導入事例

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株式会社サン.フーズさま 韮崎工場

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ネットワーク監視カメラ72台を工場全体に設置
映像の一元管理や遠隔監視で食の安全を強化
業種

醸造

導入の目的

安全性向上、セキュリティ向上、事業継続計画(BCP)対策

導入製品
  • ネットワーク監視カメラ
    ・PTZタイプ YK-P021F×32台
    ・ドームタイプ YK-D021F×23台
    ・バレットタイプ YK-B021F×17台
  • NVR(ネットワークビデオレコーダー)ソフトウェア
    ・EZ Pro IX-SM100C

2020年6月導入。カメラ72台で工場全体を監視するシステムを構築。
販売:株式会社メディアブレインさま
※パン(水平回転)・チルト(垂直回転)・ズーム

導入先
株式会社サン.フーズさま 山梨県/甲州市(本社)

韮崎工場/山梨県韮崎市(本物件)
1976年設立。ウイスキー・ワイン・梅酒などの酒類、みりん・料理酒などの調味料、消毒用アルコール製剤などを製造・販売される。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

消費者に安全な商品を届ける取り組みを徹底するなか、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格「FSSC22000」認証を取得しました。その際に安全性のさらなる向上を検討。工場の様々な危害要因に対応するには、警備員の配置・巡回では実質不可能と考えました。

導入後の変化
  • 設置場所や目的に応じて最適なカメラタイプが選べ、72台でほぼ工場全体の監視が実現。
  • 全映像を専用ソフトで一元管理。本社PCや出張先のモバイル端末での遠隔監視も可能。
  • 録画映像を一定期間保存することで、問題発生時の原因究明や適切な対応に貢献。

お客様の声

導入の背景

「FSSC22000」認証取得で食の安全を徹底。
危機管理の強化で監視カメラの活用に着目。

酒類や調味料を製造・販売する当社では、以前から食の安全・安心に徹底して取り組んでいます。その一環として、食品安全の国際規格「FSSC22000」認証の取得を決め、韮崎工場における危機管理のさらなる強化を推進。広い工場において外部からの侵入者やタンクへの異物混入など、様々な危害要因に常時対応するには、警備員の配置・巡回では実質不可能と考え、監視カメラの活用を検討することになりました。

株式会社サン.フーズ
代表取締役社長
営業本部 本部長
内田晃人さま

選ばれた理由

設置場所に応じて最適なタイプが選べる。
専用ソフトでの一元管理、遠隔監視も評価。

屋外には目立つ外形が抑止力になるバレット型、屋内はコンパクトで広範囲をカバーするドーム型、生産ラインには撮影箇所の変更が可能なPTZ(パン・チルト・ズーム)型と、状況に応じて最適なカメラが選べたことを評価。シャープ担当者が現場を何度も調査し、設置数を最小限の72台に絞って工場全体を監視できるプランを提案してくれたことにも満足できました。また、全カメラ映像を専用ソフトEz Proで一元的に確認できるうえ、本社PCや出張先のモバイル端末でも遠隔監視できることも決め手でした。

工場正門に向けて抑止力になるバレットタイプを設置

導入後の効果

工場全体を網羅する監視システムに安心感。
録画映像で問題発生時に原因究明も可能。

工場全体を網羅した24時間365日の常時監視システムを構築できたことで、外部からの侵入や人為的な異物混入に対する抑止力が高まりました。映像は高精細で動きも滑らかに録れており、走る人物の顔も特定でき、夜間の消灯後も赤外線撮影で鮮明に映っています。また、録画映像はNAS(ネットワークに接続された記憶装置)に一定期間保存しています。万一の事態が発生した場合にも、遡って原因究明ができ、適切な事後対応がとれ、ひいては従業員と会社を守ることにもつながります。

ドームタイプで天井の高い倉庫も広範囲をカバー

今後の展望

出張中に工場の状況を確認する際にも便利。
録画映像の保存期間の最適化も検討中。

役員が海外の出張先で工場の状況をモバイル端末で確認し、適時に指示を送るなど、監視以外の用途も今後広がりそうです。また、録画映像を保存する期間の延長も、トレーサビリティ強化の観点から検討中です。費用対効果を考慮しつつ、記録画質とデータ量のバランスを探り、NASの増設も視野に最適な監視システムをつくっていきたいと考えています。

専用ソフトEz Proの活用により、様々なレイアウトで確認できる

2022年3月制作

導入製品「ネットワークカメラ」について

確かな技術と性能で映像ソリューションの可能性がひろがる。業務用ネットワーク監視カメラ。