環境・デザイン

暮らしに寄り添う佇まいと環境配慮の両立を目指したデザイン

家具や壁紙などのインテリア素材から着想した仕上げと、樹脂再利用を促進させる素材を本体外観に採用。独自開発した微細なファブリック調テクスチャーと二色のマイカを掛け合わせることで、自然素材のような暮らしに調和する佇まいを目指しました。

1枚目:インテリアに馴染む品位あるデザイン、2枚目:自然素材のような風合いの前面パネル


生産工程で発生する廃棄材料を再利用

本体フロントパネルには、生産の過程で発生するゲートなどの廃棄材料を再利用し、環境負荷軽減に取り組んでいます。樹脂を再利用するときの課題であった“黒点”をマイカを混ぜることで解決するとともに、独自テクスチャーをかけあわせ外観の品位向上を図っています。

  • 樹脂の注入口に残るプラスチック材
生産の過程で出る廃棄パネル、廃棄ゲートを粉砕して樹脂素材にします。それをフロントパネルとして再利用します。

内部樹脂部品に再生プラスチック材を採用

本体内部で使用している樹脂部品全体の約15%に再生プラスチック材を採用しました。基板ボックスには、回収した液晶テレビの樹脂材料を空気清浄機に転用し再利用しています。

シャープが出資する関西リサイクルシステムズ株式会社と協業で、液晶テレビなどの家電の回収と、使用された樹脂の再利用による、自己循環マテリアルリサイクルの運用を行っています。

基板ボックスと背面吸気パーツの写真

移動に便利な、ストッパー付きキャスター

片手で簡単に移動可能。また、ストッパーで固定できるので、小さなお子さまのいるご家庭でも安心です。