導入事例

全社挙げて環境対応を推進する中、電球のLED化が最も効果的な方法でした。

社会的に環境問題が課題となっているいま、当社では省エネへの取り組み、お客さまと一体になった資源回収、廃棄物の削減など、環境対策に力を入れて取り組んでいます。特に2010年4月には改正省エネ法も施行され、一層の環境配慮が必要となってきました。
当社の「コロナワールド」は、シネマ、天然温泉、ボウリング、カラオケなどを備えた複合アミューズメント施設であり、数多く使用している照明の消費電力を削減することが、もっとも効果的な対策となります。そこで、特に消費電力が大きい電球のLED化から始めることにしたのです。

従来の照明器具がそのまま使える形状と調光器対応で光の演出ができることがポイント。

従来の照明器具はそのまま活用して、LED電球に切り換えたいと考えていたので、大きさや形状が従来の電球に近いことが前提条件でした。各社比較したところ、シャープのLED電球がもっとも希望する形状に近いものでした。
また、カラオケルームや天然温泉のリクライニングルーム（休憩室）等では、調光器を使用して雰囲気づくりにこだわっていたので、これまでの調光器がそのまま使用でき、暖かく柔らかい光を演出できる点も決め手になりました。

19店で年間1,800万円の電気代削減を実現。
電球交換の手間や廃棄物の削減にも。

19店舗で実施した電球のLED化により、年間でトータル1,800万円の電気代の削減につながりました。また、球切れが少なくなることで、廃棄物の削減にもつながり、その点でも環境へ配慮した取り組みとなっています。
全店で使用する電球は数百個にも及ぶため、以前は1日1個以上、どこかで球が切れていました。放置すると店のイメージを悪くするので、電球チェックの巡回と迅速な交換を徹底してきましたが、今後はこうした負担も大幅に省けます。

今後は屋外・立体駐車場の照明をLED照明に順次切り替えていく予定です。

今回は照明の中でも特に消費電力が高かった電球について、優先的にLED化を推進しました。今後、2010年度内を目途に、屋外・立体駐車場の蛍光灯・水銀灯を対象に、LED化を実施していきたいと考えています。