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インターネットFax設定

スキャナーやインターネットFaxなどのファクス/イメージ送信機能に関する設定をします。

基本設定

インターネットFaxに関する初期設定をします。

画質設定

保存時の画質を適用する
ファイルを保存したときの画質設定をファイルの送信時にも適用します。

工場出荷時:
無効

解像度
ファイルの送信する画質を設定します。

工場出荷時:
200×100dpi

中間調
中間調の画質を設定します。

工場出荷時:
無効

標準ファイルフォーマットの設定

ファイル形式
インターネットFaxを使用して送信操作をするときのファイル形式を設定します。
設定項目は以下のとおりです。

  • TIFF-S
  • TIFF-F
次の機能が設定されているときは、この設定でTIFF-Sを設定しても、TIFF-Fのフォーマットで送信します。
  • 混載原稿
  • ページ分割
  • ブック分割
  • カードスキャン
  • ページ集約
圧縮形式
インターネットFaxを使用して送信操作をするときの圧縮形式を設定します。
設定項目は以下のとおりです。
  • MH(G3)
  • MMR(G4)

工場出荷時:
ファイル形式:TIFF、圧縮形式:MH(G3)
[ファイル形式]を[TIFF-S]に設定している場合、[MMR(G4)]は選択できません。

オート立ち上げモード

[電源]ボタンが“切”のとき(ただし、主電源スイッチは“入”の位置)、 インターネットFax受信すると本機を自動で起動してプリントするように設定します。
この設定を解除すると、インターネットFaxを受信しても、受信するだけで[電源]ボタンを“入”にするまでプリントしません。

工場出荷時:
有効

送信時の原稿内容プリント設定

通信結果表をプリントしたときに送信原稿内容(1ページ目の一部)を一緒にプリントするかどうかを以下の中から動作を設定します。

  • 常にプリント
  • エラー時
  • プリントしない
次の「通信結果表プリント設定」を 「プリントしない」に設定すると、この設定は無効になります。

工場出荷時:
エラー時

通信結果表プリント設定

通信結果表をプリントするかどうか、またプリントする場合の条件を設定します。下記からそれぞれの動作時の設定を選択します。
通常送信時

  • 常にプリント
  • 送信失敗時
  • プリントしない
同報送信時
  • 常にプリント
  • 送信失敗宛先
  • プリントしない
受信時
  • 常にプリント
  • エラー時
  • プリントしない
通信結果表をプリントしたときに送信原稿内容(1ページ目の一部)を一緒にプリントするかどうかを設定します。 詳細は「送信時の原稿内容プリント設定」を参照してください。

工場出荷時:
通常送信時:送信失敗時、同報送信時:常にプリント、受信時:プリントしない

記録表プリント設定

本機のメモリーに記憶している通信記録を定期的にプリントします。
通信記録の記憶件数が送受信合わせて200件に達したときに自動的にプリントする、または、 指定した時刻(1日1回のみ)になると自動的にプリントするように設定します。(両方設定することもできます。)

工場出荷時:
メモリーフル時自動プリント:無効、時刻指定プリント:無効、本文印刷設定:無効

[時刻指定プリント]のみをにした場合、 指定した時刻までに通信記録が200件に達したときは、 古い通信記録から順に、プリントせずに消去します。
通信記録表は、必要に応じて手動でプリントします。
設定モードの「管理者用リスト」を参照してください。

本文印刷設定
インターネットFaxは、メールに添付されたイメージファイルをプリントしますが、 メール本文(ヘッダー部、テキスト部)のプリントもします。
添付ファイルのないメールについても、この設定にしたがってメール本文のみのプリントをします。

工場出荷時:
無効

本文プリントは、最大5ページまでです。

送信設定

インターネットFax送信に関する設定をします。

送達確認機能有効設定

インターネットFax送信時に送達確認を要求するように設定します。

工場出荷時:
無効

送達確認待ちタイムアウト時間

インターネットFax送信相手先からの送達確認(返信メール)の待ち時間を1分単位で1~240時間の範囲で設定します。

工場出荷時:
1時間
送達確認機能有効設定」を設定しているときに有効です。

送達エラー受信時の再送信回数設定

送信先インターネットFaxから返信エラーメールを受信した場合に、再送信する回数を0~15回の範囲で設定します。

工場出荷時:
2回
送達確認機能有効設定」を設定しているときに有効です。

送信データ上限値設定

インターネットFaxで送信する画像データのファイルサイズが大きくなりすぎないように、ファイルサイズの上限値を1MB単位で、 1MB~99MBの範囲で設定します。読み込んだ原稿画像から生成した画像データのファイルサイズが、設定した上限値をこえた場合、 その画像データは破棄します。
上限値を設定しないときは、[無制限]を選択します。

