プラズマクラスターによるトイレのニオイの原因である
黄色ブドウ球菌の除菌効果を検証
対象とする菌について
対象とする菌 |
黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus |
ヒトや動物の皮膚、消化管常在菌であるブドウ球菌の一種であり、ヒトの膿瘍などの表皮感染症や食中毒、または肺炎、髄膜炎、敗血症などの感染症の起因菌であるとともに、トイレの尿の飛散している場所で、観察されており、尿素の分解活性が認められている。
尿が飛散した場所に黄色ブドウ球菌が作用し、尿に含まれる尿素を分解して、悪臭原因であるアンモニアの産生を促している。
付着菌試験方法
サンプル |
菌液濃度約108CFU/mLの菌液を100μL滴下した5×5cmのガーゼ |
試験環境 |
約648Lアクリルボックス(幅0.6m×奥行き0.6m×高さ1.8m) |
イオン濃度 |
イオン無し、5万個/cm3、10万個/cm3 |
温度・湿度 |
約20℃、約90%RH |
菌のカウント方法 |
・ガーゼを回収し、菌を10mLのPBSに溶解 ・2日間培養後、コロニー数をカウント |
検証機関 |
(株)食環境衛生研究所 |
付着菌試験結果
付着菌試験方法
・2日間培養後、コロニー数をカウント
付着菌試験結果