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メビウスファン

メビウスファン

月間アスキー編集主幹、株式会社アスキー取締役 遠藤 論氏

モバイルは時間と関係する機械

モバイルって持ち歩いて気持ちいい?
それって、デジタル機器が出るたびに買いまくって、人に自慢して歩いているような“電遊族”(こういう言葉があるらしい。もうひとつ定着しないけど確実にいる層ですね)みたいじゃないかと思われそうだ。
まあ、たしかにそういう側面があるのは否定しないが、それはそれで、私はいいのではないかと思う。使う人のパワーをエンハンスする道具なんだから、どれがいいのか?どんなのが出たのか?いろいろ議論していくのはけしてマイナスではないはずだ。何によらず、マニアックなほどこだわって見る目をやしなわないと、本当によいものは手に入らないはずだ。
しかも、モバイルの場合には、ある日、あなたの生活のスタイルを変えてしまう可能性がある!
携帯電話を初めて“持たされた”ときのことを覚えているだろうか?
私の場合は、まだアナログで、いまの製品よりふた回りほども大きかった時代。携帯電話って“出先で公衆電話を探さなくていい道具”とか、“ポケベルのように首に鈴を付けられてしかも逃れられない奴”という程度のイメージしか持ってなかった。
ところが、携帯電話を持ち歩いてみたら私の想像力がいかに貧弱なものであったかを思い知らされた。
出先で、携帯が鳴って次の目的地に行かなくてもよいことが分かる(それで出来た時間で神保町の本屋さんに寄れる余裕ができたり)、タクシーの中で話をしているうちに急いで帰社する必要がなくなったり(代わりに友達と一緒に食事に行くことができたり)、時間が生まれた。
要するに、モバイルというのは“時間と関係する”機械なのだということに気が付いた。
1993年に発売されるや大ヒットとなったザウルスなどは、その真骨頂といっても大袈裟ではないだろう。同じ1993年は、アップルコンピュータが「ニュートン/メッセージパッド」を発売、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンス)という言葉が生まれた頃である。ザウルスがどう使われたかというと(いまでもそうだと思うのだが)、これも“時間”と関係していたわけなのである。
たとえば、営業マンが出先の客待ち、電車待ちの時間に、ザウルスでデータをいじる。液晶画面の中で、スケジュールやメモを整理することは、どんな会社のロビーでもスマートに見えるし、やっているほうも楽しい。そして、実際に自分の仕事をマネジメントする行為となる。それまで、客待ち、電車まちといえば、新聞などをワシャワシャとひろげて読むか、丸めた週刊誌をゴルフ・クラブに見立てて振り回すか、必ずしも創造的とはいえない部分があった。
それでは、サブノートではどうなるのか?ひとことで言えば、携帯電話やPDAよりも“レゾリューションが上がる”ということである。1日の生活時間の中の隙間のような時間に、自宅や会社の机の前でしかできなかったことができる。それは、携帯電話を顔の前にかざしてポチポチやるのとは、まるでパフォーマンスも違うし、内容もシャープなものとなる。スターバックスで息を抜いている時間なら、友だちや恋人に、いい気分のメールを出せる。仕事だって、その日新しく会った人に「本日はどうも有難うございました」の1通のメールは、きっとあなたの仕事を変えてくれるはずだ。
1. モバイルは快感原則の上にある
2. モバイルは時間と関係する機械
3. ムラマサのMM2(PC-MM2-5NE)に触ってみた
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