導入事例
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- 製品カテゴリ
- 業種
生駒市さま
PDF:713KB
カメラ前に立つだけのセルフチェックで対人接触も低減

- 業種
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自治体
- 導入の目的
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サービス向上、業務効率化、安全性向上
- 導入製品
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- AIサーマルカメラ
Face FCS(データスコープ社製)
・STD-5MA0721-E(0.3℃) ×14台
2020年10月、体育施設・文化施設など市の様々な公共施設に、入口の数に応じて1 ~2台ずつ、合計14台を導入。利用者が入館される際の体温チェックに活用されている。
販売:奈良OAシステム株式会社さま - AIサーマルカメラ
- 導入先
- 生駒市さま 奈良県/生駒市
生駒市役所
奈良県北西端に位置し、大阪府と京都府に隣接する市で、人口約 12万人。大阪市や奈良市への交通アクセスの利便性、生駒山をはじめとする自然環境の良さから、住宅地としても発展。
こんなソリューションを実現しました。
- 導入前の課題
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新型ウイルス感染防止対策の一環として、市内の公共施設を利用される皆さまに、検温の実施と37.5℃以上の方のご利用自粛をお願いしています。そのため施設の入口に多数の方が来られても速く簡単に体温検知ができる機器が求められました。
- 導入後の変化
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- 画面のガイドに顔を合わせると瞬時に検温。多人数の体温確認が次々と迅速に行えます。
- 発熱だけでなく、マスクの有無もAIが自動認識して通知。着用の促進にも役立ちます。
- 電源コンセントに挿すだけで起動し、すぐに検温可能。難しい操作がなく、運用が簡単。
お客様の声
導入の背景
感染拡大防止に向けた取り組みの一環。
市の施設を利用される前の検温をお願い。
新型ウイルス感染拡大防止のため、例えば市の屋内体育施設においては、定員の半数以下でのご利用、手指消毒や共有する道具のこまめな消毒などの協力を皆さまにお願いしています。そのなかの一つの取り組みとして、利用者全員の検温と、37.5℃以上の発熱がある方のご利用自粛のお願いも行っています。そのため、こうした市の施設での検温をスムーズに実施できる機器を導入したいと考えました。

生駒市教育委員会事務局
生涯学習部
スポーツ振興課
課長 西政仁さま
選ばれた理由
セルフ式自動検温カメラで対人接触を低減。
認識が速く、現場で使いやすいことを重視。
施設スタッフとの接触を抑えることができるように、利用者がセルフでチェック可能な自動検温カメラに着目しました。なかでも、多くの利用者が同時に来館されても、体温確認のために長時間滞留することがないよう、認識精度が高く、スピーディに検温できることを重視して仕様を決めました。また、機器単独で使用できて、難しい操作がないことも、実際に運用する現場に負担をかけない点でメリットになると考えました。

機器の前に立つだけで検温でき、結果はオプションのLEDランプの点灯でも表示
導入後の効果
瞬時の検温は多人数が利用する施設に最適。
スポーツの大会でもスムーズに全員をチェック。
市の体育施設をはじめ文化施設等にも各1~ 2台ずつ計14台を配置し、入口への常設やイベント時の活用など、それぞれの状況に応じて使用しています。特に複数の団体が同時に利用する体育施設においては、画面のガイドに顔を合わせるだけで瞬時に検温できるスピードと簡単さが好評です。私自身もよく体育館を利用しているので、その精度は実感していますが、スポーツの大会が開催された際も、大勢の方の体温チェックがスムーズに実施できました。

体温だけでなく、マスクの有無もAIが瞬時に判断してアラート表示
今後の展望
検温とマスク着用の啓発活動にも直結。
市の全施設への導入を検討していきたい。
AIによりマスクの有無も自動認識して通知してくれるため、検温とマスク着用の両方の啓発につながっています。将来的には顔認証機能の活用も検討したいと思います。また、市の各施設では、感染防止に留意しながら、より多くの方に利用して いただきたいと考えています。今回の導入効果を見極めながら、未設置の施設への導入も検討していく計画です。

施設入口でのスムーズな検温と、感染防止への啓発が実現
2020年11月制作