屋上・屋根設置
高効率多結晶太陽電池モジュール<ND-193LN>
標準タイプ
屋上・屋根設置に適したモジュール


セル種類 | 多結晶 | 最大システム電圧 | 600V |
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公称最大出力※2 | 192.5W | 静荷重 | 3,000Pa |
モジュール変換効率※1 | 14.5% | 積雪量 | 縦置き50cm/横置き90cm |
公称最大出力動作電圧 | 24.37V | 固定箇所/固定方法 | 4箇所/ボルト、シャープ標準施工※3 |
公称最大出力動作電流 | 7.90A | 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 1,318×1,004×46mm |
公称開放電圧 | 29.74V | 質量 | 17.0kg |
公称短絡電流 | 8.57A |
- ※1太陽電池モジュールの変換効率(%)は【 [モジュール公称最大出力(W)×100 ] ÷ [モジュール面積(m²)×1,000W/m²] 】の計算式を用いて算出しています。変換効率とは、太陽光エネルギーから電気エネルギーに変換したときの割合を表します。
- ※2公称最大出力の数値は、JIS C8990に基づくAM1.5、放射照度1,000W/m²、モジュール温度25℃で測定した代表的な値です。
- ※3シャープ標準施工の詳細については設置工事設明書をご確認ください。
●太陽電池モジュールに太陽光が当たると、太陽の位置や角度によって、反射光が近隣住宅の窓に差し込む可能性があります。眩しさについては個人差があり、季節毎で見え方も異なりますので予測が難しいですが、近隣住宅への配慮が必要です。
●台風や強風により、石などの固形物がモジュールガラス表面に当たると、ガラスが破損することがありますので、動産総合保険(自然災害に対する保険)に加入されることをお勧めします。
PID※4耐性を強化
PID現象とは、高温高湿及び高いシステム電圧の影響で、太陽電池モジュールの電気出力低下が起こる現象です。耐PID評価試験では、この状態を擬似的につくりだし太陽電池の出力を評価します。 シャープはPID対策を実施しており、順次評価基準を見直しています。フラウンホーファー(欧州最大の研究機関)が、当社モジュールND-R250A5を評価試験した結果、この現象が起こらないことが2012年6月に報告されました(出力低下していない4社の中の1社がシャープ。右記グラフ参照)。当社は現在、この試験基準より厳しい社内基準を設けて、全機種を評価試験しており、品質を保持しています。
- ※4PID:Potential Induced Degradationの略。

世界的に認められている国際機関の高度な水準を取り入れた新品質評価基準
当社の太陽電池モジュールは55年以上の歴史と設置実績をベースに、国際規格より厳しい独自の品質評価基準を設けて設計・試験・製造しています。この独自基準に、世界的に認められている国際機関VDE※5が定めたVDE Quality Tested※6の規格(融資価値の評価)を加えることで、より品質・信頼性が高く、融資価値が評価できる新品質評価基準を確立しました。当社の結晶系太陽電池モジュールは、この新規格の評価基準で設計・製造され、高品質で長期間安心して使用できる確かな商品をお届しています。
- ※5VDE:1893年に設立されたドイツ最大の電気・電子技術協会。電気分野のドイツ国家規格の策定、安全認証・試験を実施。
- ※6VDE独自規格:VDE Quality Tested。VDEが、Fraunhofer ISE(ヨーロッパ最大の研究機関)およびドイツの太陽電池産業界と共同で開発した太陽電池モジュールに対する長期信頼性試験プログラム。