導入事例

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大坂の陣400年プロジェクト実行委員会さま

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大迫力27面マルチの4K映像で歴史スペクタクルを表現
多言語表示で国内外の観光客に向け大阪城の魅力を発信
業種

イベント

導入の目的

イメージアップ、サービス向上

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-V601A(60V型)×51台
    ・PN-V602(60V型)×3台
    ・PN-R903(90V型)×2台
    ・PN-R703(70V型)×2台 他 計62台

2014年9月、迫力ある映像と最新技術で大阪城や豊臣秀吉の歴史を楽しみながら学べる施設「侍ミュージアム」に導入。

導入先
大坂の陣400年プロジェクト実行委員会さま 大阪府/大阪市 他

大坂冬の陣から400年を機に、大阪の歴史や文化、魅力を発信し、大阪を盛り上げるイベント「大坂の陣400年天下一祭 冬の陣2014」を実施。2014年10月1日~12月31日まで、大阪城公園や府内各所で開催。
侍ミュージアム(本物件)/大阪城 極楽橋周辺

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

大阪の賑わい創出を目的としたイベントの開催が決定。具体的内容を企画する際、大阪城を訪れる観光客の約4割が外国人という、以前に行った調査結果を重要視。外国人観光客の方に大阪の歴史的背景や文化的な魅力を、効果的にアピールする方法を検討していました。

導入後の変化
  • マルチディスプレイを使った迫力ある映像で、言葉の壁を越える圧倒的な視覚効果を実現。
  • 先進技術を駆使した多彩な展示内容で、観光客に対する大阪のイメージアップに貢献。
  • イベント開催期間中の安定稼働をもたらす、高い信頼性と運用体制を構築。

お客様の声

導入の背景

大阪の魅力を発信するイベント開催を機に、外国人観光客に向けたアプローチを検討。

大坂の陣から400年を迎える今年、「大坂の陣400年天下一祭」と題したイベント開催が決定。行政や在阪の民間企業が一体となり、大坂の陣400年プロジェクト実行委員会が設立され、電通 関西支社は大阪城公園や府内各所で行われる様々な関連イベントのコーディネート業務を担当することになりました。
大阪城を訪れる観光客を調査すると、35~40%は海外からの方であることが判りました。
2020年までに外国人旅行者を2,000万人に増やすという国の観光政策もあり、この機会に大阪の歴史や魅力をより多くの人々にアピールしたいと考えていました。

株式会社 電通 関西支社
統合ソリューション局プロジェクトプロデュース部
プロデューサー 寺原敬人さま

選ばれた理由

最先端の設置ノウハウを有する、地元大阪の企業。
言葉に依らない圧倒的な技術力を評価。

外国人の方にアプローチするうえで、乗り越えなければならないのは言葉の壁です。映像を使ったPRや多言語による解説などで、言葉の壁を越えようと考え、地元大阪のシャープに相談。協賛として参加していただけることになり、映像制作をお願いした読売テレビ放送グループさまとともに、各社の技術やノウハウを持ち寄って開設したのが、映像アトラクション「侍ミュージアム」です。

左右壁面には12面マルチ、突き当たりには90V型モニター。
包み込むような映像と音響で来場者を出迎える映像トンネル

導入後の効果

4K マルチサイネージの迫力に驚きの声が多数。
安定稼働し続ける、信頼性の高さにも納得。

来場された外国人の方に感想を聞くと、「27面4Kマルチサイネージの迫力に驚いた」など、とくに映像の迫力で高い評価を得ています。さらに「古いお城とテクノロジーの融合が面白い」といったコメントをいただくなど、大阪のイメージアップにも貢献しています。マルチディスプレイの場合、1台に不具合が生じただけでもショーは台無しです。安定稼働する信頼性の高いシステムを用意していただいた面でも、シャープに感謝しています。

浮遊感のあるホログラム映像が話題の「ホログラム秀吉」

今後の展望

テクノロジーを駆使した企画を他でも展開中。
来年開催の「夏の陣2015」に向け、展示の進化も計画。

「映像とソフトを組み合わせて、最適な場所で最適な展示を行う」というコンセプトのものとして、侍ミュージアムのほかにも、大阪城天守閣の展望台ではタブレットPCとAR技術を組み合わせて、大坂の陣が学べるタブレットの貸出サービスも行っています。「冬の陣2014」の後には、「夏の陣2015」も予定しており、映像コンテンツや展示方法をさらに進化させて参ります。訪れる国内外の方に、より楽しんでもらいながら大阪の魅力や技術力をアピールし、大阪の価値を高めていきたいと考えています。

※Augmented Reality(拡張現実)。目の前に見える現実の世界の上に、コンピューター内に存在する、関連した情報を重ね合わせて表示する技術。

カメラで撮影した大阪の街並みに、AR技術で合戦映像を表示する大坂の陣AR。こちらも多言語表示に対応

2014年11月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。