導入事例

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株式会社きんでん さま

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ハンディターミナルを資材倉庫に導入し、出庫作業を効率化
バーコードスキャンで入力作業が正確かつスピーディーに
業種

電気工事

導入の目的

業務効率化、経費削減、生産性向上

導入製品
  • 業務用携帯端末(ハンディターミナル)
    ・RZ-H250シリーズ×179台

2016年4月より、関西エリアの32の拠点に順次導入。電設資材の在庫管理に活用されている。

導入先
株式会社きんでん さま 大阪市/北区

1944年設立。関西電力のグループ会社で、関西電力エリアの送電、配電工事を主な業務とされる。このほか、計装設備、情報通信、空調・衛生設備工事など幅広い工事・ソリューションを展開されている。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

施工スタッフが電設工事に向かう際、ケーブルやボルトなど、資材の出庫作業を行います。これまでは紙の伝票に資材の名称や数量を記録し管理していたため、人為ミスが発生していました。そのため、より正確な資材管理を図ることが課題となっていました。

導入後の変化
  • バーコード化した資材の型番をスキ ャンするだけで入力できるため、より正確・迅速な出庫作業が実現。
  • 片手でもスキャンしやすい本体の軽さや、作業中の落下や衝撃にも強いタフ構造が作業効率アップに貢献。
  • ケーブルの重量を入力すると長さを自動計算する重量換算入力も設定可能。戻入作業の効率も向上。

お客様の声

導入の背景

紙の出庫伝票では人為ミスが発生。
より正確な資材の在庫管理が課題でした。

当部門は関西電力エリアの電柱や電線の付け替え工事などが主な事業になります。工事に向かう施工スタッフは、事前にケ ーブルやボルトといった資材の出庫作業を行いますが、これまでは紙の伝票を使って資材名と数量を記録していたため、どうしても人為ミスが発生していました。そこで、在庫の正確な管理のため新たな資材管理システムを導入し、業務効率化を図りたいと考えていました。

株式会社きんでん
神戸支店 神戸西営業所 業務チームリーダー 松本浩二さま(左)
電力本部 ネットワーク工事部 企画チーム 副長 秋田洋志さま(右)

選ばれた理由

片手でスキャンできる本体の軽さが魅力。
衝撃などに強い堅牢性も評価しました。

紙の伝票で行っていた出庫作業を、ハンディターミナルに置き換えることを検討し、実際に現場で作業効率を検証しました。その結果、各資材の型番をバーコード化して棚に貼り、それをスキャンするだけで資材名が入力でき、作業が正確・スピーデ ィーになりました。また片手で作業可能なので、空いた手で資材を運ぶこともできるほか、作業中に万一落としたりぶつけたりしても正常に動作し続ける強い堅牢性も評価し、関西エリアの全32拠点に179台を一斉導入することになりました。

棚に貼ったバーコードをスキャンすることで、資材名を自動入力

導入後の効果

バーコードスキャン入力で人為ミスを軽減。
資材管理の正確さが大幅に向上しました。

導入後は各資材のバーコードをスキャンするだけで資材名を入力でき、人為ミスの軽減が図れました。工事の直前に急きょ追加資材が必要になることもありますが、その際もハンディターミナルを活用すれば、正確かつ迅速に出庫作業が完了します。一方、ハンディターミナルの重量換算機能を活用し、各ケーブルの重量と長さの係数をあらかじめ設定。工事で使用しなか ったケーブルの戻入作業でも、重量を入力することで自動的に長さが入力され、より効率化が図れています。

重量換算機能を活用し、ケーブルの重量を入力すると長さを換算

今後の展望

資材出庫業務のペーパーレス化に貢献。
全社あげてさらなる業務効率化を推進。

今回の取り組みで資材出庫業務をペーパーレス化し、書類保管スペースの確保にも寄与しました。
また、各拠点から寄せられた改善要望をもとに、現在、システム改修を進めており、更なる業務効率の向上を目指したいと考えています。

資材出庫管理画面(左)
重量換算入力画面(右)

2017年3月制作

導入製品「業務用携帯端末“HandyBrain”」について

営業・販売・サービスをはじめ、多様な現場業務のシステム化をサポートする業務用携帯端末(ハンディターミナル)。