導入事例

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株式会社東京スタイルソーイング米沢さま

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各工程のリアルタイムな進捗管理で生産性を向上
仕様書確認から映像研修まで幅広い用途でも活躍
業種

アパレル

導入製品
  • タッチディスプレイ「BIG PAD」
    ・PN-L702B(70V型)×1台

2012年2月、縫製工場内に導入され、生産状況の表示、打ち合わせ、社員教育等で活用。
販売:ソック株式会社さま

導入先
株式会社東京スタイルソーイング米沢さま 山形/米沢市

株式会社東京スタイルさまのグループ会社。コート、ジャケット、スーツ、ワンピース、ブラウス、カットソー、スカートなど、高級婦人服を生産。30ブランドを、百貨店や直営店、アウトレット、通販・ネット等で販売。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

生産性向上のため、各工程の進捗状況をパソコンで集計できるシステムを導入しましたが、広い工場内で見やすいよう、これまではホワイトボードへ転記しており、タイムラグと手間がかかっていました。一方で作業者のノウハウ共有、スキルアップも図りたいと考えていました。

導入後の変化
  • 各工程の生産状況をリアルタイムに大画面表示。遅れなどを迅速に発見・解決でき、生産性が向上。
  • 縫製仕様書の打ち合わせなども、書き込みでポイント説明できるため、ノウハウ共有がしやすくなりました。
  • 映像も表示できるため、作業の様子を撮影した動画で、修正点を話し合い、スキルアップにつなげています。

お客様の声

導入の背景

リアルタイムな進捗管理とノウハウ共有で、一層の生産性向上を図っていきたい。

パーツを生産するごとに各作業者がWi-Fi搭載端末のボタンを押すことで、各工程の生産枚数をリアルタイムにパソコンで集計できる「生産状況見える化システム」を導入しました。ところが、広い工場内では、小さなパソコン画面は見にくいので、1時間ごとにホワイトボードへ転記せざるを得ず、タイムラグと手間が生じていました。また一方で、作業者のレベルアップやノウハウ共有も進め、生産性のさらなる向上も図りたいと考えていました。

※山形県立産業技術短期大学校と同社の共同研究によるシステム。

株式会社東京スタイルソーイング米沢 代表取締役 神野直樹さま

選ばれた理由

工場内で見やすい70V型の大きさに納得。
タッチ操作や書き込みでディスカッションもできる。

展示会でBIG PADを初めて体験した際、70V型の大画面ならホワイトボードに書き写す必要がなくなるとまず考えました。さらにタッチ操作や書き込みもできるため、生産予定や縫製仕様書を表示してディスカッションするなど、様々なシーンで役に立つと思い、工場内でのデモを依頼。視認性や操作性に納得して導入を決めました。

各工程の生産枚数をリアルタイムに表示。前身、後身、袖、襟、組み立ての生産枚数を最適に同期させることが生産性向上のカギ

導入後の効果

リアルタイムな進捗管理で迅速に課題を解決。
書き込みできる打ち合わせでノウハウも共有。

リアルタイムに生産状況を大画面表示できるため、作業の遅れや課題を管理者が発見しやすくなり、迅速に対策が取れるようになりました。作業者同士でも昼休憩や業務終了後など空き時間に生産枚数をチェックし、自主的に作業効率の向上等について話し合う姿が多く見られるようになりました。また、縫製仕様書の打ち合わせ等においても、パソコンが苦手なベテラン社員でもペン感覚で書き込み説明ができ、ノウハウが作業者全員に伝わることも大きなメリットです。

工程分担表や縫製仕様書に書き込みながら打ち合わせ

今後の展望

1台で様々な使い方ができる点に満足。
グループの他工場への導入も検討しています。

スキルアップを図るため、作業の様子を撮影した動画を表示して、ベテラン作業者との違いを話し合う勉強会が行えるなど、1台で様々な使い方ができる点に満足しています。「生産状況見える化システム」とBIG PADの組み合わせは、生産性向上に大きく貢献するため、当工場の事例を基に検証し、グループの他の工場での採用も検討中です。

作業の様子を動画撮影して問題点などをみんなで検証

2012年4月制作

導入製品「BIG PAD」について

みんなで使える。用途が拡がる。「パブリックコンピューティング」の世界を提案。会議に、商談に、教育に。電子黒板の概念を超えるコミュニケーションツール。