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今、時代はブロードバンド。
ブロードバンド時代だからこそ可能になる
モバイルの新しい形がその姿を現しつつあります。
このコーナーでは、モバイル活用方法を、
ブロードバンドというスパイスを隠し味に
わかりやすく解説していきます。
オフィスで、家庭で、複数台のパソコンを使って同時にインターネットをしたり、プリンタやハードディスクを共有したいと思った時、なくてはならないのがLAN※（ローカル・エリア・ネットワーク）です。
最近では無線LAN製品が何かと話題になっていますが、通信速度と安定性、導入コストの面では有線LANがまだまだ有利と言えるでしょう。
モバイルガイド第3回となる今回は、有線LANのメリットや導入方法、有線LANを活用したモバイルの楽しみ方などについて詳しくご紹介していきます。 |
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従来、LANは企業や学校などの大きな施設（専用線を使用）で利用されることがほとんどでしたが、ここでは、近年増えつつある家庭やSOHOなど、少数のパソコン間でデータを共有する“小規模LAN”をご紹介します。 |
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LANには何台ぐらいのパソコンをつなぐことができるの？ |
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同時にインターネット接続するなら30〜50台。
構造的にはもっと接続できますが、ひとつのインターネット回線を共有するなら、30〜50台が限度。…とはいえ、家庭やスモールオフィスなら充分な数だと思われます。逆に、これを超えるパソコン台数の共有をお考えの場合は、セキュリティやネットワーク機器のトラブルも考慮し、ネットワーク管理者が必要になるでしょう。 |
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つなげられるパソコンの数を増やすには？ |
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必要なポート数を満たすよう、ハブを増設しましょう。
つなげられるパソコンの数はルータ（またはハブ）のポート数に比例するので、より多くのパソコンを接続するには、ポート数を増やす必要があります。ポート数を増やすには、複数個のハブ（100BASE-TXでは2つまで）をツイストペアケーブル（クロス）でつなげて増設するやり方が最も一般的です（※ただし1つのLANあたり、ハブ最大4台まで）。このつなぎ方を専門用語で「カスケード接続」と呼びます。その他、専用ポートが必要な「スタック接続」という方法もあり、この場合は1つのLANに4台までという台数制限はなくなります。 |
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少数のパソコンで手軽に有線LANを導入するには？ |
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ハブ機能を備えたルータがおすすめです。
最近、多数販売されているのが、ポート数2〜4個のハブ機能を備えたルータ。少数のパソコンでこれからLANを導入しようと考える方なら、ハブ機能のあるルータのご購入をおすすめします。ポートの数が足りなくなったら、ハブを加えてポート数を補充する…というのはいかがでしょうか。 |
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WindowsでのLAN設定って、難しい？ |
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専門的な知識もほとんど不要で、ごく簡単に設定することができます。
LANにつなぐパソコンが同じ環境（Windowsなど同じOS）であれば、「ネットワーク」の設定をするだけです。詳しくはお使いのルータやハブの取扱説明書をご覧のうえ、ぜひチャレンジしてみて下さい。 |
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プリンタを共有するには必ずプリンタ・サーバが必要なの？ |
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プリンタ共有には、目的に合わせて、大きく2つの方法があります。
何も機器を導入せず、単にプリンタだけを複数台のパソコンで共有したいなら、OSがプリンタの共有機能をサポートしてさえいれば、ケーブルでつなぐだけで共有することもできます。ただ、この場合はプリンタとつながったパソコンの電源がオフになっているとプリントできないのが難点。
最近ではプリンタ・サーバ機能を搭載した「ルータ」も出回っていますので、これからLAN導入をお考えの方ならこちらをおすすめします。すでにルータを持っている方なら、プリンタサーバを単体でご購入されてはいかがでしょうか。サーバを設置すれば、自分のパソコンさえ電源が入っていればいつでもプリンタを利用できますし、逆に複数台のプリンタをクリックひとつで使い分けることもできます。 |
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LANでインターネットに常時接続すると、セキュリティ面が心配。 |
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不正アクセス防止機能のあるルータをおすすめします。
市販されているブロードバンド・ルータやダイヤルアップルータの多くは、ルータ側がIPアドレスを発行し、各パソコンにプライベートIPアドレスを提供するため、インターネット上からLAN上のパソコンを特定することは困難です。特にアクセス回線を他の人と共有するCATV回線では、ネットワーク越しに他人のパソコンの中身が見える…という危険もありますので、必ず不正アクセス防止機能のある、ブロードバンド・ルータをお選びください。
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