SHARP

省エネルギー設定

Eco設定

電力消費を抑えるEco機能を設定します。各機能の設定はそれぞれ設定変更ができますが、 一括で設定変更ができる「カスタムモード」と「Ecoモード」を用意しています。

Ecoおすすめ機能表示

コピーやドキュメントファイリング再印刷、またダイレクトプリント時に、両面印刷やページ集約などのエコにつながるアドバイスを表示します。
各モードで適用される設定値は以下の通りです。

省エネルギー設定 カスタム Eco

予熱モードの設定

1分

1分

予熱モード時は操作パネルを消灯する

On

On

オートパワーシャットオフ設定

移行時間を固定する:1分

移行時間を固定する:1分

リモートジョブ終了後すぐにオートパワーシャットオフへ移行する

On

On

スリープモード設定

省電力優先

省電力優先

Ecoスキャン設定

On

On(コピーを除く全モード)

工場出荷時:
無効
カスタムモード、Ecoモード使用時は、システム設定での設定値は適用されません。

予熱/オートパワーシャットオフへの移行時間を延長するメッセージを表示する

予熱モードやオートパワーシャットオフへ移行する15秒前にメッセージを表示するかを設定します。

工場出荷時:
無効

モード設定

Eco機能を一括で設定します。「カスタムモード」と「Ecoモード」があります。

項目 説明

カスタムモード

電力消費を抑えながら、使いやすさを考えた設定です。

Ecoモード

電力消費を最大限抑える設定です。

予熱モードの設定

予熱モードがはたらくまでの時間を1分単位で1~60分(BP-40C26/BP-40C36/BP-50C45/BP-60C26/ BP-60C31/BP-60C36/BP-70C26/BP-70C45)、1~120分(BP-50C55/BP-50C65/BP-70C55/BP-70C65)の範囲で設定します。
プリント終了後、放置された状態で設定した時間が経過すると予熱モードに入ります。 この機能によりお客様の電力消費コストを節減するとともに、ひいてはそれが、 天然資源のむだづかいや環境汚染を減らすことにつながります。
お客様の使用状況に応じて、最も適切と思われる時間に設定されることをお勧めします。
必要に応じて予熱モード設定時のパネル表示をOFFにします。

工場出荷時:
1分
予熱モードの禁止はできません。

予熱モード時は操作パネルを消灯する

予熱モードの時に操作パネルを消灯するかを設定します。

工場出荷時:
有効

リモートジョブ終了後すぐにオートパワーシャットオフへ移行する

オートパワーシャットオフ状態のときに、パソコンなどからのプリント実行や、ファクス受信データの出力後、すぐにオートパワーシャットオフモードへ移行します。

工場出荷時:
有効

移行時間を固定する

オートパワーシャットオフの移行時間を固定します。
この機能を有効にすると、[移行時間を時間帯別で変更する]が無効になります。

工場出荷時:
有効、オートパワーシャットオフ設定:1分

移行時間を時間帯別で変更する

4週間分のジョブログから本機の使用状況を分析することで、各時間帯に合った最適なオートパワーシャットオフモードへの移行の管理をします。
この機能を有効にすると、[移行時間を固定する]が無効になります。

工場出荷時:
無効

      • 定着制御は変更されません。
      • 電源ON/OFFスケジュール機能とは連動して動作しません。両方設定していた場合は、 電源ON/OFFスケジュール機能の設定を優先します。
      • 用紙カウントは用紙サイズ別に加算します。
      • 本機の電源が切れていた期間は、ジョブがなかった場合と同じと考えられます。

省エネパターンとオートパワーシャットオフへの移行時間

パターン名称 移行時間 出力平均枚数/時間

モード1(ジョブ開始優先1)

1時間経過後

700~

モード2(ジョブ開始優先2)

30分経過後

150~699

モード3(省エネ優先1)

5分経過後

40~149

モード4(省エネ優先2)

