導入事例

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北見市役所さま

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災害対応の迅速化へテレビ会議システムを導入
協議内容などを手書きで入力・保存でき、効率的に情報共有
業種

自治体

導入の目的

業務効率化、安全性向上、経費削減

導入製品
  • タッチディスプレイ「BIG PAD」
    ・PN-L702B(70V型)×4台

2014年2月導入。北見市役所および端野、常呂、留辺蘂の総合支所に設置。
販売:株式会社小柳中央堂さま

導入先
北見市役所さま 北海道/北見市

まちきた大通ビル庁舎

北海道東部に位置し人口12万4千人。2006年、北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町の旧4市町が合併し、全国で4番目に広い行政面積を有する新「北見市」が誕生。オホーツク圏の商業の中心都市。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

豪雪時などに設置される災害対策本部では、ホワイトボードを使って情報をまとめ、写真撮影して記録していましたが、手間がかかる上に細かい部分も確認しづらく、本庁と各総合支所間での情報共有がスムーズにできないため、その対策が求められていました。

導入後の変化
  • テレビ会議で本庁と各支所間の連携を強化できるようになり、災害対応の遅延リスクを低減。
  • 表示した地図や資料に被害状況等を手書き入力でき、データの保存も簡単で、情報共有しやすくなりました。
  • タッチ操作で現場写真を自在に拡大表示できるので、状況確認がしやすく、より的確な対応が可能に。

お客様の声

導入の背景

ホワイトボードを使った対策会議では、各支所間で十分に情報共有するのが難しい。

当市ではこれまで、豪雪時などに設置する災害対策本部において、集められた各地の被害状況をホワイトボードにまとめ、書いた内容を写真で撮影して記録していましたが、細かい文字などが確認しづらく、板面の撮影や写真管理の手間もかかっていました。そのため、本庁および各総合支所の間で十分な情報共有が図れず、緊急を要する対応に遅れを生じる可能性があり、その対策が求められていました。

北見市 総務部 防災対策・危機管理室
室長 阿部孝夫さま(左)
防災対策・危機管理課 防災担当係長
長瀬和幸さま(中)
防災対策・危機管理課 危機管理担当係長
松本貴宏さま(右)

選ばれた理由

大画面なので全員で見ながら協議できる。
前の情報を消さずに次々と書き込み可能。

より迅速な対応を可能にすべくテレビ会議システムの導入を検討したところ、地図や現場写真などを大画面で表示できて、全員で同じ画面を見ながら対応を協議でき、集められた情報を必要に応じて自由に書き込めるBIG PADを使ったシステムが最適でした。ホワイトボード機能を使えば、前の内容を消さずに新しい情報を次々と書き込める上、それらを保存し各部署に送信するのも簡単なので、手軽かつ確実に情報共有できるようになると考えました。

70V型大画面なので、対策本部の全員が同じ資料を見ながら協議できる

導入後の効果

テレビ会議で災害時の迅速な対応を実現。
タッチ操作で現場写真を拡大し状況確認。

テレビ会議を導入したことで、これまで頻繁に行っていた担当職員の本庁・各総合支所間の移動が減り、災害対応がスピードアップできるなど、手間と経費の削減にもつながっています。また、デュアルタッチ操作で写真などを自在に拡大縮小できるので、災害現場の細部の様子まで見やすく、状況判断がより正確になり、スムーズな対応を実現する要因の一つとなっています。

地図を表示し、その上に対応状況を手書きで記入

今後の展望

ICTの順次導入で業務効率のさらなるアップへ。
災害対応だけでなく、平時での活用も検討。

総務省が推進する全国の自治体でのICT利用促進に合わせて、当市でもICT導入を順次進めています。この度導入したBIG PADは、これまで使ってきたホワイトボードと同じように建屋内の移動もしやすく、操作も簡単で使いやすいため、現在の主な用途となっている防災・危機管理だけでなく、平時のテレビ会議やプレゼンテーションなど、活用の幅をさらに広げて業務効率の改善を図っていきたいと考えています。

北見市役所本庁と端野、常呂、留辺蘂の総合支所にそれぞれ1台ずつ設置し、テレビ会議で連携協議

2014年3月制作

導入製品「BIG PAD」について

みんなで使える。用途が拡がる。「パブリックコンピューティング」の世界を提案。会議に、商談に、教育に。電子黒板の概念を超えるコミュニケーションツール。