導入事例

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駿河台開発特定目的会社さま 御茶ノ水ソラシティ

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連続する27画面がダイナミックなデジタルアートを実現。
御茶ノ水の新名所として新たなランドマークへ。
業種

複合施設

導入の目的

業務効率化、サービス向上、CSR向上

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-R603×27台
    ・LB-T601×2台
    ・LB-T461×1台
  • e-Signage(コンテンツ配信/表示システム)

2013年4月、映像表現の場「KS46Wall」として60V型27台。カンファレンスセンターの案内用サイネージとして60V型2台、46V型1台を導入。

※「KS46Wall」とは、『御茶ノ水ソラシティ』と淡路町周辺地区を結ぶ約50mの通路に27枚のディスプレイを並べたデジタルアートギャラリーです。
導入先
駿河台開発特定目的会社さま 御茶ノ水ソラシティ 東京都/千代田区

都市再生特別地区を適用した大型複合施設。大成建設、ヒューリック、安田不動産、大成有楽不動産の4社が出資する駿河台開発特定目的会社が事業主体。開発業務は大成建設が担当。現在の施設運営は大成建設、安田不動産、大成有楽不動産が担当。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

『御茶ノ水ソラシティ』は都市再生特別地区として都市計画決定した都市再生プロジェクトです。会議室や教育施設の整備等を行い、地域文化交流拠点という役割も担います。そこで文化の発信地にふさわしい目玉を作りたいと考えていました。またカンファレンスセンターでは来場者のスムーズな動線の確保が課題でした。

導入後の変化
  • 27台の薄型・高輝度60V型ディスプレイを設置して、新しい映像表現の場『KS46Wall』を創出。
  • カンファレンスセンターではサイネージを活用し来場者のスムーズな誘導に成功。

お客様の声

導入の背景

御茶ノ水の新しいランドマークにふさわしい空間演出を考えました。

『御茶ノ水ソラシティ』と淡路町周辺地区を結ぶ通路上には、当初ガラスのショーケースを設け、ギャラリーとする計画でした。しかし、その詳細を検討するにあたり、約50mもの空間を活かし他施設ではあまり見ることのない、連続したデジタルアート作品の発表の場を設けてはどうかという案が浮上。結果、当初のギャラリーとデジタルアートが融合した施設が生まれました。また、1Fと2Fには研修・セミナー・展示会や学会等のイベントに最適な会議センター(ソラシティカンファレンスセンター)を設け、サイネージによる効率的な情報提供を目指しました。(株式会社インフィールドが運営)

大成建設株式会社 都市開発本部 近藤愛様(左)
株式会社インフィールド 初瀬広壮様(右)

選ばれた理由

60インチの薄型だから通路の壁面にスッキリ。
表現力はもちろん、信頼性やメンテナンスのしやすさも重視。

迫力ある映像にするためにディスプレイはできるだけ大型がいい。しかし、元々はショーケースとして計画していたため、奥行きも浅くディスプレイの搬入・設置方法、設置箇所の耐荷重に制約がありました。
選定にあたっては、アート作品にふさわしい表現力や信頼性も重視。薄型軽量で搬入設置が容易だったことやコスト面の優位性、さらには短期間で27台全てが納品可能な点も考慮しました。
カンファレンスセンターでは複数階に設置したサイネージを一元管理できる「e-Signage」が決め手となりシャープ製品の導入に至りました。

淡路町周辺地区とを結ぶ通路上の「KS46Wall」

導入後の効果

ユニークな取り組みがデジタルアートの可能性を拡大。
御茶ノ水エリアに新しい人の動きが生まれています。

『KS46Wall』のコンテンツ作成・管理については、御茶ノ水ソラシティ内の文化交流施設「お茶ナビゲート」の運営を行っている『NPO法人連想出版』が担当し、複数の映像を1日の時間の流れに合わせて配信しています(映像配信及び制御システムは、別途事業者にてシステムを構築しています)。27台のディスプレイをダイナミックに使った迫力あるデジタルアートが、各方面から注目を集めています。
カンファレンスセンターではサイネージ導入により来場者に提供できる情報量が圧倒的に増えただけでなく、企業のロゴを掲示するなど主催者の細やかなニーズにも「e-Signage」で手軽に対応。
両施設における実用性の追求と文化的な取り組みがサービス力や集客力アップにつながっています。

昼と夜では違った雰囲気を演出します

今後の展望

『KS46Wall』は、貸ギャラリーとして一般にも貸出。
ここから新たな文化を次々に発信していきます。

2013年6月より『KS46Wall』の一般貸出がスタートしました。同時に御茶ノ水ソラシティ内『Gallery蔵』『お茶ナビゲート』の貸出も行います。今後は運営者である『NPO法人連想出版』がコンテンツづくりをサポートしながら独創的なデジタルアートを発信し、認知度を高め集客に結び付けたいと考えています。

(上)来場者を目的の部屋へと導くカンファレンスセンター入口で案内
(下)カンファレンスセンター2階の会場へと上がるエスカレーターの 上と下にも案内用サイネージを設置

2013年6月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。