導入事例

自然の光と風を活かしてCO2削減を追求。
LED照明や太陽光発電システムは必須に。

「あべのハルカス」におけるCO2削減の取り組みとして、自然エネルギーを上手く活用する方針を決定。光と風の通り道になるボイド（吹き抜け）をビル内に設けるとともに、大きな窓による自然光の最大活用や、ダブルスキン（二重構造）ウインドウのガラスの間に風を通して空調効率を高めるなど、様々なエコ先進技術を採用しています。その中で、環境性能が高いLED照明や太陽光発電の導入は必然的に求められました。

オフィスの付加価値としてLED照明制御に着目。
太陽光は高層ビルに適した建材一体型が決め手。

テナント様もLED照明によるオフィスの省エネ化は今や当然と考えられています。そのため、さらに進んだオフィス照明の付加価値として、自然光を最大限に活かすことができる照度センサーなどに対応した照明機器、それに対応した調光調色機能やスケジュール機能、これらを集中管理できる制御システムが採用の決め手となりました。
太陽光発電に関しては、ビル外観デザインを重視して、クリスタルスルーのモジュールを選択。ビルの外装ガラスと同様に扱える建材一体型で設置強度が高いことも決め手になりました。

各室･部署の業務に応じて選べる明かりが好評。
クリスタルスルーソーラーは高いPR力を発揮。

照明制御システムにより、オフィスの各室･部署ごとに、きめ細かく照明をグループ分けでき、会議、デスクワーク、リラックスタイムなど、業務内容や用途に合わせて自在に最適な照度と色温度を選ぶことができます。また、明るい窓側はセンサーで自動的に照度を落として省エネ化に貢献したり、時間帯に合わせた照明制御で仕事の能率向上に貢献するなど、テナントの付加価値アップにつながっています。
一方、太陽光発電はビルで使用する電力の一部として活用。
自然エネルギーの活用としてPR力が高い点に満足しています。

高さ日本一だけでなく、CO2削減にも高い評価。
今後も環境に優しい街づくりへ挑戦。

「あべのハルカス」で採用した最先端のCO2削減技術に対して、様々な学会や大学、企業、自治体などから大勢の方が見学に来られており、高い評価をいただいています。当社においても新たにビル等を建設する際には、今回の取り組みを活かし、より一層、CO2削減に貢献して参りたいと思います。