導入事例

福島県が進める省エネ事業に参加。
LED照明への交換で取り組みをアピール。

当社は2010年度、福島県が実施している『地球にやさしい事業活動支援事業』に登録しました。これは事業者が既存施設の設備改修で、省エネルギー効果が高い設備に2つ以上導入する場合に、対象経費の1/3が補助されるという制度です。
先にエアコンの改修を決めており、もう一つの設備改修を検討した結果、これまで天井が高く取り替えが大変だった工場の照明を、蛍光灯からLED照明に交換することに決めました。

販売店がサンプル機を持ち込んでくれて、明るさを確認できたことが決め手に。

LED照明導入を検討しましたが、80Wの蛍光灯から58WのLED照明に切り換えることには、当初、明るさの面で不安がありました。当社はプラスチック製造・加工を行っており、塗装の色を目で見る際などに、十分な明るさが必要だったからです。
こうした不安がありましたが、販売店がサンプル機を当社に持ち込んでくれ、実際の明るさと発光色を見られたことで不安は解消できました。また、1年間の電気代を比較した表を作成してもらい、削減の数値を目で確認できたことも大きな決め手になりました。

24時間稼動なので省エネ効果は大。

LED照明に交換したことにより、電気代は約3割の削減が見込まれています。さらに工場は24時間稼動し照明も24時間点灯しているので、削減額はより大きなものが期待できます。
またこれまで工場の蛍光灯は、天井が高く交換も危険が伴う作業ということもあり、年末に一斉に従業員の手で交換をしていました。LED照明ではその手間が4～5年に1度になる見込みなので、従業員も大変喜んでいます。さらに応接室にもLED照明を導入したことで、省エネへの取り組みを対外的にアピールできる効果も期待しています。

残る工場内の照明もLEDへ。

実際にLED照明を導入してみて、現場で働く従業員からも明るさに満足する声が聞かれています。工場内にはまだ一部、蛍光灯、水銀灯が使用されていますが、将来的にはLED照明を導入できればと考えています。