導入事例

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業種
 

長崎市役所さま

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1ヵ月間の検証を通してLED防犯灯を導入
その「明るさ」に住民の皆さんから高い評価
年間500万人以上が訪れる観光都市・長崎。恵まれた自然環境を守り、観光都市であり続けるためにも、環境問題への取り組みは自治体として大きな課題でした。今回、市内に設置している3万9000灯の防犯灯のうち、20W蛍光灯200灯をLEDに置き換え、このうち77灯にシャープのLEDを導入しました。
業種

自治体

導入製品
  • LED防犯灯
    ・DL-E20VA×77台

2010年3月までに、長崎市滑石地区の大園小学校や北陽小学校の周辺に設置。

導入先
長崎市役所さま 長崎/長崎市

古くから、外国への玄関口として発展してきた港湾都市。ヨーロッパから多くの文化が入ってきたため、異国情緒にあふれた独自の景観を持つ。広島市と共に被爆都市としても世界に知られる。人口は約44万人。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

・多くの観光地を有する自治体として、環境対策を積極的にすすめなければならない課題がありました。
・蛍光灯は10年間で平均4回の交換が必要で、防犯灯すべての交換費として毎月500万円の費用を計上していました。
・多数あるメーカーの中から、見た目、明るさなど、よりニーズにあった製品を選ぶ必要がありました。

導入後の変化
  • 従来の20W蛍光灯をLEDに置き換えたことで、10年間で14トンのCO2削減が見込まれています。
  • 長寿命のLEDに交換したことで、交換の手間が省け、廃棄物費用の削減にもつながっています。
  • 12社のメーカーの製品を市庁舎の裏通りに1ヵ月間設置し、現物を比較をした上で導入を決めました。

お客様の声

導入の背景

観光都市・長崎だからこそ環境への取り組みは必須でした。

観光都市・長崎市には毎年500万人以上の観光客が訪れます。今後もたくさんの旅行客を受け入れる観光都市であり続けるためにも、自治体が自然環境に配慮した施策を行うことは課題の一つでした。われわれ職員も身近なことからと、昼休みの1時間、室内を消灯するなどの省エネ対策を実行しています。
こうした中、2009年度、国から補助金が交付されたことを受け、長崎市では新たな環境への取り組みとして、省エネ・長寿命のLED防犯灯を導入することを決めました。

長崎市道路維持課
整備係長 西川秀樹さま(左)と
主査 井手昭則さま(右)

選ばれた理由

12社のLEDを1ヵ月間実験的に設置し、よりニーズにあった製品を採用しました。

どのメーカーのLED照明を採用するかを決めるにあたり、長崎市では12社のメーカーの製品を比較・検討しました。市庁舎の裏通りに、1ヵ月間、12社のメーカーのLED照明を実験的に並べて設置し、「見た目」「明るさ」などを、数人の職員がそれぞれ評価する形で、公正に採用メーカーを決めました。
その評価を反映して、ニーズにあった上位4社のメーカーを採用しましたが、シャープ製品への評価がトップでした。

導入後の効果

明るくなったLEDで防犯効果にも期待。

従来設置していた蛍光灯では10年間で平均4回の取り替えが必要で、交換費用は毎月500万円を計上していました。LEDへの交換後は取り替えの回数も減るため費用の節減はもちろん、廃棄物の削減にもつながっています。さらにCO2排出削減量は、10年間で14トンを見込んでいます。
また導入した地区は、小学校・中学校など学校が多いので、歩道がより明るくなったことで、防犯効果も期待しています。

小学校の多い地域なので防犯効果にも期待

今後の展望

「もっと設置してほしい」との住民の声も。

長崎市としては初めてのLED導入で、実験的な側面もありましたが、地域の住民からはすでに「もっと設置してほしい」との声が上がるほど、その明るさが評価されています。
設置した私ども道路維持課でも、明るさに大変満足しており、今後も国の補助金を利用してLEDへの置き換えを進めていく方針です。

2010年5月制作

導入製品「LED照明」について

環境とテクノロジーの融合でLED新時代へ。屋内照明も、施設・屋外照明も、人と空間の快適さを追求し、ビジネスや地域社会に貢献します。