導入事例

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株式会社NTTドコモ東海支社さま

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6面マルチディスプレイで被災情報等を一元的に把握
情報収集・共有が効率化し、迅速な対応や復旧に貢献

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業種

通信

導入の目的

CSR向上、業務効率化、サービス向上

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-V551(55V型)×6台
    ・PN-W435(43V型)×1台
  • タッチディスプレイ「BIG PAD」
    ・PN-L803C(80V型)×1台

2017年6月、災害対策本部における情報収集・共有のためのツールとして導入。

導入先
株式会社NTTドコモ東海支社さま 愛知県/名古屋市

株式会社NTTドコモさまの支社の一つとして、東海地方4県(愛知・三重・静岡・岐阜)を事業区域とされ、モバイル通信サービスの提供等を展開されている。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

災害発生時において、各地の被災状況など様々な情報をスピーディに収集し、整理・分析、共有することが、迅速な対応や早期復旧には欠かせません。災害対策本部では、こうした必要な情報を一元的に“見える化”できるような映像機器を求めていました。

導入後の変化
  • 各基地局の被災状況や津波監視カメラ映像等、主要な情報が6面マルチディスプレイで一覧できます。
  • 必要に応じて任意の画面を4面または6面に拡大表示できるため、細かな文字や地図もはっきり確認できます。
  • 災害時にすぐ使用できるよう、平常時から各拠点を結ぶWeb会議で活用。通常の業務にも高い生産性を発揮。

お客様の声

導入の背景

災害時における情報収集・共有を強化するため、様々な情報を一覧できる映像機器の導入を検討。

モバイルネットワークという社会インフラを担う当社では、安定した通信を提供し続けることが使命であり、万が一の災害に備え、様々な対策強化に取り組んでいます。その一環として、緊急時に立ち上げる災害対策本部の情報収集・共有の効率化も推進。PCモニターなどをバラバラに持ち寄って情報を集めていた従来の方法を見直し、必要な情報をまとめて表示し、一元的に被災情報等を把握したいと考えました。

株式会社NTTドコモ東海支社 ネットワーク部 災害対策室長 中谷政利さま

選ばれた理由

複数の情報を同時表示したり、拡大表示できるマルチディスプレイの自在なレイアウトを評価。

災害対策本部には当社幹部をはじめ災害対策室のスタッフなど多数が出席するため、全員で画面共有しやすい機器として大画面のマルチディスプレイに着目。6面構成の採用においては、主要6情報 ①全基地局の被災情報マップ、②その詳細情報、③地上波テレビ全局の放送、④Lアラート(災害情報共有システム)⑤津波監視カメラ映像 ⑥ウェザーニュース を各ディスプレイに表示でき、必要に応じて任意の画面を6面または4面に拡大表示し、細かな文字や地図を確認できることを評価しました。

6面マルチディスプレイの画面レイアウトはタブレット端末で簡単に操作できるように設定

導入後の効果

6面マルチで被災情報等を一元的に“見える化”。
災害対策本部の機能が一段と向上しました。

災害対策本部への6面マルチディスプレイ導入により、災害時における各種情報の一元的な“見える化”が実現しました。情報収集・共有が強化されたことで、迅速な対応や早期復旧への貢献が期待できます。平時は各拠点をむすぶWeb会議用のモニターとして活用しており、災害発生時にすぐに使用できる状態になっていることも初期対応のスピードアップにつながっています。一方、80V型BIG PADも合わせて導入しました。地図への書き込みや、ホワイトボードとして活用でき、災害対策の経緯等が記録・保存できます。

必要に応じて地図などを拡大でき、細かな情報も確認しやすい

今後の展望

より効率的な活用方法を追求し、災害対策の一層の強化を図ります。

災害に備えた毎年の全国訓練や各支社管内の訓練でも実践さながらに運用し、本部の全員がこの新システムに習熟できるように努めます。また、その中でより効率的な活用方法を見出し、災害対策の一層の強化を図って参ります。

80V型BIG PADも設置され、地図への書き込み等に活用(左)
展示会等での災害対策PR用に43V型ディスプレイも導入(右)

2017年7月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。

導入製品「BIG PAD」について

みんなで使える。用途が拡がる。「パブリックコンピューティング」の世界を提案。会議に、商談に、教育に。電子黒板の概念を超えるコミュニケーションツール。