シャープ複合機の歴史

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1970年~シャープ複合機の始まり

1972年SF-201
シャープの第一号複写機、
間接静電気方式による湿式複写機

1964年、シャープは電卓1号機を商品化しました。その後、電卓事業拡大の流れのなかで事務機販売店から、「オフィスのOA化の訴求には電卓だけでは弱い、複写機も必要」との要求が高まり、1969年、産業機器事業部開発部にスタッフ6名が集結し、翌年から開発に着手。ここに当社複写機事業の歴史がスタートしたのです。当時は、少人数単位で新しい技術開発へ取り組んでおり、チャレンジ精神旺盛で、とにかくやろうという強い技術志向の風土がありました。エレクトロファックス方式(EF)の経験者はわずかでしたが、学会等の情報を元にし、また独学で電子写真の理屈を理解し、開発を進めました。設計から生産直前までのプロセスは比較的スムーズでしたが、最終段階で大きな壁にぶつかってしまいます。定着が安定せず、上手くいく時とそうでない時が極端に現れるといった状態が長く続きました。その原因は、メカニズム的なものではなく、紙のスキ目にありました。技術屋にとっては、紙の「たて」「よこ」のスキ目は未知の領域の情報でした。開発スタッフは、第一号複写機SF-201の商品化のなかで今後に生きる、「メカだけを見ていても良い複写機はできない。」という大きな教訓を得ました。

SF-201は、間接静電方式による湿式複写機でした。誕生以来、4年間にわたって、実に10種類ものシリーズモデルが発売されたことが、このシリーズの商品性の高さを物語っています。

1974年SF-710

業界初のIC制御回路を搭載した、シャープ初の普通紙複写機

SF-710は、当社初のPPC(Plain Paper Copier)普通紙複写機かつ「業界初の電子制御による複写機」という、電機メーカーのシャープらしい商品でした。PPCのメカニズムにICによる制御を実現するという、初めてづくしの開発作業は困難の連続でしたが、信頼性向上に成功。好評を得ることができました。

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SF-710は海外でもその先進性が認められ、1974年に早くもヨーロッパの有力メーカーへのOEM供給を開始しました。

1977年SF-730

業界初の一成分トナー圧力定着方式を採用した複写機

PPC複写機にとって定着はデリケートな技術を要します。そこで考えられたのが一成分化したトナーを大きな圧力で定着する「圧力定着方式」です。さまざまな問題を乗り越え、業界初の一成分トナー複写機SF-730が誕生。技術陣は「圧力コントロール」メカニズムの貴重なノウハウを手に入れました。

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1978年SF-810

業界初のデスクトップ型原稿台固定機 (PPC)

SF-810は、当時としては画期的な特長を持っていました。例えば、原稿台固定式のデスクトップサイズは、コンソールタイプの大きな複写機が主流の時代には衝撃的でした。新しい現像プロセスが採用され、ドラム感光体の搭載、ヒートローラーによる定着方式、さらに給紙はWカセット方式と、早くも中級機、普及機の典型を見ることができました。

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1979年SF-740

業界初、ハガキコピーを可能にしたベストセラー機

ハガキにコピーできるという他社機には真似のできない「特技」で売り出したSF-740。SF-710から踏襲した信頼性の高いメカニズムに、ハガキコピーが可能なメカニズムを付加したことで、先進の複写機を次々に世に送り出す「シャープ」の名を決定づけるものとしたベストセラー機となりました。光学系の暗箱の製法を当時主流のアルミダイキャスト製から、業界初の板金化を行いました。その後、他社においてもこの方式が主流となっていきました。

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1980年~業界初への挑戦

1981年SF-770
SF-750
世界最小・最軽量のSF-770/SF-750で全米シェアトップに

大きさと重さにおいて、世界最小・最軽量を狙う。このような明確な目標を立てて開発にあたったのが、SF-770とSF-750でした。得意の電子技術と小型、軽量化の豊富なノウハウによって開発された両機種は、この目標を見事達成しました。この年、シャープ複写機は全米における全てのカテゴリーの複写機中、最多の設置台数をマーク。この実績の立役者となったのが、SF-770とSF-750です。特にSF-750は、「リーガルサイズのコピーマシン」としてアメリカ各地のディーラーに大々的な売り込みが行われ、その結果、ディーラーの圧倒的な支持を得たSF-750はまたたくまに市場を席巻し、全米におけるシャープ複写機の台数シェアをトップの座に押し上げたのです。

