プリンタードライバー インストールガイド

Sharp Advanced Printing Language-c ドライバー (Windows)用

 

・「MX-xxxxxx」と記載しているところは「xxxxxx」にお使いのモデル名を入れてお読みください。
・ボタンは、"[]"で表記します。(例:[OK]ボタンなど)
・メニューやウィンドウ・ダイアログボックス・タブ・機能名などは、"「」"で表記します。
・以下の説明は、Windows® 7を例に記載しています。Windowsの基本的な操作は説明していません。

インストール方法

1.インストールする前に・・・

(1)ここでは、複合機をWindowsのネットワーク(TCP/IPネットワーク)に接続して使用する場合について説明しています。
(2)インストールには管理者権限が必要です。

標準インストール

標準インストールは、インストールしたいプリンタードライバーを選択してインストールすることができます。
複合機のアドレスを指定する場合IPP機能やSSL機能を使用したい場合は、カスタムインストールでインストールしてください。

(1)ファイルをダウンロード説明ページからダウンロードします。
ページに記載の内容をご確認いただき、ページ下部の[使用許諾に同意の上 ダウンロード]ボタンをクリックしてください。
ファイルをダウンロードした後、ダウンロードしたフォルダを開き、ファイルをダブルクリックしてください。

(2)ファイルの保存場所を確認して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(3)[標準インストール]ボタンをクリックしてください。

(4)ネットワークに接続されたプリンターが検知されるので、複合機を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

• 検索の結果、複合機1台しか見つからなかった場合は、この画面は表示されません。(複合機情報の確認画面が表示されます。)
• 検索しても複合機が見つからない場合は、複合機の電源が入っているか、複合機がネットワークに接続されているか確認し、[再検索]ボタンをクリックして再度検索してください。
• [条件を指定] ボタンをクリックすると、複合機の名前(ホスト名)やIPアドレスを入力して検索することができます。
⇒複合機の名前(ホスト名)とIPアドレスのどちらも分からない場合は、複合機のIPアドレスの確認方法をご確認ください。

(5)確認画面が表示されるので、内容を確認して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(6)画面の指示に従ってインストールを進める。
画面の指示に従ってインストールを進める手順に進んでください。

カスタムインストール:複合機のアドレスを指定してインストールする

電源が入っていないなどの理由で複合機を検索できない場合でも、複合機の名前(ホスト名)またはIPアドレスを入力して インストールすることができます。

(1)ファイルをダウンロード説明ページからダウンロードします。
ページに記載の内容をご確認いただき、ページ下部の[使用許諾に同意の上 ダウンロード]ボタンをクリックしてください。
ファイルをダウンロードした後、ダウンロードしたフォルダを開き、ファイルをダブルクリックしてください。

(2)ファイルの保存場所を確認して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(3)[カスタムインストール]ボタンをクリックしてください。

(4)複合機の接続方法の確認画面が表示されたら、「LPRダイレクト(アドレス指定)」を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(5)複合機の名前(ホスト名)またはIPアドレスのどちらかを入力し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

・複合機のIPアドレスを確認するには、複合機のIPアドレスの確認方法をご確認ください。
・IPv6のネットワークで複合機をお使いの場合は、任意の数字や文字を入力してください。

(6)モデル名の選択画面が表示されたら、お使いのモデル名を選択して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(7)インストールするプリンタードライバーを通常使うプリンターに設定するかどうかを選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
複数のプリンタードライバーをインストールするときは、「通常使うプリンター」リストから設定するプリンタードライバーを選択します。
いずれも通常使うプリンターに設定しない場合は、「いいえ」を選択してください。

(8)プリンター名の入力画面が表示されたら、[次へ]ボタンをクリックしてください。
プリンター名を変更する場合は、入力し直して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(9)画面の指示に従ってインストールを進める。
画面の指示に従ってインストールを進める手順に進んでください。

カスタムインストール:IPP機能やSSL機能を使用してプリントする場合

IPP機能を使用すると、HTTPプロトコルを利用してネットワーク上の複合機にプリントすることができます。 遠隔地に設置されている複合機に対してファクス送信の代わりのように使用することもでき、ファクスよりも高画質でプリントできます。また、複合機のSSL(暗号化通信)機能を併用することにより、データを暗号化してプリントできるので、データの漏えいを防ぐ安全なプリントが行えます。

(1)ファイルをダウンロード説明ページからダウンロードします。
ページに記載の内容をご確認いただき、ページ下部の[使用許諾に同意の上 ダウンロード]ボタンをクリックしてください。
ファイルをダウンロードした後、ダウンロードしたフォルダを開き、ファイルをダブルクリックしてください。

(2)ファイルの保存場所を確認して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(3)[カスタムインストール]ボタンをクリックしてください。

(4)複合機の接続方法の確認画面が表示されたら、「IPP」を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(5)プロキシサーバーを経由する場合、プロキシサーバーを設定してください。
   (a)「プロキシサーバを経由して印刷する」を選択し、
   (b)「アドレス」と「ポート番号」を入力しプロキシサーバーを設定した後、
   (c) [次へ]ボタンをクリックしてください。

(6)複合機のURL を入力し、[ 次へ] ボタンをクリックしてください。
「複合機のURL」に複合機のURLを次の書式で入力してください。(半角で入力してください。)

■通常:
『http://<複合機のドメイン名またはIPアドレス>:631※1/ipp』
※1 ポート番号には通常"631"と入力してください。
IPPのポート番号を複合機で変更しているときは、変更したポート番号を入力してください。
■SSL使用時:
『https://<複合機のドメイン名またはIPアドレス>:<ポート番号※2>/ipp』
※2 ポート番号と直前の":"(コロン)は通常省略することができます。SSLを使用したIPPのポート番号を複合機で変更しているときは、変更したポート番号を入力してください。