工場出荷時:
無制限
この設定は、スキャナー設定の「送信データ上限値設定(E-mail)」 と連動します。

回転送信の設定

原稿を以下のサイズで送信するときに、原稿を反時計回りに90°回転して送信するように設定します。(各サイズごとに個別に設定します。)
A4、B5R、A5R、8-1/2"x11"、5-1/2"x8-1/2"R、16K

工場出荷時:
すべて有効
A4Rおよび8-1/2"x11"R原稿は回転しません。

デフォルト日付発信元送出

送信した画像が相手機でプリントされるとき、用紙上部に送信時の日付および発信元情報登録の内容(発信元名称、 アドレス)をプリントするように設定します。

工場出荷時:
有効

ページ数印字

送信した原稿が相手機でプリントされるときに用紙の上部にページ番号をプリントするように設定します。

工場出荷時:
有効

宛先ビジー時の再コール設定

(この設定はダイレクトSMTP送信の場合のみ有効です。)
相手機がビジー時に、自動で送信し直すかどうかを設定します。
ビジー時の再コール回数
相手機がビジー時に再コールするかどうかを設定します。
また再コールするときは再コールする回数を設定します。
設定できる回数は0~15回です。

工場出荷時:
2回

ビジー時の再コール間隔
再コールする間隔を設定します。設定できる時間は1~15分です。

工場出荷時:
3分

通信エラー時の再コール設定

(この設定はダイレクトSMTP送信の場合のみ有効です。)
送信時、通信エラーが発生して送信に失敗したときに、自動で送信し直す設定をします。
エラー時の再コール回数
通信エラー時に再コールするかどうかを設定します。
また再コールするときは再コールする回数を設定します。
設定できる回数は0~15回です。

工場出荷時:
2回

エラー時の再コール間隔
再コールする間隔を設定します。設定できる時間は1~15分です。

工場出荷時:
3分

受信設定

インターネットFax受信に関する設定をします。

定形サイズへの自動縮小プリント

受信したデータに発信元名や発信元アドレスなどの印字情報が付いているとき、実際には定形サイズより若干大きいデータを、 自動的に縮小して定形サイズに合わせてプリントする設定をします。

工場出荷時:
有効
自動縮小しないように設定すると、定形サイズを超えた部分は印字しません。
ただし、原稿と等倍でプリントするため縮小時より画質が優れています。
定形サイズとは、A4やB5などの用紙サイズを指します。

受信データを両面印刷する

受信データをプリントするときに、用紙の両面にプリントします。
設定すると2ページ以上の同一用紙サイズデータを受信したときはすべて両面プリントします。

工場出荷時:
無効

受信データ転送先アドレス登録

本機が何らかのトラブルで受信データをプリントできないときに、受信データを転送するアドレスを、必要に応じて登録します。
転送先アドレス
転送先に指定するアドレスを半角64文字以内で入力します。
ダイレクトSMTP
ダイレクトSMTPでの転送を行いたいときに設定します。

工場出荷時:
無効

ホスト名またはIPアドレスを別途入力する
ホスト名またはIPアドレスを別途入力するときに設定します。

工場出荷時:
無効

ホスト名またはIPアドレス
「ホスト名またはIPアドレスを別途入力する」を有効にしたときに設定します。 ホスト名またはIPアドレス半角64文字以内で入力します。

転送先アドレスを複数登録できません。

レター受信時縮小印字設定

8-1/2"x11"R(レターR)サイズのデータを受信したときに、A4R幅に縮小してプリントできるようにする設定です。

工場出荷時:
無効
この設定中は、A4R受信時にも縮小プリントをします。

受信日時印字設定

受信した日時をプリントするときに設定します。
受信した日時をプリントする位置を[受信データ内]、[受信データ外]から選択します。
[受信データ内]を設定すると、受信データ上に受信日時をプリントします。
[受信データ外]を設定すると、受信データを縮小して、できた余白に受信日時をプリントします。

工場出荷時:
無効

定形サイズへの自動縮小プリント」 を設定していない状態では、受信日時印字設定の[受信データ外]は選択できません。

POP3通信タイムアウト時間設定

メールサーバー(POP3サーバー)から応答がない場合に、データの受信を中止するまでの待ち時間を、30秒単位で30~300秒の範囲で設定します。

工場出荷時:
60秒

受信確認サイクル設定

メールサーバー(POP3サーバー)に新着データが届いたかどうかを自動的に確認する間隔を、1分単位で0分~8時間の範囲で設定します。
0時間0分に設定すると、メールサーバーへの新着データの確認を自動的にはしません。