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1984年Z-60

カートリッジ方式を採用した世界最小のB4複写機

「一家に1台」「一課に1台」という使用形態が提案できる、限りなくパーソナルな複写機がZ-60です。そのパーソナル性は、サイズや価格に留まらず、ユーザーが簡単にトナーや現像剤を交換できるカートリッジ方式を採用した点にも発揮されています。こうした機能や特長は長きにわたりZシリーズに受け継がれました。

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1986年SF-8200

シャープ初のOPCドラム感光体を採用し、米国のBest Buy賞を獲得した複写機

新中速機シリーズの第1弾として、当社初のOPCドラム感光体を採用したSF-8200は、1986年にアメリカの「What to buy」誌でBest buy賞に輝きました。「DATAPRO」や「オフィス機器の独立評価機関BLI社(米国)」といった権威ある専門評価機関からも、数々の表彰を受けています。

現在のKeypoint Intelligence社 BLI事業部

1989年CX-7500

アナログ方式で高画質カラーコピーを実現した、シャープ初のフルカラー複写機

アナログ方式で高画質カラーコピーを実現したCX-7500は、カラーとモノクロの一台二役。しかも、白黒コピー機感覚で使える手軽さとトップクラスのコピースピードによって、オフィスで使えるフルカラー複写機として注目を集めました。

1989年SF-8300

業界初の自動回転カセットを搭載し、省スペース化を実現した複写機

面倒な用紙カセットの入れ替えを解決するために開発された自動回転カセット。用紙の縦送り、横送りを自動的に選択し、コピー用紙を用紙トレイ内で回転させるという逆転の発想から誕生したのがSF-8300でした。前面給紙と自動回転カセットで、複写機の省スペース化が一段と進みました。

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1990年~複写機から複合機の時代へ

1992年SF-2022/2027
シャープ複写機20周年記念モデル。高機能・高性能マシン

SF-2022/2027は、シャープの複写機発売20周年アニバーサリーモデルと位置づけ、20年間の技術の蓄積によって開発した自信作でした。ファーストコピースピードの大幅短縮や高いジョブ効率、高生産性を実現するとともに、静音設計や省スペース設計によりオフィスで快適環境を追求し、多様化するコピーニーズに柔軟に対応。高い次元での機能と信頼の融合がパフォーマンスを発揮し、各方面で大いなる評価をいただきました。半年後には大型液晶ディスプレイを搭載したSF-2035を発売。分かりやすいインフォメーション機能(ガイダンスモード、ヘルプモード)により、使いやすさが大幅に向上しました。

1991年SD-2075

「コピー生産性」を考えた超高速機。毎分76枚のデュプリケータSD-2075

シャープが複写機の世界から、デュプリケータの世界へ大きな一歩を踏み出したモデルがSD-2075です。毎分76枚のコピースピードに、シャープ独自の先進メカニズムRDH(循環式原稿自動送り装置)とフィニッシャーによる優れた「コピー生産性」と「ジョブ効率」を誇りました。また、確実な用紙搬送を行うエア給紙やコンピュータフォームフィーダ機能等、斬新なメカニズムを採用。ダウンタイムを最小限に抑える信頼性、安定性重視の設計も大きな魅力となりました。

1993年SD-2060/3062

先進のエアフィードシステムを搭載

SD-2060は、空気圧を利用することで用紙を傷めずに搬送できる給紙方式「エアフィードシステム」をこのクラスで初めて採用した機種です。当時の「両面原稿自動送り装置」も標準装備し、大量コピーの効率化を実現しました。続くSD-3062では、循環式原稿送り装置と本体内蔵型フィニッシャーを標準装備しコピー作業の効率を向上させました。

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1994年AR-5040

コンピュータネットワーク時代への先鞭。当社初のデジタル複写機

1994年、大容量ハードディスクに原稿を記憶させてコピーする「電子ソート機能」を搭載した、当社初のデジタル複写機AR-5040を発売。スキャナで原稿を読み取り、レーザ書き込みで画像を生成するデジタル複写機時代がやってきました。

