cmと決め、奥行をどうするか。奥行を広げ大容量を売りのポイントとして訴求するか、狭くなりがちなキッチン空間での料理中のスペースのゆとりを確保するか…。
今回は薄さにこだわり、業界トップクラス※の奥行薄型63cmにすることで、キッチンでも出しゃばり過ぎず、上段の奥のものも取り出しやすい、それでいてきちんと入れたいモノが入れられる大容量を実現していきます。大きさだけではなくプラズマクラスター、大容量冷凍室メガフリーザーと、毎日料理する上では本当に使いやすい仕様になっていると思いますね。
モニターさんのキッチンで「スッキリ感」をシミュレーション
ボタンをスライドして
Before/Afterをチェック!
この冷蔵庫をきっかけに
暮らしにもっといい時間が
増えることを願ってます。
冷蔵庫って家電の中でも少し異質な存在だと思いませんか?
毎日毎日、家族みんなが使って、朝昼晩、開けたり閉めたり使う頻度も多い。世相を反映してまとめ買いが増える中、たくさんの食品を保存する収納庫としても使い勝手がよくないといけない。その上キッチンのど真ん中にあって、インテリアのイメージを左右する存在でもある。まさに生活とともにある家電ですよね。
この冷蔵庫があることでもっと自分らしく暮らせたり、料理の時間が楽しくなったり、家族の笑顔が増えたり…。暮らしに馴染むことを最優先に考えたので、使っている人がより多くのいい時間を過ごせるようになって欲しいなと思っています。