導入事例

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南海電気鉄道(株)さま

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運輸指令室にプラズマクラスター
定時運行と安全輸送をしっかりサポートしています
BCP(事業継続計画)の一環で、鉄道の心臓部である運輸部にプラズマクラスターを導入。専門性が高く交代要員の少ない職員がいる職場環境から改善し、乱すことのできない公共交通機関の安定した運行を影から支えています。
業種

鉄道会社

導入製品
  • プラズマクラスターイオン発生機
    ・IG-840×37台
    ・IG-820×8台
  • 加湿空気清浄機
    ・KCM800W1×16台
    ・KCM650W1×31台

2010年3月、運輸部に業務用プラズマクラスター45台と加湿空気清浄機47台を導入。

導入先
南海電気鉄道(株)さま 大阪/大阪市

難波から和歌山・関西空港・高野山を結ぶなど、近畿南部にネットワークを広げる大手私鉄。関西空港を最短約34分で結ぶ特急ラピートは、空港を利用されるお客さまの確実な足として、活躍している。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

・パンデミック騒動を機に、職員に不測の事態が生じ、運行に影響を出してはいけないという危機意識が高まっていました。
・特に列車の運行を司る運輸指令室などは、密閉された空間であるため、空調管理が難しく、空気の衛生に不安がありました。
・運輸指令室では、一部、分煙化が不十分で、ニオイ対策を講じる必要がありました。

導入後の変化
  • 職場の健康管理において、一歩進んだ対策を講じることができ、安定した運行ができるという安心感を持つことができました。
  • 運輸指令室には計6台を導入。専門性が高い職員が多い指令室の環境改善を図ることができました。
  • 導入後は、ニオイもあまり気にならなくなったとの声も届き、職員からは空気がきれいになったという評価をもらっています。

お客様の声

導入の背景

交代要員の少ない職員の職場環境を改善する対策を探していました。

今回、業務用プラズマクラスターを導入した運輸指令室は、刻一刻と変化する鉄道の運行状況を支える鉄道の要となる部署です。職員の専門性が高いことから、特に交代要員が少なく、不測の事態に備えるBCP(事業継続計画)の一環で、空気の衛生対策を講じる必要がありました。
また、運転指令室など運輸部の一部では、分煙化をしていないため、タバコを吸わない職員の職場環境を改善しなければならないという懸案も抱えていました。

南海電気鉄道(株) 鉄道営業本部 運輸部長 桝元政明さま

選ばれた理由

先行導入した部署での高い評価が次々と他の部署での導入につながっています。

今回の運輸部への導入に先立ち、換気が難しい室内構造の電気部に、08年暮れに業務用プラズマクラスターイオン発生機32台を導入していました。導入後、職員からの衛生面で大きな効果があったとの声が上がり、追加で工務部へも22台を導入していました。
このように、先行導入した部署からの評判が評判を呼び、今回の運輸部への45台という大量導入につながったのです。また、当社グループ企業である(株)日電商会によって、イオン発生機の保守やメンテナンスを行う体制が整っていたことも、追加導入を後押ししました。

運輸指令室にはプラズマクラスターと加湿空清をあわせて9台導入

導入後の効果

安定した鉄道運行を支え、タバコのニオイにも一手。

パンデミックなどを想定した「欠員の防止」策が一層充実したことで、職場の安心感が高まりました。また、室内に染み付いたタバコのニオイも低減するなど、空気がクリーンになり、職員からも「気持ちよく仕事ができている」との声が多く聞かれるようになり、働く環境の改善に大きく貢献しています。
また、今回は指令室のほか、難波駅や南海関西空港駅の駅長室にも導入しました。中でも関西空港駅は、空港にあるという立地上、特に危機意識も高く、導入後は、職員の安全と安定した運行を守る上で大きな支えとなっています。

列車扱い室

今後の展望

車両導入を見据え、実証実験中です。

現在、車両への導入を見据え、実証実験を行っている最中で、効果が認められれば採用していく方針です。

難波駅 駅長室

2010年3月制作

導入製品「プラズマクラスター機器」について

空気浄化に、脱臭に、静電気除去に。広いスペースの空気を効率的にキレイにする。タイプが選べるシャープのプラズマクラスター。