1995年AR-5030F/FR

コピーとファクスが融合した、当社初のデジタル複合機

デジタル技術は、コピーの高速・高品質化に加え、「複合機」の可能性をもたらしました。1995年、コピーとファクスの一台二役をこなすAR-5030F/FRが誕生。国内市場はファクス複合機が主流となりました。一方、高い生産性を維持しながらも環境に優しいコピー機が要求されるようになり、「省エネモード」に対応した製品を発売しました。

1996年AR-5130

オフィスワークの流れを変える、当社初のプリンター複合機

ビジネスにおいて大きな転機となったパソコンの普及。この流れに対応し、プリンターとしても使えるデジタル複合機AR-5130を発売しました。パソコンの画面上で、コピー枚数や仕分け、ステープル止めの指示が可能となり、ビジネス文書の仕上げを高精度かつ高効率で行えるようになりました。

1999年AR-C150

高速タンデムエンジンを採用した、デジタルフルカラー複合機

フルカラー複合機市場への本格参入を目指し、新開発の「タンデムエンジン」搭載でカラー毎分15枚(A4ヨコ)の高速出力と、ファーストコピータイム10.5秒(業界最速)を実現したAR-C150を発売。従来のタンデムエンジンは高価格機のみの採用でしたが、大幅なコストダウンで普及機クラスにも搭載できました。

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2000年~環境対応と高性能化の両立

2005年MX-2300/2700シリーズ
環境への配慮と高性能を両立させ、現在の複合機の基盤を完成

21世紀に求められる複合機を目指し、「環境」と「ソリューション」をキーにプラットフォームを新規開発。その核がMX-2700Nから導入した省資源の「ミクロストナー」と、本体の機能と外部アプリケーションの連携を提供する「Sharp OSA」です。環境への配慮と高性能を両立するプラットフォームは、現在まで受け継がれています。この商品を中心としたMXシリーズは、オフィス機器の独立評価機関BLI社(米国)が行った厳格なラボテストの結果、2006年のカラー機部門において、Line of the Yearを取得しました。

現在のKeypoint Intelligence社 BLI事業部

2000年AR-F151

ウイングレスデザインのコンパクト設計

AR-F151は、ファクス、コピー、プリンター機能を備えた一台三役のデジタル複合機。排紙部を本体内部に収めたウイングレスデザインを採用した、コンパクトな設計が特長です。小型機市場におけるシャープの市場でのプレゼンスをデジタル時代に継承し、後のシリーズ展開につなげました。

2001年AR-S507 (AR-507S)

米国認証機関から複写機・プリンタ業界で、世界初※1のセキュリティ認証を取得

大量原稿モードや親展プリントでオフィスの生産性やセキュリティ向上に貢献。ネットワークスキャナー機能により、紙文書の電子化も加速させました。当製品のオプション商品であるデータセキュリティキットAR-FR1/2/3は複写機・プリンター業界では世界で初めて米国の認証機関から“Common Criteria※2 EAL2”の認証(セキュリティ認証)を取得しました。

※1当社調べ(発売時点)

※2情報システムやそれを構築するハードウェア、ソフトウェアに要求されるセキュリティ保証レベルに関し、評価基準に基づいて評価・認証し、公開する国際規格の名称。1999年に「ISO/IEC 15408情報技術セキュリティ評価基準」として国際規格化された。

2003年AR-266FGシリーズ

省エネ性能・操作性に優れたハイコストパフォーマンスのA3モノクロ機

市場からの要望が高かったタッチパネル操作に当社のモノクロ低速機として初めて対応。コンパクトなボディに両面印刷や手差し印刷、ソート機能を標準装備し、多彩なオフィスニーズに対応したコストパフォーマンスに優れたモデルとして市場に高く評価されました。また、上位モデルに続いてオプションのデータセキュリティキット AR-FR12Mは“Common Criteria EAL3+”の認証も取得し、セキュリティのシャープのブランドイメージ向上に貢献しました。さらに、待機時消費電力の削減に取り組み、2003年度の省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

