導入事例
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- 製品カテゴリ
- 業種
南海電気鉄道(株)さま
PDF:604KB
新型特急「サザン」12000系にイオン発生機
- 業種
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鉄道会社
- 導入製品
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- 天井埋込型
プラズマクラスターイオン発生機(カスタム品)
合計86台
2011年秋、営業運転を開始する新型特急車両12000系、4両2編成(8両)に搭載。難波と和歌山市または和歌山港を結ぶ特急「サザン」として運用される。
- 天井埋込型
- 導入先
- 南海電気鉄道(株)さま 大阪/大阪市
1885年創業。近畿南部にネットワークを広げる大手私鉄。大阪・難波から泉州、和歌山を結ぶ南海線、関西空港を結ぶ空港線、高野山を結ぶ高野線を展開。
こんなソリューションを実現しました。
- 導入前の課題
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家庭や職場を始め、公共スペースでも健康的な空気環境が求められる時代背景を受け、「快適な輸送サービスの提供」を目指した新型特急の開発において、空気の快適性を追求することも重要な課題となっていました。
- 導入後の変化
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- より快適な車内の空気環境が実現し、お客さまに気持ち良く乗車いただけます。
- 大手私鉄としては初めての採用で、マスコミをはじめ大きなPR効果を発揮しています。
- 天井埋込型イオン発生機をオリジナル仕様で搭載。ファン内蔵で効率良くイオンが拡がります。
お客様の声
導入の背景
健康的な空気環境が求められる時代背景を受け、プラズマクラスターで車内をより快適に。
新型特急車両12000系では、これまで以上にゆったりと座り心地の良い座席を採用するなど、一層の快適性向上を図っています。その中で、着目したのが空気の快適さでした。現在、家庭や職場を始め、公共スペースでも健康的な空気環境が求められる時代になっています。車内の空気をより快適にするべく、社会的に認知度が高く、信頼性があったプラズマクラスターの導入を決めました。
南海電気鉄道(株) 鉄道営業本部 車両部車両課
課長補佐 福原栄二さま(左)
課長補佐 山田健太郎さま(右)
選ばれた理由
天井埋込型イオン発生機を採用。
特急「ラピート」での実験で効果を確認しました。
空調装置にイオン発生装置を入れる案もありましたが、夏場しかファンが稼働していないため、天井埋込型イオン発生機を車両の天井に搭載することにしました。まず、南海難波駅と関西空港駅を結ぶ特急「ラピート」1両を使って実験を実施。停車中や走行中の様々なデータを取り、効果を確認したうえで、12000系4両2編成(8両)への採用を決定しました。1両あたり10~12台の設置で、合計86台の導入になります。
火災対策で金属のカバーを被せたオリジナル仕様で天井埋込型イオン発生機を設置
導入後の効果
清掃員から空気の爽やかさが違うとの声も。
新車両特有のニオイもしない。
特急「ラピート」では、実際にお客さまを乗せた運行テストも行いましたが、科学的なデータだけでなく、車両の清掃員からいつもと空気の爽やかさが違うとの声が上がっていました。実際に12000系が完成し、車両のチェックで乗車したときも、新車両特有のニオイが感じられず、確かな効果があることを実感できました。
プラズマクラスターを搭載した新型特急12000系
大手私鉄で初となるプラズマクラスターの車両搭載で大きな話題に
今後の展望
2011年秋の運転開始を前に、大手私鉄初の採用としてPR効果を発揮しています。
南海難波駅と和歌山市駅・和歌山港駅を結ぶ特急「サザン」として、2011年秋頃の営業運転を予定していますが、大手私鉄で初の車両搭載ということもあり、記者発表当日からマスコミ各社の大きな反響がありました。また、インターネットのニュースサイトの閲覧数も非常に高く、大きなPR効果を発揮しています。今後も様々なPR機会を設け、空気の快適さにもこだわった新型特急を宣伝していきたいと考えています。
2011年3月制作
導入製品「プラズマクラスター機器」について
空気浄化に、脱臭に、静電気除去に。広いスペースの空気を効率的にキレイにする。タイプが選べるシャープのプラズマクラスター。