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月刊アスキー編集主幹、株式会社アスキー取締役 遠藤 論氏

ムラマサのMM2(PC-MM2-5NE)に触ってみた

「サブノートとはノートパソコンの小さい奴なのか?」
「デスクトップで出来ることが全部できるのが良いサブノートなのか?」
「ひたすら小さく薄く軽ければサブノートなのか?」

このあたりに対する明確な返答が、今度のMM2という機械なのではないかと思う。
具体的なスペックやその内容は、パソコン雑誌などの製品レビュー記事にまかせるが、要するに“欠けてはいけないものはキッチリと搭載しながら、毎日持ち歩くマシンというのを真面目に考えた”製品といえる(前モデルのMM1にもお世話になったが、その発展形としてより完成度を上げている)。
たしかに、CPUがCrusoeからEfficeonに代わったことやグラフィックチップにATI MOBILITY RADEONを採用したことによる動作の軽快さは有難い。しかし、本体重量の40gの軽量化。あるいは、搭載HDDがMM1のときより厚いタイプになっているにも関わらず薄さを実現している。要するに、“何を載せているか”よりも“載せるための技術”を見るべきである。モバイルとしての剛性の高さをふまえた、毎日持ちあるくための必要十分なパッケージングに優れたマシンだと思う。
個人的には、スタンバイからの復帰時間がこのクラスではかなり早い部類にまで短縮されたのは、気に入っている。とかく、カタログの「バッテリ駆動時間」などの数字にばかり目が行くが、会議中にスタンバイになってもすぐに使い始められるほど復帰が早ければ、事実上バッテリ駆動時間が長くなったのと同じだからだ。
MM2で新たに搭載された「MOBILEスイッチ」(キーボード上部に付けられた動作モード切替のスイッチ)やMM1から絶大な支持を集めているクレードルも注目である。「DirectHD」機能によって、クレードルを接続したデスクトップパソコンから、MM2のハードディスクが外付けドライブに見えてしまう。デスクトップパソコンとモバイルの連携で、これほど単純で分かりやすい形はない。いまどき、ネットワークというものがあるでしょうと言われそうだが、そこがまさに、個人が持ち歩いて使うモバイルならではの部分。ローカルの外付けドライブに見えるのとネットワークを経由するというのでは、とくに会社ではまるで使い勝手が違ってくる。
モバイルに対して求めるものは人によって違うだろうし、どれがすべてにおいて正解であるということはないだろう。個人が毎日持ち歩いて使うものだからこそ、いろいろとバリエーションがあるべきだとも思う。そんな中で、MM2は、とってもアクティブなモバイルを提案している。デスクトップとの密なデータのやりとりが苦にならない、軽いから毎日持ち歩いて人とのコミュニケーションのグレードを1つ上げる。
それによって、使う人の“器量というものまで変えてしまう”モバイルかもしれない。
1. モバイルは快感原則の上にある
2. モバイルは時間と関係する機械
3. ムラマサのMM2(PC-MM2-5NE)に触ってみた
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