最短時間経過後

0~39

スリープモード設定

省電力優先:

省電力となりますが、復帰には多少時間がかかります。

復帰時間優先:

省電力優先と比べますと、電力値は多少上がりますが、復帰時間が早くなります。

人感センサーモード(BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36/ BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65):

人感センサーによって自動的にスリープモードからの復帰が可能になります。

※ 工場出荷時

自動

一定期間のジョブログから本機の使用状況を分析することで、各時間帯に合った最適な電源管理をします。

4週間分のジョブログ情報がないときは、テンプレート2(8:00~18:00がモード3(省エネ優先1)、 後の時間帯はモード4(省エネ優先2))になります。

手動

時間帯ごとにパターン設定します。
あらかじめ、3種類のテンプレートを用意しています。 「オリジナルEcoパターン1~4」に省エネパターンを設定できます。

3種類のテンプレートについて

テンプレート パターン名称 モードの概要

テンプレート1

全て”省エネ優先2”

すべての時間帯が「モード4(省エネ優先2)」で動作します。

テンプレート2

8:00~18:00”省エネ優先1”

8:00~18:00の時間帯は「モード3(省エネ優先1)」、 それ以外の時間帯は「モード4(省エネ優先2)」で動作します。

テンプレート3

8:00~18:00”ジョブ開始優先1”

8:00~18:00の時間帯は「モード1(ジョブ開始優先1)」、 それ以外の時間帯は「モード4(省エネ優先2)」で動作します。

スリープモード設定

省電力優先:省電力となりますが、復帰には多少時間がかかります。
復帰時間優先:省電力優先と比べますと、電力値は多少上がりますが、復帰時間が早くなります。
人感センサーモード(BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36/BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65): 人感センサーによって自動的にスリープモードからの復帰が可能になります。

工場出荷時:
省電力優先

Ecoスキャン設定

Ecoスキャン設定は、イメージ送信やスキャン保存などのプリントしない場合に定着部をOFFにしたまま実行します。
「Ecoスキャン設定」をにして、Ecoスキャン設定を有効にしたいモードや画面を選択します。 次のモードや画面が設定できます。

  • ホーム画面
  • コピー
  • ファクスイメージ送信
  • ドキュメントファイリング
  • システム設定
  • SharpOSA
工場出荷時:
有効、ホーム画面:無効、コピー:無効、ファクス/イメージ送信:すべて有効、ドキュメントファイリング:すべて有効、システム設定:有効、Sharp OSA:すべて有効

省エネパターンリスト

本機の一定期間の使用状況を分析して、使用頻度に合わせで、オートパワーシャットオフモードへの移行の管理をします。 省エネパターンリストに合わせて実機の電力を管理を行いたいときは、[システム設定]→[Eco設定]→[移行時間を時間帯別で変更する]で[手動]を選択し、プルダウンリストから自動更新パターンかオリジナルEcoパターン1~4から選択します。
「あらかじめパターンを作成し、そのパターンに従ってオートパワーシャットオフモードに移行する場合は、オリジナルEcoパターンを設定します。