情報システムやそれを構築するハードウェア、ソフトウェアに要求されるセキュリティ保証レベルに関し、評価基準に基づいて評価・認証し、公開する国際規格の名称。1999年に「ISO/IEC 15408情報技術セキュリティ評価基準」として国際規格化された。

2004年AR-450M (AR-M450)

業界初のセキュリティ認証EAL4を取得

2001年のEAL2認証取得に続き、2001年に発売したAR-450M(AR-M450)では、オプション商品のデータセキュリティキットAR-FR4 Version M.20が2004年に、より高度なセキュリティ保証レベルである“Common Criteria EAL4”を業界で初めて取得しました。AR-450Mは、セキュリティ性能を強化したデジタル複合機として業界をリードする存在となりました。

情報システムやそれを構築するハードウェア、ソフトウェアに要求されるセキュリティ保証レベルに関し、評価基準に基づいて評価・認証し、公開する国際規格の名称。1999年に「ISO/IEC 15408情報技術セキュリティ評価基準」として国際規格化された。

2007年MX-M1100

毎分110枚(A4ヨコ)の高速出力を実現。スピードと効率を追求したMX-M1100

2007年発売のMX-M1100では、生産性を徹底的に追求しました。毎分110枚(A4ヨコ)の高速性能で、冊子を簡単に自動作成できるサドルユニット/サドルフィニッシャー、Z折り作業も自動化できる紙折りユニットも搭載可能。また、出力を止めずにトナー補給ができるコンティニュアスランに対応するなど、フラッグシップモデルにふさわしい生産力を誇るマシンでした。

2007年MX-4500DS

業界初カレンダー作成機能を搭載したコンビニ向けカラー複合機

コンビニ業界初となるカレンダープリントに加え、PDF/画像プリント、ネット経由でのネットワークプリント、ファクス送受信など、多彩なサービスを実現したコンビニ向け初代マルチコピー機モデルです。昇華型写真プリンターによる高画質写真プリントシステムを搭載するとともに、当社初のクラウド型コンビニプラットフォーム構築によりオンラインアップデートや課金管理システム、クラウド系サービスを実現しました。

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2008年MX-2600FN

MycrosトナーHGの採用により新世代の画質を実現したMX-2600FN

MX-2600FNでは、新開発の「MycrosトナーHG」を採用し、ざらつきの少ない緻密な高画質出力を実現しました。大型8.5インチWVGAカラー液晶タッチパネル搭載により操作性も向上。ファクス受信データやファイリングデータのサムネイル表示を実現し、無駄な印刷を削減できました。こうした機能が高く評価され、オフィス機器の独立評価機関BLI社(米国)よりBLI "Highly Recommended"(最上位評価)を獲得しました。また、この機種からマシン外観に風紋状のデザインを採用。オフィス空間との親和性を高めるとともに、長らくシャープ複合機製品の特徴として、認知されるようになりました。

現在のKeypoint Intelligence社 BLI事業部

2010年~多彩なオフィスニーズに対応

2010年MX-2610FN
直感的な操作が可能な、タッチパネル対応10.1インチ大型カラー液晶を搭載

「高度なデジタル機能をより使いやすく」というコンセプトから生まれたMX-2610FN。当時このクラスで最大の10.1インチの大型カラー液晶タッチパネルは、スマートフォンとともに普及したフリックなどのジェスチャー操作が可能で、印刷内容の確認やページの入れ替えなどを簡単に行えるようになりました。高度な環境性能や多彩なソリューション機能にも対応、複合機の可能性を示したマシンです。

2012年MX-6540FN

多彩なオフィスニーズに応える高画質・高生産性、カラー複合機の最上位モデル

デジタルフルカラー複合機の最上位モデルとして誕生したMX-6540FN。ビジネス効率を高める生産性、慣れない人でも簡単に使える操作性と高画質を追求しました。ステープル止めや中綴じ製本、三つ折や四つ折り加工にも対応。印刷原稿を自動でセッティングでき、企業内印刷に実力を発揮しました。

