導入事例

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株式会社南海国際旅行さま

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4面マルチで94v型相当のダイナミックな映像
日本初、人の動きに反応する『アートビジョン』を採用
吹き抜け広場に面した店舗なので、周辺の景観を乱すことなく店舗のPRができればと、4面マルチディスプレイを導入しました。観光地の映像を流すことで、旅行会社としての注目度もアップし、景観を損なわない新しい形の情報発信ツールが実現しました。
業種

旅行会社

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-E471×4台

2010年7月、南海電鉄難波駅に立地する南海トラベルサロンに設置。カメラで感知した人の動きに反応する新しい広告媒体『アートビジョン』を採用。『アートビジョン』の常設展示は日本初。

導入先
株式会社南海国際旅行さま 大阪/大阪市

1950年創立。大阪ミナミを中心に、和歌山、東京、九州などで営業を展開。国内・国外を問わず、個人旅行から団体旅行、ハネムーンまで、幅広く取り扱われている。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

・吹き抜け広場に面した店舗なので、周辺の景観を乱すことなく、効果的に会社のPRができる方法を探していました。
・旅へ誘う季節感のある店舗作りをする上で、店舗のインテリアをリフレッシュするには、その都度、手間と費用がかかっていました。
・近年アジアからの観光客が急増しており、中国や韓国からの観光客向けのサービスも大切な業務の一つとなっています。

導入後の変化
  • 4面マルチディスプレイで映像をダイナミックに訴求するとともに、新しい広告媒体『アートビジョン』の採用で通行客の注目を集めています。
  • 国内観光地の映像素材をコンテンツに反映するだけで、手軽に季節感を出せるようになりました。
  • ディスプレイへの外国客の反響が特に大きかったことを受け、導入から1週間で多言語のコンテンツに更新するなど、スピーディな対応ができました。

お客様の声

導入の背景

周辺の景観を守りつつ、店舗を効果的にアピールできるツールが必要でした。

今回ディスプレイを導入した当社・南海トラベルサロンは、大阪市の観光窓口である総合インフォメーションセンターに同居して立地しています。インフォメーションセンターで得た情報を元に、宿泊先など具体的な手配をさせて頂くというワンストップサービス型の店舗となっており、国内旅行から海外旅行まで幅広く取り扱っています。
しかし、景観を乱す広告などが厳しく規制されている場所に立地し、通行客に店舗をアピールしにくいという課題もありました。入口に季節感のある桜や紅葉などのポスターを掲示していましたが、より効果的に訴えかける方法として、映像による訴求を考えたのです。

株式会社南海国際旅行 執行役員 事業開発部長 山内知さま

選ばれた理由

日本初の商品を導入することで企業価値の向上も図れると考えました。

南海トラベルサロンは太陽光が差し込む吹き抜け空間に面しています。当初プロジェクターも検討しましたが、相当の照度を要することから、導入は厳しいことが分かりました。シャープのディスプレイなら、日中でも画像を鮮やかに再現できることが導入の大きなポイントになりました。
また検討段階で、新しい広告媒体『アートビジョン』を奨めていただきました。常設展示は“日本初”となるため、導入によって企業価値の向上が図れればと、採用を決めました。

※『アートビジョン』とは、ディスプレイに取り付けたカメラで人の動きを感知して、その人を画面に映し出したり、人の動きに合わせて映像を変化させるシステムです。

手前が南海トラベルサロンさま。市の総合インフォメーションセンターさま(奥)と同居する形で立地

導入後の効果

人の動きに反応する映像はインパクト大で足を止める通行客が増えました。

旅行商品というものは、洋服や車のように商品をお客さまにお見せすることはできませんが、古都や季節感のある映像を流すことで、お客さまへの効果的な商品訴求が実現しました。また、人の動きに合わせて映像が反応するのは興味を引くようで、店舗の前で足を止める通行客が増えました。
また近年アジアからの観光客が急増していますが、ディスプレイに対する外国客の反応が特に大きかったことを受け、設置から1週間後に中国語・韓国語などを盛り込んだコンテンツに更新しました。街の反応にあわせてすばやくコンテンツを更新できることはインフォメーションディスプレイの大きな魅力となっています。

(上)ディスプレイの上部に取り付けられたカメラ
(下)中国語・韓国語など多言語に対応したコンテンツを配信

今後の展望

より注目度の高い情報を選りすぐりコンテンツの内容を充実させていきます。

導入から約1ヵ月が経ち、現在のコンテンツから注目度が高い映像を選りすぐり、より訴求力の高い内容を配信していく予定です。
また今後は“電車の遅延情報”など、生活に役立つ情報も盛り込んで、ディスプレイの存在価値を高めていければと考えています。

長い間「ロケット広場」として親しまれた、吹き抜けの広場に面した同店。マルチディスプレイが空間演出にも一役

2010年9月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。