複合機とお使いのコンピューターが同一のローカルエリアネットワークに接続されているときは、[検索]ボ タンをクリックして複合機を検索することができます。 複合機のURLが画面に表示されるので、選択して[OK]ボタンをクリックすると上記画面に戻り、複合機のURLが自動で入力されます。

(7)カスタムインストール:複合機のアドレスを指定してインストールする(モデル名の選択画面が表示されたら…)以降の手順に従ってインストールを進めてください。

共通項目(画面の指示に従ってインストールを進める手順)

標準インストール、カスタムインストール、の手順で進めた後の作業手順です。

(1)画面の指示に従ってインストールを進める。
表示される画面の内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてインストールを進めてください。 インストールが始まります。

• Windows® 8 / Windows Server® 2012をお使いの場合
セキュリティに関する警告ウィンドウが表示されたら、[インストールします]をクリックしてください。
• Windows Vista® / Windows® 7 / Windows Server® 2008 / をお使いの場合
セキュリティに関する警告ウィンドウが表示されたら、[このドライバーソフトウェアをインストールします]をクリックしてください。
• Windows® XP/ Windows Server® 2003をお使いの場合
Windowsロゴテスト、またはデジタル署名に関する警告ウィンドウが表示されたら、[続行]ボタンまたは[はい]ボタンをクリックしてください。

(2)インストールの完了画面が表示されたら、[完了]ボタンをクリックしてください。

インストール終了後、再起動を促すメッセージが表示される場合があります。
このときは、[はい]ボタンをクリックしてコンピューターを再起動してください。

◎以上でインストールは完了です。

• インストール終了後、プリンタードライバーを複合機の構成に合わせるを参照して、プリンタードライバーの設定を行ってください。

共通項目(プリンタードライバーを複合機の構成に合わせる)

プリンタードライバーをインストールした後は、複合機に装着されている周辺装置の状態や、複合機にセットされている用紙のサイズやタイプをプリンタードライバーに設定する必要があります。下記の手順を参照してプリンタードライバーを設定してください。

(1)プリンター画面を表示してください。

• Windows® 8 / Windows Server® 2012 をお使いの場合
モダンUIの背景を右クリックし[全てのアプリケーション]ボタンをクリックした後、[コントロールパネル]をクリックし、[デバイスとプリンター]をクリックしてください。
• Windows Vista® / Windows® 7 をお使いの場合
[スタート]ボタンをクリックして[デバイスとプリンター]をクリックしてください。
• Windows® XP/ Windows Server® 2003をお使いの場合
[スタート]ボタンをクリックし、[プリンタとFAX]をクリックしてください。
• Windows® 2000をお使いの場合
[スタート]ボタンをクリックし、[設定]を選択して[プリンタ]をクリックしてください。
•Windows® XPをお使いの場合で[スタート]メニューに[プリンタとFAX]が現れない場合
[スタート]ボタンをクリックして[コントロールパネル]→[プリンタとその他のハードウェア]→[プリンタとFAX]の順に選択してください。

(2)プリンターのプロパティ画面を開く。
   (a)複合機のプリンタードライバーアイコンを右クリックしてください。
   (b) [プリンターのプロパティ]を選択してください。

• Windows® 7 / Windows® 8 をお使いの場合
[プリンターのプロパティ]をクリックしてください。

(3)[オプション]タブをクリックしてください。

(4)[オプション自動設定]ボタンをクリックしてください。
複合機の状態を検知して自動設定します。

IPv6のネットワークで複合機をお使いの場合は、手動で設定する必要があります。 自動設定に失敗したときを参照して設定してください。

(5)複合機のイメージを設定してください。
プリンタードライバー設定画面に表示される複合機のイメージを、装着されている周辺装置に応じて形成します。
   (a)複合機に装着されている周辺装置を選択してください。
   (b)[OK]ボタンをクリックしてください。

(6)プリンターのプロパティ画面の[OK] ボタンをクリックしてください。

その他

■プリンタードライバーを複合機の構成に合わせる方法(Sharp Advanced Printing Language-c プリンタードライバー)
自動設定に失敗した場合は、手動で複合機の構成をプリンタードライバーに設定する必要があります。
設定する項目については、次のような方法で確認できます。

• 複合機に装着されている周辺装置の状態やトレイ設定は、複合機のシステム設定で「全設定リスト」をプリントすることにより確認できます。
(ただし「給紙オプション」は、複合機のトレイの段数を選択してください。)
「全設定リスト」は、[システム設定]キーを押し、[データリストプリント]キー→「全設定リスト」からプリントできます。

• [トレイ設定]、[用紙タイプ名設定]、[連結印刷設定]は、それぞれのボタンをクリックして設定内容を確認してください。

・トレイ設定:複合機のシステム設定「給紙トレイ設定」の「トレイ設定」の内容が反映されます。 各トレイに、セットされている用紙のサイズとタイプを指定します。
・用紙タイプ名設定: 複合機のシステム設定「用紙タイプ登録」の内容が反映されます。ユーザータイプ(1 ~ 7)のタイプ 名を変更したときに、変更した名前を入力します。
・連結印刷設定:複合機のシステム設定(管理者)「連結印刷設定」の内容(子機のIPアドレス)を入力します。
※「連結印刷設定」は、「カスタムインストール」で[LPRダイレクト(アドレス指定/自動検索)]を選択してインストー ルした場合のみ設定できます

■複合機のIPアドレスの確認方法
本機のIPアドレスはシステム設定の「全設定リスト」をプリントして確認できます。
「全設定リスト」は、[システム設定]キーを押し、[データリストプリント]キー→「全設定リスト」からプリントできます。