工場出荷時:
0時間0分
主電源投入時にもメールサーバー(POP3サーバー)への新着データを確認します。(ただし0時間0分設定を除く。)

受信データ印字サイズ設定

受信したデータの印字する際の用紙サイズを設定します。[すべてA4で印字する]を有効にすると、A4サイズにデータを印字します。

排紙設定

インターネットFax受信時の排紙トレイを設定します。
本機の構成により、表示する項目は異なります。

特定アドレス/ドメイン受信可否設定

登録済みのアドレス/ドメインに対して、受信の許可/拒否をするかどうかを設定します。

項目 設定内容

項目

登録したアドレス/ドメインの受信を拒否します。

受信許可

登録したアドレス/ドメインのみ受信を許可します。

すべて無効

すべて無効

新規登録

受信可否設定をするアドレスまたはドメインを新規に追加します(最大50件)。 アドレス/ドメインを半角64文字以内で入力し、[登録]キーをタップします。 入力した内容中、1文字目が「@」でなければアドレス、「@」であればドメインと判断します。(xxx@xx.xxx.□□□はアドレス、@xx.xxx.□□□はドメインとみなします。)アドレスは特定のアドレスを1件指定しますが、ドメインを設定した場合は、同ドメインを含むアドレスすべてに設定を適用します。

登録アドレス/ドメイン一覧

登録しているアドレスとドメインを一覧表示します。この画面でアドレスまたはドメインを選択して、 一覧から削除します。

工場出荷時:
すべて無効
受信可否設定するアドレス/ドメインを1件も登録していないときは、[新規登録]以外のキーは選択できません。

サーバー設定

受信設定

インターネットFax受信
インターネットFaxの受信を行うかを設定します。

工場出荷時:
有効

POP3サーバー
使用するPOP3サーバー名を入力します。
ポート番号
使用するPOP3サーバーのポート番号を指定します。

工場出荷時:
110

認証方法
POPの認証方法を設定します。
Microsoft365、Exchange Onlineなどを使用する場合は、「OAuth2.0」を選択します。 OAuth2.0を選択した場合の設定方法については、「OAuth2.0認証について」を参照してください。

工場出荷時:
プレーンテキスト認証

プロバイダー
認証方法で「OAuth2.0」を選択したときに設定できます。
プロバイダーを選択します。

工場出荷時:
Microsoft

アカウント名
認証方法で「OAuth2.0」を選択したときに設定できます。
アカウント名を入力します。

トークン
認証方法で「OAuth2.0」を選択したときに設定できます。
現在のトークンの状態を表示します。

取得/削除
トークンを取得していない状態のときは「取得」キー、トークンを取得しているときは「削除」キーが表示されます。「取得」キーは本機のシステム設定で表示され、Webページでは表示されません。

ユーザー名
認証方法で「OAuth2.0」以外を選択したときに設定できます。
使用するサーバーのユーザー名を半角64文字以内で入力します。
パスワード
認証方法で「OAuth2.0」以外を選択したときに設定できます。
使用するサーバーのパスワードを半角32文字以内で入力します。
POP3通信タイムアウト時間
POP3サーバーに対する通信タイムアウト時間を設定します。

工場出荷時:
60秒

受信確認サイクル設定
POP3サーバーに対する受信確認サイクルを入力します。

工場出荷時:
0時間0分

SSL/TLSを有効にする
POP over SSL/TLSまたは、STLSコマンドによるPOP over TLSとして暗号化通信します。 サーバーはPOP over SSL/TLSまたはSTLSコマンドに対応している必要があります。
POP over SSL/TLSの場合は、[ポート番号]にPOP over SSL/TLSのポート番号を設定します。
POP over TLSの場合は、[ポート番号]に通常のPOP3と同じポート番号を設定します。

工場出荷時:
無効
接続テスト
[実行]キーをタップすると、POP3サーバーへの接続をテストします。

初期設定

発信元登録
発信元名
インターネットFaxを送信する際の発信元の名称を入力します。
発信元アドレス
インターネットFaxを送信する際の発信元アドレスを入力します。

ダイレクトSMTP設定

ポート番号(受信)、ポート番号(送信)
ダイレクトSMTPで送受信するとき、使用するポート番号を指定します。

工場出荷時:
25

タイムアウト
ダイレクトSMTPで送受信するとき、サーバーからの反応がなく、送受信を中止するまでの待ち時間を設定します。

工場出荷時:
300秒

Version 03a / bp70c65_usr_03a_ja

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