導入事例

グランドスクリュー工法ならではのメリットを活かし、自治体が保有する調整池を借りて発電事業へ。

当社が特約店契約を結んでいるKRINNER 社（ドイツ）の「グランドスクリュー」による新工法は、金属製のネジを地面にねじ込むだけで、コンクリート基礎を打ち込む必要がなく、短工期・低コストで太陽光発電の野立て施工ができます。また、傾斜地や法面にも容易に対応でき、環境負荷が小さく、撤去費用も抑えられるので、借地による事業に適しています。これを活かし、他への活用が考えにくかった自治体保有の調整池を借用し、発電事業を行うことにしました。

シャープの50年以上の実績を安心感として評価。
当社のお客さまにも一貫してお奨めして来ました。

太陽光発電事業は20年間という長期間にわたる運用が前提のため、最も重視したのは太陽光パネルの信頼性です。シャープは50年以上の実績があり、大きな安心感があります。当社が2003年に太陽光発電の販売・施工に取り組み始めてからも、一貫してシャープ製をお客さまに奨めて来た経緯もあり、その高い品質には大きな信頼を寄せています。

貯水機能はそのままに年間27万kWhの発電所へ。
自治体から高く評価され、業界からも熱い注目。

グランドスクリュー工法での施工により、大野町運動公園内の3ヵ所の調整池が雨水の貯水機能はそのままに、年間発電量約27万kWhの発電所へと変身。売電収入は毎年1,100万円以上を見込んでいますが、現在、シミュレーションを大きく上回る発電量が確保できています。自治体からも、固定資産税や借地料収入が見込め、資産の有効活用ができたと喜んでいただけ、マスコミや業界からの注目も高く、当社のイメージアップにもつながりました。

自社の発電事業をさらに拡大するとともに、現地見学会を通じて受注増にもつなげていく。

当社は約1.4MWの「メガソーラーきよみず」（揖斐川町）を始め、中規模では屋井工業団地（本巣市）の調整池にも約367kWのシステムを設置するなど、2013 年末までに15ヵ所、合計3.7MWを稼働していますが、現在それを大きく上回る設置計画を進めています。また、こうした当社が手掛けた発電所が完成するたびに、近隣住民や地元優良企業の皆さまをお招きして、現地見学会を開催し、住宅用･産業用システムの受注増にもつなげてきており、今後もさらに実績を伸ばすつもりです。