2013年MX-6500N/7500N

オンデマンドプリントサービス分野を開拓したカラー最高速機

当社初のライトプロダクション市場向けカラーフラッグシップモデルとして誕生した、MX-6500N/7500N。当社のカラー最高速機で、企業内印刷やコピーセンターのようなオンデマンドプリントサービス分野を新たに開拓したモデルです。ヘッドアップ型の15.4インチタッチパネルを採用しており、EFI社のFiery Command Work Stationをパネルから直接操作できます。当社独自機能である天地フチなし印刷によるインラインでのパンフレット作成機能にも対応しました。

2013年MX-C300W

高性能をコンパクトボディに凝縮したA4フルカラー複合機

MX-C300Wは、フルサイズ複合機のクオリティをコンパクトボディに凝縮した、業界最小サイズのA4デスクトップフルカラーデジタル複合機です。無線LAN標準装備で、置き場所を気にすることなくレイアウト変更が可能です。スモールオフィス、ショップカウンター、イベント会場など、ワークスペースの近くで業務をサポートし、ビジネスの効率化に貢献しました。

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2015年MX-2650FN

快適な操作を追求。グッドデザイン賞を受賞したフルカラー複合機

よく使う機能を大きくてシンプルなアイコンで表示する「シンプルモード」を搭載し、より使いやすいユーザーインターフェイスを実現しました。各種クラウドサービスに対応しており、複合機から直接クラウドサービスに接続して、スキャンデータの保存やプリントが可能となりました。また、オフィスに馴染むスッキリした外観やシンプルなUIなどが評価され、2016年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。2017年には業界で初めて「ハードコピーデバイス プロテクションプロファイル v1.0(HCD PP v1.0)」に適合したCommon Criteria認証を取得するなど、セキュリティ対策を強化しました。 

情報システムやそれを構築するハードウェア、ソフトウェアに要求されるセキュリティ保証レベルに関し、評価基準に基づいて評価・認証し、公開する国際規格の名称。1999年に「ISO/IEC 15408情報技術セキュリティ評価基準」として国際規格化された。

2019年BP-20C25

洗練されたコンパクトデザインに充実の機能を集約

白と黒の2トーンカラーで、キュービックフォルムの洗練されたデザインが印象的なBP-20C25。2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。コピー・プリンター・スキャナー・ファクスという4つの機能を1台に集約しながら、置き場所を選ばないコンパクト設計で、業界最小クラスの設置面積(幅560mm×奥行560mm)を実現しました。

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2020年MX-3631DS

画面で簡単操作、業界初シールプリント搭載の次世代マルチコピー機

はがき用紙や写真用紙に加えてコンビニ業界初となるシール紙への印刷にも対応したコンビニ向けマルチコピー機です。大きく見やすい15インチのカラー液晶タッチパネルを搭載し、操作パネルの角度を調整できるチルト機能により、車椅子をご利用の方も快適に操作でき、コンテンツサービスなどでQRコードによる簡単操作も実現しました。リモートワークに適した法人向けサービス「ネットワークプリントfor Biz」に加え、書類などをスキャンしてデータ化できる「for Bizスキャン」サービスに対応。さらに、ブロマイドや新聞、楽譜、地図など多彩なコンテンツの販売や、各種行政サービスにも対応可能なサービスプラットフォーム端末へと進化しました。

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2022年スマートな働き方に貢献

2022年BP-70C45シリーズ
シャープドキュメント事業50年の歴史が生んだ最新モデル

1972年のドキュメント事業開始から50周年を迎え、デジタルフルカラー複合機のシリーズを刷新。BP-70C45シリーズが誕生しました。静電容量式タッチパネルを採用したスタイリッシュなデザインの操作パネルには、SIAA(抗菌製品技術協議会)が定める抗菌持続性や安全性の基準をクリアした抗菌・抗ウイルスシートを全モデルに搭載しています。リモートワークの普及に対応し、クラウドとの連携機能も強化しました。コラボレーションツールとして多くの企業が導入する「Microsoft Teams」との連携にも新たに対応し、遠隔地との円滑な情報共有や業務効率化に貢献しました。スムーズなデータ共有に欠かせないスキャン機能も進化。AI技術を活用することで、スキャンした原稿の色調などを判定し、細かな設定操作をすることなく、自動で最適なモードを選択します。ファームウェアやBIOSの保護機能など、セキュリティ対策も強化。50周年にふさわしいモデルが誕生しました。