透き通った青空、夕焼け、深海、宇宙、霧に包まれた山々・・。 そういう風景を見たとき、人間の目は「モノ」だけでなく「空気」や「雰囲気」も感じています。 それは、けっしてデジタル信号の数字では表せないものです。
「なめらか高画質」の開発者、吉田育弘は語ります。 「液晶テレビは、“モノ”を映すことにかけては現段階でほとんど完成の域に達しています。 これからの目標は“雰囲気”を映し出すこと。 4096階調の12bit技術は、その第1歩です」。