

冷えすぎや暖めすぎにならないよう、温度調節をしましょう。設定温度を「冷房時は 1℃高め」、「暖房時は 1℃低め」にすると、約10%の電気代が節約できます。エアコンの消し忘れを防ぐために、タイマーを活用して、必要な時間だけ運転しましょう。

冷たい空気は下に、暖かい空気は上に集まりますので、冷房時は風向きをななめ上向きに、暖房時は風向きを下向きに設定しましょう。

エアコンは、電源を入れてお部屋を冷やし始めるときに、一番多くの電力を使用します。頻繁に入/切をくり返すと、そのまま連続運転していた場合よりも、かえって節電にならないことがあります。

エアコンに「エコ自動運転」の機能がある場合、自動で省エネ運転してくれます。


扇風機などを利用して、お部屋の空気を循環すれば、ムダな運転を防ぎ、省エネ効果もあります。

カーテン・ブラインドで、窓からの熱の出入りを防ぎます。夏場は、カーテン・ブラインドで直射日光を防ぐと約5%の省エネ効果があります。冬場は、日中は日光を入れ、夜間はカーテン・ブラインドで室内の熱の漏れを防ぎましょう。

外出先から帰ったときに、お部屋の温度が外より暑かったら、窓を開けて熱を外に逃がしましょう。熱を外に逃がさないままエアコンの運転を開始すると、お部屋の温度が下がるまで時間がかかり、ムダな電力を消費します。


効きが悪いな、と思ったらまずはフィルターの汚れをチェック。エアフィルターにホコリなどがつまると、冷暖房の効率が低下し余分に電気を消費して、電気代が約5~10%のムダになります。また、水漏れやニオイなどの原因にもなりますので、定期的にお手入れをしましょう。

室外ユニット(室外機)の吹出口のそばに物を置いてふさぐと、冷暖房の効率が低下し、電気代もムダになります。室外機の周囲はきちんと整理整頓しておきましょう。