導入事例

工場操業時から10年以上使用したメインモニター。
老朽化による視認性の悪化で、機器の入れ替えを検討。

ガス製造設備の運転状況や侵入者の確認など、さまざまな監視業務を並行して行う中央監視室。室内前方のメインモニターは、その中枢となる設備です。
元々はリアプロジェクターを設置していましたが、2001年の工場操業時から使用していたため、輝度が低下して視認性も悪化。万全な体制で監視業務を行うため、視認性と信頼性が高い機器への切り替えを迫られていました。

マルチ構成にしなくても1台で大画面の90V型。
映像や情報を途切れずに表示できる点を評価。

当初はマルチディスプレイへのリプレイスを考えていました。ただ、グラフなどを表示することも多く、機器の境目で表示が途切れてしまうと業務に支障を来します。その課題を解決してくれたのが、シャープです。大画面の90V型に2台の47V型を組み合わせ、以前とほぼ同じモニターサイズのシステムを提案してくれました。「映像を手軽に切り替えたい」という要望に応え、ワンタッチで表示切り替えできるシステムを用意してくれた点にも満足しています。

明るい映像で現場の状況を的確に把握。
工場見学者へのアピールにも活躍。

以前と比べて、画面の明るさが格段に増しました。明るい室内でも監視カメラの映像をきれいに表示でき、現場の状況をよりリアルに把握できます。また、中央監視室は工場見学ルートにも含まれており、ガラス越しに見学される方にもアピールしやすくなったと、見学担当者から も好評です。工場内では現在、3基目のLNGタンクを建設中で、工事現場で安全確認を行うのはもちろん、中央監視室でも遠隔モニタリングすることで、監視の強化と安全な工場運営にも役立っています。

大きな画面で情報共有、業務効率化にも期待。

ミーティングの際に、ケーブル1本でモニターとモバイルパソコンを接続し、画面を拡大表示して情報共有を図るなど、新たな活用法も検討しており、業務効率化にもつなげていきたいと考えています。