補聴器使用のサポートをしてくれる「補聴器の専門家」ってどんな人? | メディカルリスニングプラグ:補聴器 | SHARP
  • TOP
  • コラム
  • 補聴器使用のサポートをしてくれる「補聴器の専門家」ってどんな人?

補聴器使用のサポートをしてくれる「補聴器の専門家」ってどんな人?

2024.02.02

補聴器を購入する際や購入後に、調整などの適切なサポートを行ってくれるのが、「補聴器の専門家」です。
なじみのない補聴器も、適切なサポートを受けながら使用を続けることで、いつしか自身の身体の一部のように上手に使いこなせるようになってくるもの。
そんなサポートを行う「補聴器の専門家」ですが、彼らはいったいどんな人たちなのでしょうか?今回は、補聴器装用者と伴走する、補聴器の専門家についてご紹介します。

補聴器の専門家の資格は認定補聴器技能者と言語聴覚士の2種類

補聴器に関する専門職の資格は、「認定補聴器技能者」と「言語聴覚士」の2種類があります。それぞれの資格の特徴は次の通りです。

認定補聴器技能者

認定補聴器技能者は、4年間の専門的な講習期間を経たのち、厳しい試験をクリアした者にだけ与えられる資格で、難聴者ひとりひとりの聞こえにあわせて、補聴器を選定したり調整したりする技術を持ちます。資格取得後も5年おきに講習を受けて更新する必要があるため、補聴器に関する深い知識や最新の情報を常に有していると言えます。

言語聴覚士

言語聴覚士とは、話す、聞く、食べる、のスペシャリストとも言われ、「ことば」や「聞こえ」などの障害がある人へ向けて、適切な検査や評価を行い、指導やリハビリなどの専門的なサービスを提供する専門職です。言語聴覚士の資格は、国が認める国家資格です。法律で定められた専門の教育課程を履修し、国家試験に合格した者だけが言語聴覚士の免許を受けられます。聞こえや補聴器に関して非常に専門性の高い知識を持っています。

補聴器の専門家ができること

そんな「補聴器の専門家」ですが、実際に補聴器を購入する時や購入後のアフターサポートはどのようなことをしてくれるのでしょうか。

補聴器についての相談

専門家は、補聴器や聞こえに関する知見がとても深いです。補聴器選びに迷った時や、聞こえに関する日常のお困りごとがあるときには、小さなことでも一度専門家に相談してみると良いでしょう。 「難聴」とひとくちに言っても、ひとりひとり聞こえ方や悩みごとは違うもの。どんなにささいな悩みや疑問でも、専門家に相談して一緒に考えることで、解決の糸口が見つかることがあります。

補聴器の調整

あまりよく知られていない事実かもしれませんが、補聴器は、装着後すぐに聞こえが改善するわけではありません。補聴器を使う人自身の聴力の状態に合わせて細かく調整を行い、自分用にカスタマイズされた音を作っていく必要があるのです。また、補聴器の使い始めは聞き慣れない音がたくさん入ってきて「うるさい」と感じることも多いです。適切な音の調整が行われた状態の補聴器で、長時間補聴器を装着しつづけて、補聴器の音に慣れていく必要もあります。
こうして補聴器の適切な「調整」をしながら音に「慣れる」ことで、ようやく快適な聞こえを体感できるようになります。理想の聞こえ方に近づけるためには、補聴器の調整は必要不可欠。「こんな時が聞こえづらい」「この音をもっとよく聞きたい」など、疑問や要望は何でも専門家にぶつけてみましょう。補聴器の持つパフォーマンスを最大限に感じられるまで、専門家が一緒に伴走します。

専門家がオンラインで調整!メディカルリスニングプラグの魅力

シャープの補聴器「メディカルリスニングプラグ」なら、ご自宅で簡単にオンライン調整ができます。オンライン調整には、次のようなメリットがあります。

オンライン調整のここがすごい!

一般的な補聴器の場合、販売店へ来店して調整してもらう必要があります。補聴器の調整は1回きりではなく複数回行う必要がありますから、ご自宅近くに店舗がないという人には、来店すること自体が負担になることもあるでしょう。
補聴器店によっては、自宅まで訪問して調整してくれるサービスも設けていますが、あらかじめ訪問時間の調整をしなければならないなど、忙しい人などはなかなか利用できないケースもあります。
そういった人には、オンライン調整という選択肢があります。スマホの専用アプリを通して専門家とやりとりできるので、なかなか時間が取れないという人や外出に不安のある人などにもおすすめです。

補聴器の調整

来店での調整
(専門家が不在の場合)

メリット
自分に都合がいいタイミングでお店に行き、調整してもらえる
デメリット
店舗が遠いと体力的にも時間的にも負担が増える
専門知識がない販売員が対応した場合、適切な調整にならない場合も

来店での調整
(専門家がいる場合)

メリット
専門家と対面で細かいニュアンスなど説明しながら調整してもらえる
デメリット
店舗が遠いと体力的にも時間的にも負担が増える
予約などが必要な場合も

専門家によるオンライン調整
(メディカルリスニングプラグ)

メリット
お店に行く必要がない
スマホの専用アプリを使って気軽に相談できる
自分に都合がいいタイミングで調整してもらえる
デメリット
対面で話したいという希望がある場合、スマホの専用アプリで「ビデオカウンセリング」が可能だが、事前予約が必要

「聞こえ」はコミュニケーションに直結する大切なもの。専門家の力も借りながら、適切にケアすることがとても大切です。

≪この記事の監修者≫

田中智子

田中智子

認定補聴器技能者
うぐいすヘルスケア株式会社・うぐいす補聴器 代表取締役
MBA(経営学修士)

補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。

うぐいす補聴器



販売店情報


製品情報