パターンの編集

オリジナルEcoパターンを設定します。

パターン名 現在のパターン名を表示します

パターン名の変更

パターン名を変更するときに、名称を入力します。

モデルにするパターン

パターンのベースにしたい登録済みのパターンを選択します。[選択したパターンをコピー]を選択すると、コピーしたパターンと同じ設定となります。

省エネ設定

時間によって、実機をどのような状態にするかを設定します。モード1~4を選択し、下の曜日、開始時刻、終了時刻より選択します。

曜日

省エネ設定で選択したモードを有効にしたい曜日を選択します。

開始時刻/終了時刻

省エネ設定で選択したモードを有効にしたい時間帯を設定します。

特定日動作設定

出力の多い日や、特別な動作を実行したい日を「特定日」として設定して、その日のみ固有の省エネパターンを設定できます。

オートパワーシャットオフ移行時間の有効無効にかかわらず、特定日に設定された日は特定日の設定で動作します。

「特定日」タブ

特定日は7日間分まで設定できます。特定日、適用する省エネパターン、特定日が休日となった場合の動作を設定します。

パターン名 現在のパターン名を表示します

日付

特定のパターンで動作したい日付を設定します。

毎月1~31日、または毎月末から選択します。

適用する省エネ動作

適用する省エネパターンを選択します。

省エネパターンの内容は、「パターン」タブで設定します。

休日の動作

設定した特定日が休日となった場合にどのように動作するか設定します。

休日とする日は、「休日」タブ で設定します。

    • 最初から指定している特定日と、休日のため移動した特定日が重なった場合、最初からしている特定日の設定が優先されます。
    • 同一日時の特定日が設定された場合、特定日1~7の順で優先されます。

    「パターン」タブ

    省エネパターンの詳細を設定します。

    項目 説明

    省エネ動作

    設定したい特定日パターンを選択します。

    パターン名の変更

    特定日パターンの名称を変更するときに入力します。

    モデルにするパターン

    以前登録したパターンやプリセットされたパターンを流用してパターンを作成する場合に、流用元のパターンを選択します。

    新規スケジュールの追加

    スケジュールを追加します。

    「休日」タブ

    休日を設定します。ここで休日と設定した日は、特定日となりません。

    項目 説明

    休日の一覧

    タップすると、設定済の休日の日付および曜日を2年間分表示します。

    曜日指定

    休日を曜日で指定する場合に使用します。

    期間指定

    休日を日付で指定する場合に使用します。

    「最終登録時刻」には、期間指定で登録した休日が、いつ登録されたか表示します。

    電源ON/OFFスケジュール設定

    本機の操作パネルの電源を設定時間ごとにON/OFFします。3つ設定できます。 同一曜日、同一時刻の設定がある場合、設定1、設定2、設定3の順に実行します。

    • 予熱モード、オートパワーシャットオフモードのパワーマネージメント設定の時間設定は スケジュール機能の対象にはなりません。
    • 電源OFFに設定した時間は、以下の制約があります。
      • ジョブ実行中などでマシンが動作中の場合は、ジョブ終了後に電源をOFFします。
      • プリンタージョブは受信できません。
      • ファクス受信データ出力などの出力ジョブは受信できます。
      • ファクスの時刻指定出力機能が有効なときは次回電源ON時に出力します。
    • パワーマネージメント設定と併用で設定した場合は、電源ON/OFFスケジュール機能の設定を優先します。
    • 同時間に設定しているときは、「設定1」、「設定2」、「設定3」の順番で優先します。
    • 次の場合は電源をOFFしません。
      • 「電源ON時の自動消去」処理中。
      • 設定した電源ON/OFF時間が、設定確定から1分以内のとき。

    人感センサー検知時、音声アラートを発信する

    (BP-60C26/BP-60C31/BP-60C36/BP-70C26/BP-70C45/BP-70C55/BP-70C65)

    電源ON/OFFスケジュール設定により本機の電源がOFFされた時間帯において、人感センサーに反応があったとき、 報知メッセージを再生します。アラート送信先にメールアドレスを登録すると、登録したメールアドレスに人感センサーに反応があったことを知らせる検知情報を送信します。

    工場出荷時:
    無効

    • 音声アラートの音量は、音声設定の内容に関わらず、常に最大音量で流れます。
    • 音量アシスト設定が無効でも、音声アラートの設定は可能です。
    • 報知メッセージの言語は、音声アシスト設定の内容と連動します。
    • 手動で電源をOFFした場合は、音声アラート設定は有効になりません。

    アラート送信先

    音声アラートが動作したときに、検知情報を送信するE-mailの宛先を設定します。

    Version 03a / bp70c65_usr_03a_ja

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